ホーム > 富士見町屋根重ね葺き工事|塗装不可のスレート屋根に塗装不要の…
富士見町屋根重ね葺き工事|塗装不可のスレート屋根に塗装不要の金属屋根をカバー工法
富士見町 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
1階下屋根の劣化が2階の部屋から確認できたということで弊社にお問い合わせいただきました。現地調査に伺うと、スレート屋根の塗膜に剥がれが見られ、塗装でのメンテナンスが不可能な状態でした。その旨報告させていただき、今後メンテナンスの必要がない天然石コーティングジンカリウム鋼板屋根材のメリッサを既存屋根の上から重ね葺きするカバー工法の工事をご提案、工事させていただくことになりました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:10日間
- 築年数:25年
- 使用材料:D’sルーフィング
天然石コーティングジンカリウム鋼板メリッサ
諏訪郡富士見町で行った劣化したスレート屋根の上から新しい屋根材を重ね葺きするカバー工法の工事をご紹介します。スレートとはセメントと繊維質を混合させて板状に成型し、表面を塗装処理して屋根材で、軽量、安価なことから多くの屋根で採用されています。表面を塗装処理して防水しているので、定期てなメンテナンスが必要であること、強度があまりないので割れやすいことなどが弱点です。今回のお家も屋根面の塗装が剥がれて素地がむき出しになっていたり、何カ所か割れているところもありました。築年数から寿命と判断し、カバー工法をご提案しました。
街の屋根やさん松本諏訪平店では有資格の経験豊富なスタッフが皆様のお悩みを解決!屋根や外壁にお困りごと、お悩み事、不安、不満をお持ちの方一度街の屋根やさんまでご相談ください。お問い合わせは下の右の画像をクリック!フォームからメールでお気軽にどうぞ
〇この工事の現場 富士見町ってこんな街
長野県の南東、山梨県との県境に位置する標高1000mくらい、人口1.5万人ほどの高原の街です。東に八ヶ岳、西に南アルプス、南には富士山が臨める抜群のロケーションにあります。昼夜の寒暖差が大きいため高原野菜や花の栽培も盛んです
カバー工法は古い屋根材の上から新しい屋根材をかぶせる工事方法なので、廃材があまりでないエコな工法です。しかし全く廃材が出ないわけではなく、不要なもの、交換が必要なものがあります。まずはその不要なもの、交換するものを取り外していきます。左の写真は雪止め金具を撤去しているところ、右の写真は棟板金を撤去しているところです。棟板金を外すと中からヌキという角材が出てきます。棟板金を固定する木材ですがこれも交換します。
不要なものを取り外し、屋根面が平らになりました。次にルーフィングという防水シートを取り付けます。古い屋根材の下にもルーフィングはあるはずですが、劣化して破けていたりする可能性があるので、新たにルーフィングを入れます。採用したルーフィングはチャンピオンルーフィング、樹脂製のシートを紙で挟んだルーフィングで、簡単に破けることはありません。これを屋根の下にある垂木という下地材に釘で止めていきます。この時釘穴から水が入らないようにパッキンを入れて釘を打ちます。下から順に10cmほど重ねながら隙間なく屋根残帯にルーフィングを敷いていきます。
本体の取り付けに入ります。屋根材はすべて下から上へと作業を進めていきます。まずは軒先にスターター(軒先唐草)という板金を取り付けます。古い屋根材の軒先の小口をカバーするためです。軒先全てにスターターを取り付けた後屋根材本体を取り付けていきます。
今回採用した屋根材はディートレーディングの天然石吹付屋根材メリッサです。ジンカリウム鋼板に天然石を吹き付けた屋根材で、防音性、遮熱性に特に優れていて、30年保証と長期保証もついている商品です。
ジンカリウム鋼板とは、アルミ、亜鉛、シリコンの合金で、オーストラリアの会社の登録商標です。ガルバリウム鋼板よりシリコンの含有量がほんのわずか多く、そのためにガルバリウムよりも強いとされています。これに天然石を吹き付け接着させた屋根材がメリッサです。デザインが違うディプロマットやエコグラーニなどという商品も、同じディートレーディングから出されています。
本体を上まで張り上げ終わり、棟板金を取り付けます。棟板金の下地の木製のヌキを取り外したので、新しいヌキを入れています。新しいヌキは木製ではなく樹脂製のものを使います。木製なので雨が入ると腐食して将来的には棟板金が外れてしまいます。樹脂製を使うことで腐食しないので棟板金が飛ぶこともありません。弊社がこだわる工法のひとつです。
パナホームさんのお家の工事でしたが、パナホームさんの屋根にはこのような換気用の煙突がついていることがあります。この煙突の壁にセメント系の窯業系サイディングが使われています。この外壁材の断面が露出しているので、そこから水を吸って左の写真のように劣化してしまいます。パナホームさんの屋根は何軒も工事させていただきましたが、換気塔がある屋根のほとんどがこうなっています。
劣化した壁を取り外して金属製のサイディングに張り替えました。
下屋根(1階屋根)は外壁との取り合いが存在します。ここはたっぷりとコーキングを入れて防水します。コーキングが乾かないうちに補修材の砂粒をかけます。コーキングの劣化を抑制するとともに、見た目も屋根材と違和感なくなります。
メーカー保証30年、耐候年数は30年以上で、スレートやガルバリウム鋼板の屋根は塗装のメンテナンスが必要ですが、この屋根は塗装でのメンテナンスも不要なので、ほとんどメンテナンスフリーの屋根になりました。天然石の効果で金属屋根の弱点だった雨音がうるさいということもありません。天然石の効果でガルバリウム鋼板の弱点だった夏の暑さも軽減されます。お値段が他の屋根材よりも割高になりますが、長い目で見るとメリットの多い経済的な屋根材です。
街の屋根やさん松本諏訪平店では屋根の点検、調査、お見積りは無料で行っています。屋根や外壁にお困りごと、お悩み事、不安、不満をお持ちの方一度街の屋根やさんまでご相談ください。無料点検のご案内は下の左の画像をクリック!お問い合わせは下の右の画像をクリック!フォームからメールでお気軽にどうぞ
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-matsumoto@email.plala.or.jp
株式会社イトウ住建
〒399-0734
長野県塩尻市大門四番町6-5
長野県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane.iida@tanoshi-reform.com
株式会社たのしいリフォーム
〒395-0811
長野県飯田市松尾上溝6314-2
共通の施工事例はこちら
記事がありません
表示する記事はありませんでした。
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。