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伊賀市で築80年の日本瓦屋根葺き替え工事を行いました
伊賀市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
築８０年の家屋という事もあり、劣化で瓦の割れや瓦を固定している葺き土も見えた状態でしたので、新しく瓦を葺き替えて頂くことになりました。
ビフォーアフター
施工前
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施工後
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基本情報
- 施工内容：屋根材(瓦)
- 築年数：築８０年
こちらの屋根は瓦の下に土を置き瓦を葺いている土葺き屋根でした。
昔は大量の土で瓦を固定していました。
工事前の下見では劣化で瓦が割れていたり、瓦がズレてしまい下の葺き土がむき出しな状態になっていました。
瓦がズレるとすき間が空いてしまい雨水が入って来てしまいます。
下地の腐食にも繋がります。
瓦にはコケも多く生えていました。
コケが多いのは、屋根が水はけが悪い状態になっているという事です。
この状態も下地材を腐らせ、放置していると雨漏りに繋がります。
瓦下ろしをしました。
瓦を1枚1枚手作業でめくっていきます。
瓦下の土がギッシリ詰まっていたので土を撤去する作業が土葺き屋根の葺き替えでは大変です。
綺麗に全て下ろしました。
瓦下ろしが終われば下地材を張り替えていきます。
今回はバラ板の上に新しい強度の強い野地板を張っていきます。
バラ板には段差やすき間があるので段差を無くすため野地板を取り付け高さを合わせました。
この上にすき間なく新しい野地板を張りました。
野地板の上にはルーフィング（防水シート）を貼りました。
軒先から棟へと上に向かって貼っていきます。
ルーフィングのつなぎ目は重ねて張り、すき間が無いように貼ります。
次に瓦を引掛ける為の桟（さん）を付けました。
土を使わず、この桟に瓦を引掛けビスで固定し葺いていきます。
桟（さん）には防腐剤付きを使用しています。
そして、ウォーターホールと言って桟に穴が空いている物を付けました。
瓦のすき間から雨水が入って来てしまった時に、ウォーターホールの穴から雨水を下へと流し、下地に雨水が入り込まないよう防いでくれます。
瓦も軒先から棟へと上に向かって葺いていきます。
これで瓦の葺き替えは完成いたしました。
今回ご紹介した伊賀市での築80年の日本瓦屋根の葺き替え工事では、長年風雨にさらされて劣化が進んでいた屋根を、耐久性に優れた新しい瓦に交換することで、美観と安心を取り戻すことができました！
瓦の落下や雨漏りといったトラブルを未然に防ぎ、今後も安心して住み続けられる環境づくりのお手伝いができたことを大変うれしく思っております。
街の屋根やさん伊賀・名張店では、築年数が経過したお住まいの屋根診断から最適な工法のご提案、施工後のアフターフォローまで一貫してサポートしております。
伊賀市で屋根の葺き替えや修理をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください！
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