生駒市で同じ敷地内に立ついぶし瓦のケラバ瓦が剥がれを起こしている、棟違いのS瓦の棟瓦が破損していました。

オンライン相談から現場調査へ向かい、問題箇所を確認し調査を行いました。

大掛かりな工事ではなく、問題箇所の修繕工事が可能なため、部分工事を行います。

それぞれ湿式工法で固定されていました。葺き土や漆喰の施工していきます。

では、工事の様子をご覧下さい！！

破損箇所の確認と屋根の状態

S瓦の棟瓦破損

棟瓦や棟板金は屋根の頭頂部にあります。

屋根の上は高さもあることから地上とは雨や風の体感も違います。

雨は一年中降りますし、台風の季節もあり、最近では強風も吹き付けます。

劣化を見逃していると剥がれを起こしてしまいます。

いぶし瓦と葺き土でメンテナンス開始

瓦屋根は綺麗に整列し歪みのないように施工していきます。
剥がれた部分だけでなく一列を一旦剥がし施工し直します！
2枚目の写真は横から見たケラバ部分です。
浮きがないかなど施工してからもさまざまな角度からチェックを行います！

破損してしまったいぶし瓦は新しい瓦を用意し固定し直します。
いぶし瓦など一般的な瓦の種類は今なお作られ、用意できますが、特殊な瓦やデザイン瓦は廃盤になっていつ可能性も高く、ない場合は似た瓦などを選んでいただき施工します。

棟瓦の修繕

S瓦は洋風瓦の一種でデザイン性もあり瓦の中で人気となっています。

色合いも明るく洋風の建物によく使用されています。

施工方法は葺き土と漆喰で固定し直します。

棟の取り直しは必要がないため部分のみを施工しました。

屋根の修繕は屋根の寿命に深く関係するのでご自身の家のメンテナンスサイクルを把握しておくことをお勧めします！
工事が完了しました。

屋根の問題は小さいうちに解決しておきましょう！
ありがとうございました！