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堺市中区で台風被害を受けた屋根材と破風板の補修工事を行いました
堺市中区 火災保険 火災保険 火災保険
【工事のきっかけ】
2年前の台風によりスレート屋根材の一部が飛散し、雨漏りはしていないものの、一度もメンテナンスを行っていないので、不安な状態で過ごされていたようです。
スレート屋根材は各所に割れや欠けが見られ、破風板はコーキングの剥がれが見られた為、屋根破損箇所にはガルバニウム鋼板を差込み、破風板には変成シリコンを使用しコーキング補修を行いました。
基本情報
- 施工内容:火災保険 火災保険 火災保険
- 施工期間:2日
- 築年数:16年
- 使用材料:ガルバリウム鋼板・変成シリコンコーキング
堺市中区にて2年前の台風で被害を受けた住宅の
【屋根材補修】と【コーキング補修】を行いました。
スレート屋根材にひび割れや欠けが数箇所見られました
【被害原因】
色褪せや経年劣化により屋根材の強度が下っていた状態で、
台風被害に遭いひび割れや欠けが起こったと考えられます。
こちらのスレート屋根材はレサス(旧松下電工製)という商品で、
強度が低く、経年劣化による割れや欠け・反り返りが起こる事から現在は生産されていません。
超大型であった2018年の台風21号での暴風雨には耐えられなかったのでしょう。
【問題点】
すぐに雨漏りするわけではありませんが、ひび割れた隙間から雨水が屋根内部に侵入し、
屋根下地材を少しずつ劣化させていき、次第に雨漏りに繋がっていきます。
破風板のコーキングに剥がれが起きていました
【被害原因】
破風板は建物の中でも風を受けやすい箇所であり、コーキングの経年劣化も相まって強風により剥がれてしまったと思われます。
【問題点】
放置していると剥がれた所から軒天へ雨水が入り込み、壁際などから雨漏れが起こる可能性があります。
屋根の側面部分を『破風(はふ)』いい、破風部分に取り付けられた板の事を破風板と呼びます。
破風板の役割
①屋根の耐風性の向上
屋根は、上からの衝撃には強いですが、横から吹き付ける風には弱い構造になっています。
横から吹き付ける風を破風板が分散してくれる事で、吹き上げる風の力に耐えられるようになっています。
②雨水が入り込むのを防ぐ
雨が降ると軒先へ雨水が流れていきますが、破風板がある事である程度の雨水が遮断され、
外壁や軒裏に流れ込むのを防ぎます。
また、破風板は雨樋を取り付ける基礎になりますので、雨を適切に排水するのにとても重要な部分です。
③防火性を向上する
破風板には燃えにくい素材(厚みのある木材や窯業系サイディング)を使われている事がほとんどです。
その為、万が一火事が起こった場合に、建物内部まで火が回るのに時間稼ぎをしてくれる効果があります。
何気ない部分ですが、あるかないかで非常時の被害規模が変わってきますよね。
厳しい環境から建物を守る破風板だからこそ、傷みが早く出やすい為、定期的に点検を行う事をオススメします
屋根材で4箇所に大きな割れや欠けがありました。
今回は割れがあったスレート屋根材の上に、
こちらのガルバリウム鋼板を重ねて補修していきます
・・・・・・・・ガルバリウム鋼板とは・・・・・・・・
鋼板の表面にアルミニウム・亜鉛・シリコンがメッキ加工され、防錆性・耐久性・耐熱性に優れた素材。
加工もしやすい事から住宅の外壁や屋根以外にも、
工場や高速道路の防音壁、
電子レンジや自動販売機などの電子機器など
現在様々な用途で使用されています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
割れたスレート屋根材に接着剤を塗っていきます
ガルバリウム鋼板を差し込んでビスを打ち込むだけでは、
しっかり固定できませんので、専用の接着剤を使用して浮きがないように取り付けます。
角材を使ってガルバリウム鋼板を差し込みます
真っすぐ綺麗にする為に、角材でトントンと打つようにガルバリウム鋼板を差し込みました。
スレート屋根材の外に出ている幅は約20cmですが、実際は40cmほど幅があり、半分ほど重なりを持たせています。
その為、カバーするガルバリウム鋼板も同じ大きさの物を使用しました。
軽微なひびや亀裂が入った箇所は約10箇所あり
こちらにはコーキング剤で補修していきます
・・・・・・・コーキングとは・・・・・・・
『コーキング剤』と呼ばれる弾性のある
樹脂材を隙間に充填する事。
コーキング剤は『シリコン系』や
『ウレタン系』など様々な種類があり、
使用箇所や目的によって使い分けられる。
雨漏りやひび割れ補修の他、クッション材や
接着剤としても使用される場合がある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
変成シリコンという種類のコーキング剤でひび割れを補修しました
変成シリコンの一番の特徴は『上から塗料が塗れる』という事です。
普通の『シリコン』コーキングを使用してしまうと、コーキングを打った箇所の塗料を弾いてしまう為、
塗装メンテナンスの際に綺麗に塗れず困ってしまいます
その為、スレート屋根材や外壁など将来的に塗装メンテナンスを行う可能性がある箇所には
『変成シリコン』コーキングを使用します。
工事の時だけでなく、今後の事も考えて材料を選びます
コーキングが剥がれていた破風板も補修します
コーキング剤を充填する前に、
まずはマスキングテープを貼って養生しておきます。
養生には周辺にコーキング剤が付いてしまうのを防ぐ他に、真っすぐ綺麗に仕上げる目的もあります
マスキングテープが歪んでいるとコーキング剤も綺麗に打てない為、養生から丁寧に行う必要があります
コーキング剤を打ちます
こちらにも屋根材同様、
変成シリコンのコーキング剤を打ちました
破風板も表面の塗装が徐々に剥がれていき、
塗装メンテナンスを行う可能性がある為、
変成シリコンを使用しました。
これですべての補修工事の完了です
住宅の屋根材には様々な種類があり、その中には塗装や補修が難しい屋根材が多く存在します。
2000年前後に製造されたノンアスベスト切り替え時期の製品もその一つです。
昔の屋根には、強度が高く優秀な建材アスベスト(石綿)が一般的に使用されていましたが、
健康被害がある事から原則使用禁止となり、各メーカーが『ノンアスベスト』の屋根材を販売し始めました。
しかし、アスベストを取り除くと強度が低くなり、
ノンアスベストへ切り替え当初の製品には割れや欠けが顕著に見られました。
このような強度が低い屋根材は、部分的な補修などで破損箇所の回復や雨漏りなどの心配は解消されますが、
大切な住まいをいつまでも健康で元気に保つ為には、
屋根の重ね葺き(カバー工法)や葺き替え(交換)工事が必要になってきます。
住まいに関するご不安やお困りの事がございましたら・・・
お客様にとって最適な工事のご相談やご提案をさせて頂きますので
街の屋根やさん・堺店までお気軽にご連絡下さいませ
【スレート屋根ガルバリウム鋼板補修工事後】
スレート屋根、特にこちらの『レサス』は経年により強度が下り、工事の際にも割れてしまう可能性がある為、差替えや塗装替えにはあまり適さない素材です。
その為、今回は破損箇所にガルバリウム鋼板を重ね張りを行う部分的な補修を行いました。
【スレート屋根コーキング補修工事後】
今回はあくまでも簡易的な補修であり、屋根材や外壁にも色褪せが見られますので、葺き替えや外壁塗装もオススメさせていただきました。
近年の大型台風や震災、記録的豪雨は、毎年のように容赦なく私たちに被害をもたらします。
自然の猛威から皆様の大切なご家族を守るのは、正しい防災知識と頑丈な家とも言えるでしょう。
いざという時に困ってしまわないように、
お住まいで気になる所や心配箇所があれば、
できるだけ早く解消しておきましょう。
【工事完了後】
【スレート屋根ガルバリウム鋼板補修工事後】
スレート屋根、特にこちらの『レサス』は経年により強度が下り、工事の際にも割れてしまう可能性がある為、差替えや塗装替えにはあまり適さない素材です。
その為、今回は破損箇所にガルバリウム鋼板を重ね張りを行う部分的な補修を行いました。
【スレート屋根コーキング補修工事後】
今回はあくまでも簡易的な補修であり、屋根材や外壁にも色褪せが見られますので、葺き替えや外壁塗装もオススメさせていただきました。
近年の大型台風や震災、記録的豪雨は、毎年のように容赦なく私たちに被害をもたらします。
自然の猛威から皆様の大切なご家族を守るのは、正しい防災知識と頑丈な家とも言えるでしょう。
いざという時に困ってしまわないように、
お住まいで気になる所や心配箇所があれば、
できるだけ早く解消しておきましょう。
【スレート屋根コーキング補修工事後】
今回はあくまでも簡易的な補修であり、屋根材や外壁にも色褪せが見られますので、葺き替えや外壁塗装もオススメさせていただきました。
近年の大型台風や震災、記録的豪雨は、毎年のように容赦なく私たちに被害をもたらします。
自然の猛威から皆様の大切なご家族を守るのは、正しい防災知識と頑丈な家とも言えるでしょう。
いざという時に困ってしまわないように、
お住まいで気になる所や心配箇所があれば、
できるだけ早く解消しておきましょう。
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