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常陸大宮市で雨漏りが発生したベランダバルコニーの防水工事相談
更新日:2022年4月13日
常陸大宮市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今日は、ベランダバルコニーからの雨漏りによる防水工事がテーマです。
実は、ベランダバルコニーなどの防水工事は、小スペースでも意外と複雑で、適した防水工事を導き出すのは簡単ではありません。
そこで今回は、常陸大宮市のベランダバルコニーを例に、防水工事について少し詳しくお話ししていきたいと思います( ^ω^ )それでは、ゆっくりご覧ください。
依頼主様によると、ベランダバルコニーの防水工事店のホームページを複数ご覧になったとのことです。
そしてその中で、沢山の実績を掲載していた、屋根やさん水戸店をお選びいただきました。
本当にありがとうございますm(_ _)m
今回ご相談いただいたお住まいは、築23年目のミサワホームさんの住宅です。
昨年、ベランダの真下にある和室の雨漏りにお気づきになった事が始まりでした。
雨漏りが発生した当初は、依頼主様ご自身で、防水テープを用いて一度補修されたとのことですが、時間の経過とともに防水テープが剥がれてきた事も重なり、再び雨漏りが発生したとの事です。
防水テープを再度貼るも、それでも少しずつ漏れているので、ご自身での補修では手に負えないと思い、防水工事をプロに頼もうと思ったのが今回の相談の経緯です。
和室の天井への雨漏り具合を確認したのち、雨漏りを起こしているベランダを確認しました。
ベランダ全景
防水テープ補修箇所
ベランダの雨水の侵入口と思われる場所には、防水テープで補修されています。
補修直後は一時期的に雨漏りが止まっていたとのことなので、この場所が浸水箇所なのは確実です。
このお住まいのベランダの防水層は、塩ビ(塩化ビニール)製のシート防水でした。
塩ビ製シート防水の耐用年数は15年程度あり、他の防水層と比べると耐用年数は長い工事法です。
しかし、シート防水は、常に紫外線や風雨にさらされる過酷な環境の中で戦ってくれており、さらに人が歩くことによる摩擦も加わってしまうので、時間とともに傷んでしまうのは否めません。
ベランダが15年以上経過して不具合を感じたら、傷や浮き等のセルフチェツクをしてみて下さいね。
ベランダの防水層は、一旦雨漏りが起きると人の手が加わらない限り改善される事はありません。
漏水は、お住まいの建材の劣化や内部にカビが生える可能性もあるので、「そろそろ15年?寿命?」とお気づきの際は、早めに業者に相談される事をお勧めいたします。
様々なベランダ防水工事の中から、今回の住宅に最適な方法を検討します(^O^)/
まず、ベランダの採寸と排水位地等を細かくチェツク!
それと同時に忘れてはならないのが、防水層の下地素材のチェツクです!
建築物は、釘・ビス・接着剤などを用いて固定しますが、固定法の選択は下地素材に合わせる事が大切です。
そして、その下地に合わせた工法で防水工事を行う事で、初めて効果や寿命が得られるんです(^^♪
とは言え、調査時にベランダを解体する訳にはいかないので、建築時の仕様書を確認させて頂きました。
確認の結果、ベランダ防水層の下地は、「ALC」と呼ばれている建材が用いられていました。
ALCは、軽量気泡コンクリートともいい、軽くて丈夫な反面、内部に気泡が沢山あるため、木材と比べてビスや釘の効きが悪い素材なので少し厄介です( ;∀;)
下地が確認できたので、次は最適なベランダ防水工事を検討です!
簡単に言えば、防水工事は、「貼る」と「塗る」のいずれかに分かれるんです。
シート防水(貼る防水)
塩ビ製やゴム製のシートで敷設して形成する防水工事法。
FRP防水(塗る防水)
強化繊維であるガラスマットとポリエステル樹脂で作る防水層。
ウレタン防水(塗る防水)
ウレタン樹脂塗料を重ねて防水層を形成する防水工事法。
この中から、23年経過したALC下地に適した防水工事を模索
どの防水工事法を選択するか・・・?ここで問題になるのが下地のALCです!
現在漏水も発生して23年経過している上、ベランダ歩行具合を考慮すれば、シート防水では心許なく・・
昨今人気の高いFRP防水を施すには、下地を作り直す必要があり、ALCを壊せば費用が嵩み・合板を重ね合わるにはビスの効きが悪い下地のALC!
費用を抑える+歩行するベランダ+ビス留めを行いたくない+建物に密着させたくない
で、当店が出した答えは・・
今回は、既存の防水シートを剥がして絶縁シートを貼り、脱気筒を設けてウレタン防水で塗膜を作る防水工事をご提案しました。
こんな事書かれても、御覧の方は今一ピンとこないですよね(^_^;)
まぁ簡単に言えば、今回の常陸太田市のベランダには、とても適した防水工事法で提案したって事です!
因みに、「脱気筒」について少し補足しておきますね。
ALCは気泡に湿気が溜まりやすいことから、呼吸をする穴(脱気筒)が必要なんです。
ALCが呼吸することで、ALC自体が長持ちして、かつベランダ防水も長持ちします。
ただ防水工事を行って費用を頂いているだけではない当店!
お客様の費用感や下地の健康も考えた上で提案しているんですよ(^^♪
お施主様は、複数の業者様からお見積書を取られるとの事でしたが・・
常に最善の提案を行う当店!相見積もりでも、1社でも、提案も見積り額にも何ら変動はありません!
ベランダの下地の特徴をはじめ、様々な防水方法とそのメリット・デメリットをご説明した上でウレタン防水工事を分かり易くご提案し、当店を選んで頂きました。
施工は梅雨入り前の5月中旬ごろを予定しています!
施工の状況については、改めて施工ブログで御報告いたしますので、楽しみにしておいてくださいね^^
今回のベランダバルコニーからの雨漏りとその防水工事のお話しはいかがでしたでしょうか?
「ベランダ防水」といっても、色々な種類があり、現場の状況によってベストな選択は異なります!
梅雨を前にして、「気になるベランダバルコニー」を、点検するのもの一つの方法です。
街の屋根屋さん水戸では、施工する・しないは関係なく、無料点検を実施していますので、お住まいの雨漏り対策としてお気軽にご活用ください。
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