ホーム > 屋根の応急処置は一時的な保護です!貝塚市の事例でご紹介!

屋根の応急処置は一時的な保護です!貝塚市の事例でご紹介!
更新日:2025年9月11日
台風や地震の時に屋根に被害を受け、応急処置をしたことはありますか?
その後、月日とともに応急処置で使用している土のうが破損したり、
ロープが切れて土のうが落下したり、ブルーシートが風に煽られてバタついている・・・
と、困った経験をされたことがある方も多いかもしれません。
この記事では、貝塚市で台風被害に遭った屋根の調査と応急処置の様子をご紹介します。
「台風で屋根の瓦が飛ばされたので、調査と修理の見積もり、そして応急処置をお願いしたいんです」
◆◇◆ A様邸は木造2階建ての住宅です ◆◇◆
■ 屋根・・セメント瓦葺き(セメントと川砂を混ぜて形成した屋根材)
■ 外壁・・モルタルの塗り壁
■ ご相談内容・・台風で屋根の瓦が飛散したので調査と修理に見積もり、応急処置をご希望されています。
台風が去った後、家の周囲を確認すると、庭に割れた瓦が散乱して棟板金も落ちていたそうです。
■□■□ 棟板金とは □■□■
屋根の頂点の三角になった水平部分(棟)に取り付ける金属製の部材のことです。
棟は屋根面同士の取り合い部で、その隙間から雨水が入るのを防ぐために取り付けられた板金です。
屋根に上がって調査を行うと、棟の際の瓦が端から端まで飛散し、棟板金とその下地の貫板も飛ばされていました。
セメント瓦は屋根面に向かって1枚1枚釘で固定されていますが、台風の強風に煽られてめくれ上がってしまったのでしょう。また、棟板金も棟の端から端まですべて飛ばされている状態です。
瓦の下には「ルーフィング」という耐久性のある防水シートを敷いていて、棟をまたいで施工していることから、棟板金や瓦が飛散してもすぐに雨漏りする可能性は低いのですが、ルーフィングが傷んでいると雨漏りしてしまいます。
また、瓦の内側に雨水が浸入した時にルーフィングを固定している釘頭からじわじわと染み込んで屋根の下地の劣化を進める原因になることもあります。
屋根面に葺いている地瓦も3カ所で割れている状態でした。
屋根面は屋根に落ちてきた雨水が軒先に向かって流れることから、瓦が割れて隙間があくと、そこから雨水が流れ込んでしまいます。
ルーフィングが健全であれば雨漏りしませんが、いつ雨漏りしてもおかしくない状況下にあるということを頭に入れて、きちんと修理しましょう。
「雨漏りしてないですが、瓦が落ちていて心配なので応急処置をしてもらえませんか?」
とのご依頼で、後日屋根を養生(保護)させていただきました。
被害に遭った棟にブルーシートをかけて、土のうで押さえています。
土のう袋を屋根の両面に配置しないでいいように、屋根の棟に木の桟を打ち付けて支えています。また、シートも桟で押さ得ていますので、飛散を防止することができます。
屋根面の割れた地瓦は、強力な防水テープを貼って処置しました。
割れた部分をテープで覆ったので、テープが傷まない限り雨水が入ることはありません。
応急処置後、雨漏りもしていないですし、そのまま様子を見られていましたが、約1年後に再度ご連絡がありました。
「屋根の土のうが破れて土が落ちてきて、お隣の家に迷惑をかけているので何とかなりませんか?」
とのご相談で、応急処置の補修を行いました。
屋根に上がって確認すると、土のうが破れて屋根面に砂が流れている状態です。
■□■□ 屋根の応急処置について □■□■
屋根の応急処置は、あくまでも一時的に保護するための処置ですので、長くはもちません。
特に屋根の上は毎日、紫外線や熱などの外気の影響をまともに受けますので、劣化しやすい部分です。
更に、A様邸のように屋根の勾配が急だと、土のう袋が常に引っ張られている状態ですので、荷ががかって破損しやすいのです。
台風の後、月日とともに、ブルーシートが風に煽られてめくれ上がったり、土のうが破れたり、土のうを引っ張っているロープが切れている光景をたくさん見ました。
もう一度お伝えしますが、応急処置はあくまでも一時的に保護するものですので、被害箇所が修繕されるわけではありません。応急処置のし直しはその都度費用が掛かる場合もありますので、できるだけ早めに本工事を行いましょう。
破損した土のう袋を交換し、応急処置のし直しを行いました。屋根面に落ちていた砂もきれいに清掃しています。
お隣の住宅のカーポートの屋根にも砂が落ちていたので、きちんと清掃しています。
***********************************
街の屋根やさん岸和田店は、屋根の応急処置から修理までご相談を承っております。
近年、大型の台風が上陸したり、突風に見舞われたり、地震も頻繁に発生しています。
「急な自然災害に備えたい」というご相談も随時承っておりますので、
心配なことなどありましたらお気軽にご相談ください。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@39yamanaka.com
株式会社やまなか工務店
〒596-0821
大阪府岸和田市小松里町142−2 OTビル2階
大阪府の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail roofkadoma@kawaramasa.co.jp
株式会社 瓦柾
〒572-0077
大阪府寝屋川市点野5丁目1-2
電話 0120-989-742
E-Mail yane-sakai@osaka.zaq.jp
くまさんホーム株式会社
〒599-8237
大阪府堺市中区深井水池町3260-3
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@h-o-k-s.com
東大阪瓦産業株式会社
〒578-0982
大阪府東大阪市吉田本町2丁目2−43


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。