茨城県水戸市で、台風15号による室内天井雨漏りの原因となっていた瓦屋根の一部葺き直し工事が完了いたしましたのご報告いたします。

雨漏りの原因を追究する為に万全を期した施工方法

室内への雨漏りは、原因となる浸入口を特定し元から補修する必要があります。

瓦屋根葺き直し（ふきなおし）※撤去

既存の屋根瓦を一時撤去し、手直ししない屋根部に回避させます。

既存の瓦を捲ると、このような状態になります。※お客様は普段は目にする機会は少ないですね。

瓦桟を解体していきます。

瓦桟を撤去し、既存の防水シートを剥がすと下地である野地板が施工されています。

葺き直し施工

今回の現場は立地条件によりクレーン車が使えず、下屋根なので足場の設置を行わず作業していますので材料の搬入には、とても苦労しました。

既存の野地バラ板の上に新しい防水シートを施工していきます。

瓦を掛ける為の瓦桟を施工し、繋ぎ目部分は弱くなるため補強桟も施工します。

既存の瓦を、一枚一枚丁寧に元に戻していきます。

瓦屋根の葺き直し完成です。

剥離（はがれていた）していた葺き止め漆喰部も補修し、板金部も変性シリコンを打ち直しも行い、屋根の葺き直しは完成です。

雨漏りしていた台所の天井を改修します

台風時に雨漏りし、穴の空いてしまった台所の天井材ジプトーンの改修工事です。

屋根からの雨漏り補修が完了したので、ようやく天井の張り替えが行えます。

今回新しく施工させていただくのも、同様のジプトーン天井材です。

中央部の1枚を基準とし、外へ外へと張り壁の部分は計測してカットし一枚一枚隙間なく張り合れば完成です。見違えるほど真っ白く綺麗な天井に生まれ変わりました。

台所の沈んでいた床を新しくリフォーム

床下地は年数が経過しているため、床沈みを加味し上からラワン合板12㎜を増し張りし補強しました。柱の凹凸部も寸法を計測し形状に合わせ加工します。

頑丈な床下地を作り、その上からクッションフロアを敷き込めば完成です。