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奈良市で台風被害で瓦屋根が破損やずれ、葺き替え工事を開始します
更新日：2021年5月25日
奈良市で台風被害の瓦屋根の葺き替え工事を本格的に開始しました。
今回は瓦・葺き土の撤去までをご説明していきます。
破損したりずれてしまった瓦の撤去は危険が伴います。より一層注意を払い工事をさせて頂きます。
では、本日もよろしくお願いします。
棟瓦を撤去していきます。
台風での影響もありますが、経年劣化も進んでいたみたいですね。
台風などの天災は防ぎようもないことですが、被害の縮小や工事になったとしても深刻な被害を防ぐ為には定期メンテナンスを欠かさないことです。
女性なら2か月に1回は行く美容院の様に短期間の
定期メンテナンスと違い、屋根は10～30年屋根材にもよりますが数十年単位のメンテナンスなので、忘れがちだったり、わかってはいても腰の重いことだと思います。
ですが、私たちが安心安全に暮らすためには必ずしないといけないことです。
この土を葺き土といいます。
その名の通り、瓦を固定する役目の土ですね。
今回の屋根は湿式工法で施工されていた為、瓦を撤去すると葺き土が見えて来ます。
瓦を一枚一枚剥がしていきます。
瓦は金属屋根材やスレートに比べ重い為、屋根の上での作業は少し大変です。
野地板が見えて来ましたね。
この白い袋は撤去した土葺きを入れるものです。
かなりの量になってきます。
野地板は
葺き替え工事の時しか補修できないため、葺き替え時に補修することをおススメしております。
傷んだ野地板の上から新しい野地板を設置する増し張りという方法で補強していきます。
よく見ると野地板が陥没しています。
台風の被害だと思われます。
この部分は増し張りではなく張り替え（部分交換）を行っていきます。
部分交換ができますので、野地板の状態を見て増し張りか張り替えか判断していきます。
ぜひご覧くださいね！
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