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和泉市のスレートや棟板金を復旧しアンテナとテラスの屋根も新品に
更新日:2025年10月17日
和泉市のスレート屋根の棟板金復旧などの工事のご紹介です。T様のご相談は「台風21号で屋根に被害があって、知り合いに頼んで応急処置はしたんですが、修理をしてくれる業者を探してるんです」とのことで、まずは現地調査を行い修理工事に至ります。
T様邸の屋根は化粧スレート(薄くて平らな屋根材)で、棟の板金と下地の貫板、ケラバ水切りの一部が飛散してしまいました。作業の順番は、化粧スレートを張り、貫板を取付け、棟板金とケラバ水切りを取付けます。
他にもテレビのアンテナが倒れて破損していたので交換し、飛散したベランダのテラス屋根の平板も復旧しました。
屋根の被害状況です。
大棟の板金と下地の貫板、ケラバ水切り、スレートが飛散し、テレビのアンテナも倒れています。
大棟とは一番高い屋根の頂点の水平部分で、ケラバ水切りとは屋根の端で三角になった部分に取付ける板金のことです。
降り棟の板金も飛散していました。
降り棟とは軒先に向かって降りる棟のことで、大棟と同じように板金を被せて取付けているのですが、その板金が飛散していました。
こちらは下地の貫板は屋根に残っている状態で、まだ使えそうなので再利用することになりました。
まずは大棟の板金復旧の様子をご紹介します。
飛散したスレートを復旧し、棟に下地の貫板をビス留めします。
貫板はこのように屋根に向かって留めていますが、経年で貫板が劣化してくると釘が効かなくなり釘ごと抜けてしまうことがあります。
続いて、飛散したケラバ水切りを復旧しました。
ケラバ水切りは屋根の端の三角になった部分に取付ける板金のことで、水を切って屋根の内側に水が廻るのを防ぐ役割があります。
貫板と屋根面との取り合いにシーリングを充填して防水しました。
貫板の上に板金を被せて取付けるのですが、板金と屋根との隙間から雨水が入りこんで貫板を腐食させる原因になりますので、際にシーリングを充填して防水しておきます。
次に、貫板の上に板金を被せて横側からビス留めします。
なぜ横方向かというと、上からビスを留めると雨の時に雨水がビス頭から浸入しやすくなるからです。
釘は抜けやすいのでビスでしっかりと固定しました。
この板金はガルバリウム鋼板という錆に強くて耐久性のある材料です。
数枚の板金を繋ぎ合わせて固定しました。
降り棟の板金も復旧します。
降り棟は下地の貫板は屋根に残っておりまだ使えるので再利用となりました。
今後のことを踏まえて、既存の貫板をビス留めして補強しました。
大棟と同じように、貫板と屋根面との取り合いにシーリングを充填して防水しました。
降り棟も数枚の板金を繋ぎ合わせて取付けています。
板金同士の継ぎ目から雨水が浸入するのを防ぐために継ぎ目の内側と外側にシーリングを充填してしっかりと防水しました。
棟同士が複数ぶつかり合う部分を「かき合い」と言います。
かき合い部分は形状が複雑になり、複雑な分弱点になりやすいので、そこにもシーリングを充填してきちんと防水しました。
降り棟の板金復旧完了です。
復旧した屋根材や板金の新旧の差が出てしまいますがお伝えしてご了承いただきました。
新旧の差がどうしても気になる場合は塗装することも可能ですが、その分費用がかさんでしまいますのでほとんどの場合、復旧のみの工事になっています。
台風21号でテレビのアンテナが倒れて、知り合いの方に立て直してもらいなんとか映るようになったのですがやはり調子が悪くなる時があるとのことで確認すると、一部破損していたので新しいアンテナに交換しました。
ベランダのテラスの平板もすべて飛散してしまったので、新しい平板を張って復旧しました。
これで洗濯物が干しやすくなりますね。
スレート屋根の棟板金が飛散してもその下に屋根を防水するルーフィングを敷いていますので、すぐに雨漏りする場合はほとんどありませんが、屋根を防水しているルーフィングが破損していると棟から入った雨水が伝ってそこから雨漏りする可能性があります。また、雨漏りしないからと長期にわたってそのままにしておくと、ルーフィングの劣化を進める原因になりますので、放置せず必ず修理しましょう。
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