神戸市中央区で評判の棟板金交換工事！台風被害に遭いやすい棟板金を交換する屋根工事
更新日：2023年12月19日
棟板金の交換といえど、現場の状況でとても大掛かりになってしまうことがあります。
足場を使い屋根に上らせていただきました。
現状隅棟という斜めに降りてきている部分の棟板金が、強風で飛ばされている状況です。
飛散してからかなりの年月が経っているのでしょう。
棟板金を固定している下地の木材「貫板(ぬきいた)」も朽ちてスカスカになっていました。
傷んだ貫板はしっかりと板金を固定する力が無く、棟板金飛散を引き起こします。
貫板は大きな釘で屋根に打ち付けてありました。
それらを抜いて朽ちている貫板を撤去します。
基本的には杉材を用いておりますので、同じ杉貫15mm×90mmを使い、新たに棟板金を固定するための貫板を新設いたします。
同じ長さに新しい貫板をカットします。
色の違いがお分かりいただけると思います。
雨水によって木材は少しずつ傷んでいきます。
雨と風とが一緒になっているような天候の際は、貫板も少し濡れていきます。
それが長年繰り返されると、劣化により固定力が落ちてきます。
そのため、基本的には「棟板金の交換」と「貫板の交換」はセットでおこなうのが望ましいです。
受け木を屋根に固定します。
コーススレッドを使い、屋根の地面にビス止めし、固定を行います。
新しい棟板金を取り付ける準備です。
棟の一番先の【巴】は基本的に現場で棟板金を加工し作ることが多いです。
棟板金を加工して取り付けます。
棟板金交換工事前
棟板金が飛ばされ下地の貫板が剥き出しになっています。
棟板金交換工事後
棟板金をタッピングビスで打ち込み固定して完成です。
これでまたお住まいを守り続けてくれることでしょう！
| 棟板金 | ガルバリウム鋼板t-0.35mm |
| 下地受け木 | 貫板15×90 |
| 工期 | 3日(足場架け、払い含) |
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