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車がぶつかって割れてしまった柱と雨樋の補修工事|カチオン下地処理でしっかり補修
更新日:2025年11月15日
こんにちは!
6月も中旬に入り、連日の雨でジメジメとした日が続いていますね。私たちリフォーム業者にとっても、この時期は屋根工事や塗装工事がなかなか進められず、毎年の悩みどころです。皆さまも体調を崩されませんようお気をつけください。
さて今回は、函南町で車が柱に当たってしまい、柱にひび割れが発生してしまった現場の補修工事のご紹介です。
同時に雨樋も割れてしまったため、こちらも交換作業を行うことになりました。
お客様からは、
「雨が降るたびに雨樋の割れた部分から滝のように水が落ちてきて困っている」
とご相談があり、早急に対応させていただきました。
車が柱に当たった衝撃で、雨樋が割れてしまい、大雨の際にはその部分から水が一気に流れ落ちてしまう状態でした。
割れている部分を確認すると、落ちてくる雨水が周囲に飛び散り、外壁や地面にも悪影響が出てしまう可能性がありました。
まずは不足している部分を継ぎ足し、雨が降っても水が外へ飛び散らないように補修していきます。
雨樋はサイズが合えば継ぎ足して補修が可能な部材です。今回は既存の雨樋がホワイトだったため、色味を合わせる必要もなく、自然に馴染ませることができました。
続いて、柱に発生したひび割れを確認しました。
ひびの幅を見たところ、放置すると雨水の侵入や劣化につながる可能性のある状態。
補修方法としては
-
コーキング処理
-
カチオン処理
のどちらかが適しています。
今回は、ひびの深さや今後の耐久性を考慮し、お客様とも相談のうえカチオン処理を採用することにしました。
補修後の写真のように、柱のひび割れはしっかり埋まり、必要な下地処理を施しています。
ところで、
「カチオンって何?」
と聞かれることがよくあります。実は私自身もこの業界に入るまでは知らず、職人さんに「ここはカチオン塗ってからじゃないとダメだよ」と言われて戸惑った経験があります(笑)
◆ カチオンとは?
カチオンとは、実は**ドイツ語で“陽イオン(+イオン)”**のこと。
コンクリートやモルタルは“マイナス(-)イオン”の性質を持っています。
カチオンに硬化剤を混ぜることで
+イオン(カチオン)と-イオン(コンクリート)が結びつくため、強く密着する下地が作れる
という仕組みです。
この密着力の高さから、ひび割れ補修やモルタル仕上げの前処理に非常に適しており、今回のような柱の補修にも最適なんです。
ちなみに、“-イオン”はアニオンと呼ばれます。
カチオン処理がしっかり乾いたのを確認したあと、下塗りを行い、1日置いて仕上げ塗装を行いました。
ひび割れもかなり目立たなくなり、補修前とは比べものにならないほど綺麗に仕上がっています。
下地をカチオン処理にしたことで、同じ場所から再度ひび割れが発生する心配もほとんどありません。(また車がぶつかった場合は話が別ですが…笑)
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