和歌山市　雨樋交換

【工事のきっかけ】
和歌山市の雨樋の掃除の施工事例です。W様がベランダを掃除しようと水を流すとベランダに水が溜まってなかなか抜けなかったことがきっかけで街の屋根やさん和歌山店にご相談をいただきました。強い雨が降った時に確認したことはないそうですが、ベランダに流した水がきちんと排出されずしばらく溜まった状態だったので、下にある雨樋が詰まっているのでは、と雨樋の掃除のご依頼がありました。ベランダは外部に設置されているので、雨水が吹き込んだ時に排出できるように排水口（ドレン）を設けています。W様邸のベランダには床にドレンがあり、その下に雨樋を取付けて地下に流しています。ベランダのドレンを確認すると、中からゴミや泥などがたくさん出てきて、更に雨樋をカットして確認すると、泥がびっしりと詰まっていました。雨樋もきれいに掃除し、きちんと雨水が流れるようになりました。「あまり掃除をしないので、知らない間に詰まってたんですね。これからは気をつけて、定期的に水を流そうと思います」工事後のW様の声です。

ビフォーアフター

施工前

施工後

基本情報

• 施工内容：雨樋交換
• 施工期間：1日
• 築年数：築45年

• 施工費用：約3.5万円（税込み）

• 使用材料：継手・接着剤他

• 保証年数：なし

W様邸は木造・2階建てで、玄関正面に設置されているベランダを掃除しようと水を流したら、なかなか抜けなくてびっくりされたそうです。

ベランダは外部に設置されているので、ホコリが溜まりやすい部分です。また、強風時には砂やホコリ、ビニールなどのごみや枯れ葉が飛ばされてきます。その影響で知らず知らずのうちにドレンや雨樋が詰まることがあります。

まずは長いヘラを差し込んでドレンを確認すると、やはり詰まっている状態で、中から泥やビニールの切れ端などがたくさん出てきました。

ドレンはベランダに集まった雨水を排出するための排水口なので、ベランダに積もったホコリなどが雨の日にドレンに流されます。砂やホコリだけなら詰まることは少ないのですが、ビニールなどの水を通さないものや、大きなゴミが流されるとそれが原因でどんどん詰まる危険性があります。

ドレンの詰まりを解消しても、下で雨水を受けている雨樋が詰まっていると、そこから雨水が溢れてしまいます。

雨水が地下まできちんと排出されるように、雨樋をカットして確認しました。

樋をカットし、ベランダの下で水を受けている集水器を取り外しました。

取り外した集水器を確認すると、集水器の中も詰まっていました。集水器が詰まっているということは、その下に接続している樋も詰まっている可能性があります。

集水器の下にはエルボという雨樋の向きをかえる部材が接続されています。

エルボ部分は隙間が無いほどびっしりと泥が詰まっていました。真っ黒な泥で樋の中が埋まっています。

エルボの先には呼び樋（雨水を竪樋に送るための短い樋）が接続されていて、やはり詰まっている状態でした。

中に詰まっていた泥などを針金で掻き出してきれいに掃除したので安心です。

樋の中に詰まっていた泥やごみなどを袋に詰めると袋がいっぱいになりました。

ごみに泥が絡んで何が詰まっていたかきちんと確認できていませんが、樋の中に大きなものが入ると突っ掛かって、詰まる原因になってしまいます。

雨樋をきれいに掃除した後、継手部材を使用してカットした部分を接続して復旧しました。

これで、通常通り樋が使えます。

雨樋掃除完了です！

ベランダに水を流して確認すると、溜まることなく排出されたので安心してご使用いただけます。

今回は、1階部分の樋の掃除だったので、この費用で工事ができましたが、2階部分の樋の掃除など場所によって費用が変わっています。特に2階部分の樋の工事では足場が必要になることがありますので、まずは調査のご相談をいただけたらと思います。

【工事完了後】