生駒市上町台で屋根のスレートが割れているので、点検に来てほしいとのご連絡を頂きました。

お客様によると、スレートの割れに気付いてから別の業者に相談していたそうですが、途中から連絡が取れなくなったそうです。
そこで改めて屋根やさんを探していて、当店に連絡を頂いたとのことでした。

雨漏りなどの不具合はまだ生じていないようですが、屋根材の破損は雨漏りを引き起こす可能性があります。
早速、無料点検に伺いました。

現場に到着しました

築12～13年というこちらのお宅の屋根の形状は三角屋根でした。

白い外壁には少し汚れたところも見られますが、まだまだ築浅という感じです。
茶色と白色のコントラストがオシャレですね。

お家の仕様書を見せて頂きました

屋根に上って点検します

急勾配屋根の点検は滑りやすいため非常に危険です。
慎重に点検を進めていきます。

屋根には3か所のスレートの割れが見つかりました。
お客様の心配の種であるこちらの割れたスレートの交換はもちろんですが、折角足場を組み立てるので同時に屋根塗装もおススメしました。
築10年前後はちょうどスレート屋根のメンテナンスの時期に相当するからです。

お客様はご検討の結果、今回は割れたスレートの交換作業のみをご依頼されました。

無料点検の詳細はコチラのブログをご覧ください。
　➡　生駒市上町台で割れた屋根材『コロニアルクァッド』の点検作業を実施

割れたスレートの交換作業

足場の組み立て

屋根工事を始める前に、足場を組み立てます。

今回使用する足場は、くさび緊結式足場です。
一定間隔に緊結部を備えた銅管を支柱として、手摺りや筋交いなどを支柱の緊結部にくさびで緊結するタイプの足場の事です。
各部材に備えられた凹凸両方の金具をハンマーで打ち込んで固定します。
ハンマー１本で簡単に組み立てられるので、組み立て時間が短縮できて費用面でもメリットのある足場です。

踏板や手摺りなどで体勢が安定するため安全であり、作業効率も向上します。

割れたスレート『コロニアルクァッド』を交換します

割れたスレート『コロニアルクァッド』の隙間に工具を差し込みます。
この時使用する工具をスレーターズリッパーと言います。

スレーターズリッパーの先端には引っかかり部分があり、釘を浮かせて引き抜きます。
釘が抜けると簡単にスレートを引き抜くことが出来ます。

この作業で注意する点は、スレーターズリッパーを屋根材の隙間に入れた際に持ち上げてしまうと他のスレートを破損させることもあるため、屋根に沿って動かすことが大切です。

割れたスレートを引き抜いたら、新しいスレートを差し込みます。

釘を打ち込んで固定すると、スレートの部分交換が完了しました。

仕様書通りに同じカラーの『コロニアルクァッド』を使用していますが、年月の経過しているため色が違って見えますね。

足場を解体していきます

スレートの部分交換作業が終わりましたので、足場を解体していきます。

足場解体は基本的に上部から順に解体していき、全ての作業が終了しました。

お客様は気になっていた割れたスレートを交換出来て、大変安心されていました。

スレートの交換工事についての詳細はコチラのブログをご覧ください。
　➡　生駒市上町台で割れたスレート屋根材『コロニアルクァッド』修繕作業