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ホーム > 八尾市で棟の瓦詰み直し工事
【工事のきっかけ】棟の瓦がズレた。
八尾市で棟の瓦が積み直し工事をさせて頂きました。かなり勾配のきつい屋根なのですが、瓦の職人と相談の上足場無しで施工させて頂きました。現状は写真の様に棟の瓦が強風で倒れたり、浮き上がったりしていました。工事着工までは元の位置に戻してテープで固定。若干天気は曇り空ですが、雨は降らない予報の為予定通り施工して頂きました。
まずは瓦を一時撤去。この時期の棟の造りは和瓦と同じ様に土葺の施工でした。下地となる木材の周りに土が見えます。この木材と針金で瓦を留めていました。針金が切れた事によって瓦が浮き上がりました。
今は強化棟と言って金物を屋根に打ち込み、下地の木材を金物に止め、瓦をビスで打ち込んで留めます。その為浮きにくく剥がれにくい構造になっています。
前もって瓦の下に漆喰を塗りこんで雨が隙間から侵入しにくくしています。
瓦は下地の木材にビスに固定。穴から雨が侵入しない様にシリコンで穴を塞いでいます。
棟の下の面戸と呼ばれる部分は、前もって入れた漆喰を土台にしてさらに漆喰で仕上げました。屋根の工事に慣れているとはいえ、この屋根勾配での作業は大変だったと思われます。無事ケガも落下も無く終了して良かったです。これでようやく今年の台風への心配が無くなりました。
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