吹田市 瓦修理 トラブル発生の瓦をプロが修理いたします！
更新日：2021年6月8日
修理前の瓦屋根です。
瓦屋根の頂上にあたる棟(むね)に設置された瓦がガタガタにずれているのが分かりますね。
これでは、瓦の落下・飛散だけではなく、内部に雨水が入り込み雨漏りに発展する恐れもあります。
屋根のプロによる最適な修理で瓦を健全な状態に戻せました！
「たった一枚の瓦の飛散」
放置し続けることで考えられるリスクは「さらなる瓦の落下・飛散」「雨漏り」「瓦のズレの拡大」などがあります。
また、落下した瓦が通行人に当たる可能性も。
経験豊富な屋根職人の修理は雨水の流れを計算し、最適な方法で施工されています。
瓦の不具合は放置すると徐々にズレや歪みが拡がっていく可能性が高いです。
なるべく早めに修理をすることで被害も費用も最小限に抑えられます。
しかし、2020年現在、耐震性への悪影響から瓦屋根の土葺き工法は殆どおこなわれていません。
こちらが修理ご依頼のあった瓦屋根です。棟中央付近の冠瓦(かんむりがわら)が2枚無くなっています。
何らかの原因で瓦が落下し飛散したのでしょう。
上写真をごらんください。左手に棟から落下した瓦が散乱しているのが分かりますか？
実際、屋根に上ると冠瓦が2枚飛んでなくなっていました。
原因は、瓦を締める銅線の切れ。
冠瓦を固定するために留めてある銅線が切れて、瓦が飛散してしまったと考えられます。おそらく、強風によって冠瓦が飛ばされたのでしょう。
今にも落ちそうな冠瓦が他にもありますね。
銅線が古くなって緩んでいる箇所や、切れてしまってる箇所が確認されました。
葺き土は固まっておらず、棟を締める銅線もかなり古くなっています。
棟瓦の土がむき出しになっています。
露出した葺き土は雨ざらしです。
このままですと、雨水が浸入し雨漏りへ発展するでしょう。
新しい冠瓦です。
冠瓦が無くなってしまった箇所は葺き土が露出し雨ざらし状態。新しい冠瓦を設置し屋根修理を進めていきます。
切れてしまった銅線は熨斗瓦(のしがわら)の中から締め付けなければなりません。
つまり、瓦を固定している銅線は一度切れてしまうと、棟瓦を解体しない限り元通りに締め直すことができないのです。
今回はラバーロック工法による修理となるため、コーキング材を準備します。
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銅線が切れて固定力が低下している瓦と瓦を、コーキング材で固定しました。
コーキング材を使用するラバーロック工法は見栄えは少し劣りますが、修理費用を抑えて現状を改善できます。
棟瓦の各所にコーキングを打ちます。
コーキングを打つ範囲や量が多すぎると、逆に雨水を招き入れることにつながります。
「最適な位置に」「最適な量を」施工し、瓦修理が完了です。
ラバーロックで修理された瓦屋根の棟です。
経験豊富な屋根職人が、雨水の流れを読んだ上でおこなった最適な修理施工です！
修理前は雨漏りの心配もありました。
修理方法は、「棟の積み直し」「棟の積み替え(防災棟)」が最適ではありましたが、お客様のご予算・ご希望を考慮し話し合いを進めた結果、修理方法として「ラバーロック工法」を採用しました。
ラバーロック工法による瓦修理は、「費用を比較的安く済ませられる」「瓦の落下防止効果がある」「修理にかかる期間が短く済む」というメリットがあります。
ただ、ラバーロック工法には「屋根知識のない業者が施工すると雨漏りにつながる恐れがある」「美観を損ねる」「解体に手間がかかる」などのデメリットも。
お客様の屋根と現状を実際に無料調査した上で、プロが最適修理方法をご提案させていただきます。
お気軽にご相談くださいね！
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しかし、放置し続けることで屋根内部への雨水浸入へと発展します。そうなれば内部の腐食が進行し、状況によっては部分的な修理だけでは済まないケースも。
古くなった漆喰を手作業で丁寧に取り除き、内部の傷んだ葺き土も除去して下地から施工し直しています。
そのため、瓦まわりの漆喰詰め直しだけではなく、劣化した葺き土を取り出し下地からやり直す必要があります。劣化した葺き土の上から、いくら丁寧に新しい漆喰を施工しても耐久性に悪い影響を与えるからです。
施工当初の葺き土は粘着力の高い粘土質な下地材です。この粘着質によって瓦を最適な位置に留められます。
しかし、葺き土は屋根の「防水材」としても役割も担っています。
そのため、葺き土は「濡れる⇒乾く⇒濡れる⇒乾く…」を繰り返すうちに、粘着質から徐々にサラサラ状態へと変化します。サラサラした状態の葺き土では瓦を固定させられません。
そのため、葺き土の劣化は瓦のズレを引き起こし、これにより屋根に不要な隙間が生じることとなります。そうなると、瓦のズレはどんどん広範囲に拡がっていき、「瓦の落下」「雨漏り」などの被害を引き起こすのです。
そのきっかけとなりやすいのが、やはり予期せぬ災害です。普段は、「見た目だけの問題」と放置していたちょっとしたトラブルが、災害が引き金となって「屋根飛散」「雨漏り」などの大きなトラブルへと発展します。
災害による被害を未然に防ぐためにも、平時のメンテナンスが屋根には必要です。
より防水性・耐久性にすぐれた下地材「なんばん漆喰」を使用します。なんばん漆喰は「漆喰」と「葺き土」両方の役割を果たすことができる下地材です。
「漆喰」という名前ではありますが、漆喰とは別物です。なんばん漆喰は、
そのため、素材自体に水を弾く性質があり、さらに乾燥することでセメントのような強度も期待できる非常にすぐれた下地材です。
下地材になんばん漆喰を採用することで、下地自体の強度が増し、以前よりも丈夫な屋根が実現します。耐用年数は約15年～20年程です。
屋根の頂上にあたる棟
古くなった漆喰には剥がれ以外にも、
瓦の継ぎ目には防水性を高めるため、コーキング材を打ちます。また、瓦を固定させる役割も果たします。
ただし「とにかく塞げばいい」という施工ではいけません。雨水が上手く抜けるように必要な隙間は残しつつ、必要な箇所に必要な量のコーキング材を施工します。
この「必要となる隙間」を埋めた場合、逆に雨水を建物内部へ招き入れることにもなりかねないのです。
「ちゃんと修理してもらえたのかな」「見た目は綺麗に仕上がっているけど、トラブルは再発しないだろうか」
ただ、修理が完了したとはいえ、
万が一、トラブルが再発したり、ご不安事があるという場合はいつでもご連絡くださいね。
吹田市で瓦修理・メンテナンスなら「街の屋根やさん大阪吹田店」におまかせください！
最適な屋根修理のためには、「雨水の流れを理解している」ことが大前提です。雨水は目で確認出来ない程小さな隙間からも浸入します。
そして、屋根には「雨水を浸入させない」ことはもちろん、「雨水をうまく排水させる」ということが必要です。
そのためには、「ただ塞ぐ」という修理方法では済まない場合もあります。屋根修理には専門の知識が不可欠です。
最適な屋根修理のためには、「雨水の流れを理解している」ことが大前提です。雨水は目で確認出来ない程小さな隙間からも浸入します。
そして、屋根には「雨水を浸入させない」ことはもちろん、「雨水をうまく排水させる」ということが必要です。
そのためには、「ただ塞ぐ」という修理方法では済まない場合もあります。屋根修理には専門の知識が不可欠です。
雨漏りの修理をご依頼頂いた場合、私たちがまず徹底的におこなうのは「事前の原因調査」です。理由は、最適で確実な雨漏り修理のためには現状を正確に知らなければ、適切な修理内容は導き出せないから。
そのため、弊社はいつでも無料で吹田市へ駆けつけ、「相談」「調査」「ご提案」「お見積り」までさせていただきます。
もちろん、お見積りまででも構いません。
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