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岡山市中区で築20年のスレート屋根のドローン調査です
更新日:2023年2月28日
岡山市中区で築20年になるスレート屋根の調査です。依頼の切っ掛けは敷地内に屋根材の破片らしきものが落ちてきたとの事で、不安になり調査の依頼をいただきました。お施主様の意向もあり、今回は屋根上に上がっての調査ではなく、ドローンを使用しました。下からは確認できませんでしたが、見てみると屋根材はニチハ製「パミール」残念ながら多数の不具合が発生しているスレート屋根材です。
ドローンからの屋根全景。複雑な形状の寄棟ですね。遠目で見ると全体的に褪色が目立ちます。20年間、メンテナンスしてない様です。現在では、無機塗装で30年間、再塗装不要のカラーベストも販売されていますが、当時のスレート屋根材はアクリル系塗装で10年~15年での再塗装を推奨しています。
ドローンで接近しました。先端部が、欠落してます。よく見ると、基材が分離し剥がれている様です。この現象はニチハ製「パミール」の特長です。パミールは当時、有害なアスベストを排除した安全なスレート屋根材として発売されたのですが、開発段階の検証が不十分だったのか、7,8年が経過した頃から基材剥離、ひび割れなどの不具合が出てきます。
こちらも先端部が大きく欠損しています。多数の不具合箇所が見られます。この状態になると再塗装は不可能です。
板金部はかなりの退色ですが、錆は見られません。
棟、谷部板金部は当初はブラック色だと思われますが、現在はかなりの退色が見られます。棟部の錆は以前設置していたTVアンテナの錆が付着している様です。錆腐食に強いガルバリウム鋼板ですので、20年経過した板金部は再塗装が可能ですが、屋根材がニチハ「パミール」ですと改修方法としては、既存屋根材を残すカバー工法、既存屋根材を撤去する葺き替え工事のどちらかとなります。カバー工法となると重量的にも軽量な板金屋根材、スレート屋根材の約半分の重量のアスファルトシングル屋根材が選択できます。葺き替えとなると既存屋根材を撤去しますので、軽量な板金屋根材を使用すると、かなりの屋根上重量の軽減が可能です。建物上部の軽量化は地震等の揺れ軽減になり、耐震補強の効果があります。
街の屋根やさん岡山倉敷店では、多くの屋根材を取り扱っています。ご要望、予算等の希望に応じた施工工法、屋根材の提案をさせていただきます。ドローンを使用しての調査見積も無料でさせていただきます。ご依頼をお待ちしております。
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株式会社 佐藤瓦
〒702-8025
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