更新日：2015年09月26日

こんにちは。関東では台風の影響も思いのほか無くお昼前よりいい天気となりました。絶好の現場調査日和です。本日は千葉県最南端に位置する南房総市に棟板金交換の現場調査に伺ってまいりました。 太平洋に面しているだけにやはり風の影響が強く、本日のお客様も棟板金が飛んでしまったとの事でした。それでは現場をご案内いたします。 　 本日は平屋建てのお客様です。屋根に上ると右の写真のように棟を覆っている金属板（棟板金）が２/３無くなっておりました。完全に外れてしまっているのは中々ありません。原因の究明を行って行きます。原因をはっきりさせなければ根本解決にはなりません。 屋根の上には棟板金を止めていた釘が散らばっておりました。風の力は恐ろしいです。 　 ご覧のように、棟板金の下で屋根の板に打ち付けてある貫板が一部朽ちておりました。その影響で右の写真の通り棟板金を支えておける状態には全くありません。この辺りから吹き込んだ風によって連鎖的に板金が剥がれて行ったものと推測できます。 　 屋根の頂上の部分が丸見え状態な訳ですので雨漏りの心配があります。天井内を点検いたしました。左側の写真ですが、あえて載せさせていただきました。ピンボケと思われたかもしれませんが、天井内に入った瞬間、湿気がすごくカメラのレンズが曇ってしまった状況をお知らせしたかったのです。幸い、天井の石膏ボードなどに雨染みの形跡はなく、ホットいたしました。右の写真は湿気による水滴なのか、不明ですが釘を伝った錆水のあとが確認できました。 　 隅々も確認して参ります。湿気がこもりやすいのか、一部カビのようなものが発生しているのも確認できました。右側の写真の建物の外側から見たところが次の写真になります。 　 雨だれではないと思われますが、非常に湿気がこもりやすい構造であることは確認できました。本日のお客様の建物は幸いにも屋根の防水シートがしっかりしていたであろうことから雨漏りの発生にはつながっていないようでした。その旨をお客様にご報告をさせていただくとともに、換気性能をプラスした、「換気棟」のご提案をさせていただきます。湿気を排出してあげることで、天井内を守ってあげることは建物寿命を延ばすことにつながります。このタイミングを逃したら雨漏りや結露による構造材の劣化は次の棟板金が飛ばされるまでは待っていてくれるとは限りませんから。 屋根工事、屋根修理、屋根リフォームは街の屋根やさん「0120-989-742」までお気軽にご相談ください。無料で点検調査いたします。
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