松本市波田での屋根の修復工事です。この日も春の様な日差しでした。今回の作業は軒裏の作業です。今回施工をするのは当社の大工職人竹内です。余計な事は書けませんが技術と知識は抜群の男です(^^;

まず軒裏に張ってあるプリントベニヤを撤去していきます。私もただ写真を撮っているだけではありません。作る事は出来なくても壊すことなら出来る！とベニヤ剥がしを手伝います。ベニヤを剥がし終えると今度はここへ下地を作っていきます。今回使用した材木は野縁と呼ばれる30センチ×40センチ程の材木です。リフォーム現場においては一番使われる材料ではないでしょうか。ホームセンターにも売っていますので日曜大工をする際は使ってみてください。

こちらは破風板の取り付けです。私にはよくわかりませんがこの様に板と板を繋ぎ合わせています。繋ぎ合わせにも色々なやり方があるようです。この破風板と垂木をビスで止めていきます。これで屋根は強くなりました。おそらくこの先垂木が折れてしまうことは無いでしょう。折れ曲がっていた屋根が真っすぐになりお施主様も大変喜んでくれていました。

下地が出来る次はケイカル板を張っていく作業です。今回はプリントベニヤではなくケイカル板での仕上げです。ケイカル板とは水酸化カルシウムと砂を原料として板状に成型した物です。耐火被覆材とし用いられる材料です。最後に塗装をして仕上げていくのですがそれはまた後日紹介致します。

有孔(穴の空いている板)も使い空気も流れる様に施工していきます。

竹内が張っております。隙間をなるべく少なく細かい寸法取りが要求されます。さすがは大工さんです、キレイに張ってくれました。