ホーム > 古河市のセメント瓦は塗装?葺き替え?双方のメリットデメリット…

古河市のセメント瓦は塗装?葺き替え?双方のメリットデメリット
更新日:2022年4月9日
古河市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今回は、古河市で行ったセメント瓦屋根の調査現場から、メンテナンス法についてお話します。
施工後30年が経過している屋根は、塗装か?葺き替えか?(屋根を新調)迷う経過年数です。
どのメンテナンス方法を選ばれるかは最終的にお客様の判断ですが、屋根のプロとして双方のメリットデメリットはキッチリをお伝えさせて頂くのが当店流(^o^)/
詳しく解説していきますので、築年数が経過されているセメント屋根住宅の方は参考にしてみて下さいね。
今回の舞台は、築30年のお住まいです。
依頼主様によると、ご自身で過去に2回ほど塗装されたもののご高齢になったことから、今回はプロの屋根業者にお願いしたいと思い、当店にご相談いただきました。
屋根材はセメント瓦で、過去のメンテナンスは塗装のみで、防水紙の交換などは行っていません。
なお、1階の下屋根部分のセメント瓦屋根の塗装工事をご希望されています。
築30年を考えると、セメント瓦だけでなく防水紙も寿命を迎えており、雨漏りのリスクを考えると、塗装だけでは心もとないなぁと感じました。
ここで、屋根にまつわるウンチクを・・・
屋根は、外側から、瓦→防水紙(ルーフィング)→野地板の順に構成されています。
屋根の防水は、屋根材(今回の現場で言えばセメント瓦)でも行っていますが、実は、雨水のいくらかは瓦の内側に入っており、最終的に雨の浸入を防いでいるのは防水紙なんです。
したがって、今回の現場で言えば、セメント瓦が一次防水、防水紙が二次防水機能と言う事になります。
では!?防水紙の耐久性を考慮せずに、塗装で済ますのは如何でしょう(>_<)
ここが、屋根のメンテナンス時に考慮しないといけない、重要な要素なんです!
そんな事を考えながら、工事費を算出するために、1階の屋根の計測をします。
もちろん、屋根の状態も確認しながらですよ〜
セメント瓦の塗装は経年による剥離が認められ、良い状態ではありません(><)
何かしらのメンテナンスは必要なのは確かです。
こちらが、セメント瓦部だけ計測して起こした図面です。
寸法を測りながら、施工が難しい箇所も同時に確認させて頂きます!
ここが1つ目の難所です。
一体どこに問題があるのでしょうか?
実は、セメント瓦の軒先と増築したベランダの鉄骨が、緩衝しているんです。
年数が経過している住宅は、増築を繰り返している場合が多いことから、通常ではありえない構造が、時々見受けられます。
ベランダの鉄骨がセメント瓦にのっかっています。
塗装の場合は、手の届く範囲で塗装を行うか、ベランダの床面を外して塗装を行うしかなく・・
屋根を新調する葺き替え工事の際には、鉄骨を持ち上げるか?床面を撤去するかの判断が必要です。
ここが2つ目の難所です。
一体どこに問題があるのでしょうか?
横からは分かりにくいのですが、正面から見ると屋根が重なっているのが分かります。
この部分も増築ならではの重なりです!
メンテナンスを考慮した上で増築してくれていると助かるのですが、類似した増築現場が多いのが現実( ;∀;)
重なりの下屋根部分は、塗装の場合は手が届く範囲での塗装となり、葺き替えの場合は板金を用いた雨水対策が必要です!
無料調査はただの計測ではなく、どの様に施工を行うかを検討しながら行っているんですよ( ^ω^ )
依頼主様は当初、塗装を検討されているようでしたが・・・
築30年だと、セメント瓦だけでなく、防水紙も寿命を迎えているという前提を踏まえた上でご報告しました。
ところで、塗装か葺き替えか、双方のメリットデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?
もちろん、双方のメリットデメリットだけでなく、お客様それぞれのご予算やライフプランなども踏まえての判断になります。
「安いが雨漏りリスクを承知して塗装するか?費用は掛かるが葺き替えて安心をとるか・・・」
ブログをご覧のみなさんは、どのように判断されますか?
お住まいの屋根のメンテナンスは、決して安くはありません。
塗装か葺き替えかをお客様が悩むのは、ごくごく自然なことです。
今回の現場は、屋根塗装と屋根葺き替え工事の二種類の見積書を提出させて頂く事になっています。
双方のメリットデメリットを踏まえた上でじっくり考えて頂くようお話しし、今回の調査は終了です。
今回のセメント瓦屋根のメンテナンスのお話はいかがでしたか?
将来の計画やご予算などを踏まえながら、塗装か葺き替えか判断するのって、本当に難しいですよね。
街の屋根屋さん水戸店では、双方のメリットデメリットを丁寧にご案内し、末長く健全なお住まいで快適にご生活いただけるように、しっかりお手伝いさせて頂きます!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-mito@efc-fy.co.jp
株式会社イーエフシー
〒310-0805
茨城県水戸市中央2丁目10番26号カーサモンテ3F
茨城県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane@okanokougyou.co.jp
株式会社岡野工業
〒300-0332
茨城県稲敷郡阿見町中央1丁目4-8 102号
電話 0120-989-742
E-Mail yane@kasumibisou.com
株式会社霞美装
〒300-0013
茨城県土浦市神立町682−20


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。