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茅野市蓼科の別荘|落ち葉が多いアスファルトシングル屋根をメリッサでカバー工法
【工事のきっかけ】
基本情報
別荘の屋根は「屋根材」だけでなく周囲の木々も確認します
茅野市蓼科、東急リゾート内にある築20年の別荘で、アスファルトシングル屋根を天然石コーティングジンカリウム鋼板「メリッサ」でカバー工法しました。
今回特に問題となっていたのが、周囲の木々から屋根へ落ちる大量の落ち葉です。
そこで屋根材を新しくするだけでなく、落ち葉や枝など周辺環境が今後の屋根に与える影響まで考えて工事したことが今回のポイントです。
街の屋根やさん松本諏訪平店は、イトウ住建が運営しています。
この記事では、なぜカバー工法を選んだのか、別荘地だからこそ確認したポイントをご紹介します。

茅野市蓼科・東急リゾート内の築約20年の別荘で、アスファルトシングル屋根をメリッサでカバー工法しました。
- 新しい屋根材:天然石コーティングジンカリウム鋼板「メリッサ」
- 工事費用:約192万円
- 屋根の特徴:煙突あり
- 周辺環境:樹木が多く、落ち葉や枝が屋根に影響しやすい環境
屋根を新しくするだけでなく、落ち葉の堆積や屋根上まで伸びた枝など、別荘特有の周辺環境も考慮して施工した事例です。
今回の建物は、新築時からアスファルトシングルが施工されている築20年の別荘です。
屋根の経年劣化に加え、周囲に多くの樹木があるため、屋根の上には大量の落ち葉が溜まりやすい状態になっていました。
落ち葉が屋根や雨樋に長期間堆積すると、雨水の流れを妨げたり、湿った状態が続いたりする場合があります。
そこで今回は、傷んできた屋根を新しくするだけではなく、今後も別荘を維持していくために、落ち葉の影響まで含めて屋根を見直すことになりました。
現地調査|落ち葉が屋根の維持管理に影響する環境でした
屋根材だけでなく大量に堆積する落ち葉も確認しました

既存屋根には、築20年を迎えたアスファルトシングルが施工されていました。
今回特に注目したのは、屋根材だけではなく周囲の樹木から落ちてくる葉です。
木々に囲まれた蓼科の別荘では、住宅地とは比較にならない量の落ち葉が屋根へ降り積もる場合があります。
屋根の状態と今後の維持管理を考え、今回は既存屋根を生かしたカバー工法を検討しました。
屋根まで伸びた枝は落ち葉だけでなく屋根への接触にも注意が必要です

建物周辺を見ると、樹木の枝が屋根の上まで伸びている場所もありました。
こうした環境では落ち葉が堆積しやすくなるだけでなく、強風や積雪などで枝が折れれば屋根へ接触する可能性もあります。
屋根材だけを新しくしても周囲の環境が変わらなければ、同じ影響を受け続けます。
そのため今回は、屋根工事とあわせて周囲の枝への対策も検討しました。
煙突まわりは雨仕舞に注意して施工する必要があります

今回の別荘にも屋根を貫通する煙突が設置されていました。
煙突周辺は通常の屋根面とは異なり、屋根材を加工しながら雨水を適切に流す納まりが必要です。
特にカバー工法では新しい屋根材を重ねるため、既存の煙突との取り合いを確認しながら施工方法を決めます。
別荘の屋根では、屋根材だけでなく煙突などの付帯部分まで確認することが重要です。
今回一番重要だった判断
屋根を新しくするだけでは落ち葉対策になりません
今回、既存のアスファルトシングル屋根は、その上から新しい屋根を施工できる状態だったため、撤去して葺き替えるのではなくカバー工法をご提案しました。
新しい屋根材には、天然石粒で表面を仕上げたジンカリウム鋼板「メリッサ」を採用しています。
しかし、今回本当に重要だった判断は、「どの屋根材を施工するか」だけではありません。
この別荘には、
- 周囲に多くの樹木がある
- 屋根へ大量の落ち葉が降り積もる
- 枝が屋根の上まで伸びている
- 屋根には煙突がある
という環境条件がありました。
落ち葉は「屋根材を替えれば解決する問題」ではありません
落ち葉が多い環境で新しい屋根材へ交換しても、周囲の木々が同じ状態なら、工事後も落ち葉は屋根に降り積もります。
特に雨樋や屋根の谷、煙突周辺などに落ち葉が集中すると、雨水の排水を妨げる原因になることがあります。
だからこそ今回の工事では、
「丈夫な屋根材に替えれば終わり」
とは考えませんでした。
屋根を長く良好な状態で維持するためには、施工後も落ち葉の状況を確認し、必要に応じて清掃することが重要です。
さらに、屋根の上まで伸びている枝については、今後も落ち葉を増やすだけでなく、折れた際に新しい屋根へ接触する可能性があります。
そこで屋根工事後には、屋根周辺まで伸びていた樹木の伐採も行いました。
別荘では建物と周辺環境を一緒に見ることが大切です
住宅地では隣家や道路との距離などを確認しますが、森林に囲まれた別荘では、
「建物のすぐ近くにどんな木があるのか」
も屋根の維持管理に関係します。
今回のように落ち葉の多い別荘では、屋根材の耐久性だけでなく、
落ち葉がどこへ流れるか、どこに溜まるか、枝が屋根へ接触していないか
まで確認することが大切です。
今回の工事は、アスファルトシングルをメリッサでカバーした施工事例であると同時に、別荘の屋根を周辺環境まで含めて考えた事例でもあります。

既存のアスファルトシングルを撤去せず、その上から防水シートを施工しました。
今回使用したのは高分子系のルーフィングです。
屋根材の下に施工する防水シートは、万が一屋根材の内側へ雨水が入った際に建物内部への浸入を防ぐ二次防水の役割を担います。
カバー工法でも仕上げの屋根材だけでなく、その下に新しい防水層を形成することが重要です。
防水シート施工後、天然石コーティングジンカリウム鋼板「メリッサ」を施工しました。
屋根材は決められた位置で固定し、次の屋根材が固定部分を覆うように重ねながら施工します。
今回は既存屋根の上から施工するカバー工法のため、下地となる垂木の位置も確認しながら確実に固定していきました。

屋根面の本体施工後は、水切り付きのケラバや棟を施工し、煙突周辺も形状に合わせて仕上げました。
棟の下地には樹脂製部材を使用しています。屋根工事では広い屋根面だけでなく、ケラバ・棟・煙突など、屋根材が途切れる部分の納まりが重要です。
特に煙突周辺は雨仕舞に注意し、防水処理を重ねながら仕上げました。
新しいメリッサの施工が終わった後、もう一度建物周辺を確認し、屋根の上まで伸びていた樹木の枝を伐採しました。
これは屋根工事とは別に見える作業ですが、今回のテーマでは非常に重要です。
せっかく屋根を新しくしても、頭上から大量の落ち葉が降り続けたり、枝が接触する状態が続いたりすれば、今後の維持管理の負担は変わりません。
そこで、屋根そのものと屋根を取り巻く環境の両方を整えて今回の工事を完了しました。
アスファルトシングルの上から防水シートとメリッサを施工し、屋根カバー工法が完成しました。
天然石粒の質感によって金属屋根特有の平滑な印象が抑えられ、周囲の木々に囲まれた別荘にもなじむ仕上がりとなっています。
今回の工事費用は約192万円です。
単に屋根を新しくするだけではなく、煙突周辺などの納まりを整え、最後には屋根上まで伸びていた枝への対策も行いました。
これからも別荘を維持していくためには、工事後も落ち葉の堆積状況や雨樋などを定期的に確認していくことが大切です。

蓼科の別荘地は豊かな木々に囲まれた環境が大きな魅力です。
一方、その自然環境が建物の維持管理に影響する場合もあります。
特に秋には大量の落ち葉が屋根や雨樋へ入り、樹種や建物の位置によっては短期間で堆積することもあります。
また、建物近くの枝が成長して屋根まで達していないかも確認したいポイントです。
別荘の屋根点検では、屋根材の色あせや割れだけではなく、
落ち葉・雨樋・枝・苔や藻・煙突なども含めて確認すること
が大切です。
周囲の自然を楽しみながら建物を長く使うためにも、屋根と環境の両方から維持管理を考えていきましょう。
今回の別荘では、既存のアスファルトシングルを生かせる状態だったためカバー工法を選択しました。
しかし、別荘の屋根工事がすべてカバー工法になるわけではありません。
屋根材や下地の状態、雨漏りの有無、築年数、周辺環境、今後どのくらい建物を使う予定なのかによって、塗装・カバー工法・葺き替えなど適した方法は変わります。
諏訪地域の別荘で実際に行ったさまざまな屋根工事はこちらで比較できます。
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「諏訪地域の別荘屋根工事施工事例5選|屋根リフォームの費用と工法をご紹介」
同じ別荘でも、なぜ異なる工法を選んだのかをご紹介しています。
落ち葉の量だけでカバー工法の可否が決まるわけではありません。既存屋根や下地の状態などを確認して判断します。ただし工事後も落ち葉は降り積もるため、雨樋や屋根に堆積していないか定期的に確認することが大切です。
すべての枝を切る必要があるとは限りませんが、屋根に接触している枝や、折れた際に屋根へ影響する可能性がある枝は状態を確認した方がよいでしょう。高所の伐採は危険を伴うため、無理にご自身で行わず専門業者へ相談してください。
施工できる場合があります。ただし煙突周辺は屋根材を加工し、防水や雨仕舞を考えた納まりが必要です。煙突や既存屋根の状態を現地で確認したうえで施工方法を判断します。
外装劣化診断士コメント
別荘の屋根は周囲を見渡すことも点検です
今回の現場で改めて重要だと感じたのは、別荘の屋根は屋根の上だけを見ていても十分ではないということです。
既存屋根の状態からカバー工法を選択し、メリッサで新しい屋根を形成しましたが、周囲には多くの木があり、落ち葉や枝が屋根へ影響する環境でした。
屋根材を高耐久なものへ変更しても、落ち葉が大量に溜まった状態をそのままにしてよいわけではありません。
だからこそ別荘の点検では、
「屋根が傷んでいるか」だけでなく、「屋根の周りに何があるか」まで見る。
これが大切だと考えています。
自然の中にあることが別荘の魅力だからこそ、その自然と上手に付き合いながら建物を維持していくことが重要です。
「屋根に落ち葉が大量に溜まっている」
「雨樋が落ち葉で詰まっていないか心配」
「アスファルトシングルをカバー工法できるか知りたい」
「屋根の上まで木の枝が伸びている」
このような状態でもご相談ください。
イトウ住建では、確認可能な範囲で、屋根材の劣化状態、雨漏りにつながる可能性がある箇所、雨樋や落ち葉の状況、煙突などの納まり、周囲の枝が屋根へ与える影響、カバー工法が可能な状態かなどを確認します。
「すぐ工事が必要なのか、それともまだ様子を見られるのかだけ知りたい」というご相談でも構いません。
現在の屋根と別荘周辺の環境を確認したうえで、今後の使い方に合ったメンテナンス方法をご提案します。
地域密着27年。
外装劣化診断士・2級建築士・施工管理技士が在籍する
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