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水戸市 台風で破損したトタン屋根の土台づくり|構造用合板で補強
更新日:2026年10月27日
こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
水戸市で行ったトタン屋根の葺き替え工事から、傷んだ野地板(ざら板)の交換と構造用合板による土台づくり、および防水紙敷設をご紹介します。
こちらのお住まいでは、台風6号によって横葺きのトタン屋根が2枚飛散。現場調査では、屋根材の下にあるざら板の腐食も確認されました。特に、風の影響を受けやすい軒先部分では腐食が広がり、トタンを固定する力が弱まっていたと考えられます。そこで、傷んだ軒先のざら板を交換し、屋根全体に構造用合板を増し張りして土台を補強しました。
ところで、屋根材の飛散と土台の劣化には、どのような関係があるのでしょうか。実際の施工写真を交えながら、屋根を支える土台づくりの工程を詳しくご紹介します♪( ´θ`)ノ
水戸市のお客様から、『台風でトタン屋根がめくれてしまったので、見てほしい』と、ご相談いただいたことがきっかけです(>_<)
調査では、トタン屋根の飛散だけでなく、土台の野地板(ざら板)にも腐食を確認。
飛ばされた屋根だけを修理する方法もありますが、傷んだ土台を残したままでは、屋根材の固定に不安が残ります。そこで、腐食したざら板を交換したうえで、構造用合板を増し張りして土台をつくってから、屋根材を新しくする方法をご提案しました。
この時は台風6号による屋根被害が多く、工事の着手が9月中旬以降となる見込みでした。6月下旬の調査から約3ヶ月、お客様には長期間お待ちいただくことになります。
とはいえ、その間ずっと剥き出しになった野地板を雨風にさらすわけにはいきません。そこで、応急対策として、ブルーシートで屋根を養生しました(╹◡╹)
ただし、ブルーシートはあくまで応急処置です。工事までの間にシートがめくれることもあります。このような時は、大変危険ですのでご自身でなんとかするのではなく、施工会社に連絡しましょうね。
まずは、腐食していた屋根の土台の『ざら板』を補修します。
こちらは、施工前の写真です。軒先部分のざら板をご覧ください。
軒先部分では木材の腐食が進み、広い範囲で傷みが見られました。
このような状態では、屋根材を固定する釘やビスが十分に効かず、強風でトタンがめくれる原因の一つになるんです。そこで、腐食していた軒先部分のざら板を撤去し、新しい木材に交換しました。
もちろん、ざら板が傷んでいたからといって、すべてのざら板を交換する必要はありません。ざら板をすべて交換すれば、その分だけ材料費や作業の手間も増えてしまいます。
今回は傷みが進んだ部分を交換し、残せるざら板は活かしたうえで、構造用合板を増し張りする方法を選びました^^
軒先は屋根の端にあたるため、強風による吹き上げの影響を受けやすい部分です。土台まで腐食して固定力が弱まっていると、屋根材が浮き上がったり、飛散したりするおそれがあるんですよ〜
ざら板を交換して補修を終えると、構造用合板を増し張りして土台を補強します。
こちらが、屋根の土台の補強に使用する構造用合板です。
以前は、こちらのお住まいのような『ざら板』が使用されていました。現在は、強度や施工性などの面から、屋根の下地に『構造用合板』が広く使われています。
工場から届いた状態で屋根のサイズに合わない時は、写真のように建物の寸法を測って、加工しているんですよ〜
新しい屋根材をしっかり固定できるよう、ざら板の上から構造用合板を増し張りしました。
なお、構造用合板の固定に際し、墨出し(すみだし)した線に沿ってビスを打ち込んでいます。
墨出しした線は、屋根の骨組みの垂木(たるき)の位置を示していて、既存のざら板だけでなく、下の垂木までしっかり固定することで、強風による屋根下地の浮き上がりや剥がれを抑えられるんです٩( 'ω' )و
せっかく屋根を直しても、構造用合板ごと風でめくれたら、屋根のプロとして恥ずかしいですからね〜
構造用合板を張り終えたら、防水紙を敷設します。
屋根は、『屋根材だけで雨漏りを防いでいる』と思われがちですが、実は屋根材の下に敷く防水紙とセットで雨水を入りにくくしているんです。ちなみに、屋根材を『一次防水』、防水紙を『二次防水』と呼んでいるんですよ〜
防水紙は、軒先から重ねるように敷設し、万が一雨水が屋根材の下に入ってきても、スムーズに排水できるように工夫しています。また、防水紙を敷き終えたら、重ねた部分や表面の状態を確認します。屋根材を葺いてしまうと見えなくなる部分ですから、この段階で気になるところを残したくないんです^^
防水紙の敷設まで終えたところで、この日の作業は終了です。
翌日は晴れの予報でしたが、念のため施工箇所をブルーシートで養生しました。
防水紙だけでも雨水の浸入を防げますが、本来は屋根材と組み合わせて使用するものです。屋根材を施工するまでは、できるだけ雨風にさらさないよう保護しました(^_^)v
次回は、ガルバリウム鋼板を使用した縦葺き屋根の施工から完成までを、施工事例としてご紹介しますね。
水戸市で行ったトタン屋根の葺き替え工事から、腐食したざら板の交換、構造用合板による土台づくり、および防水紙敷設をご紹介しました。
屋根が強風の被害を受けると、『全部交換しないといけないの?』と不安になりますよね。しかし、今回のように部分的に交換し、補強すべきところは補強する方法も考えられます。
屋根材のめくれや飛散などでお困りの際は、街の屋根やさん水戸店にお気軽にご相談ください。
現場調査で屋根の状態を確認したうえで、どのような修繕ができるのかアドバイスできたらと思います( ^ω^ )
トタン屋根の土台補修に関するよくいただくご質問3選
トタン屋根の土台が腐っていると、屋根材が飛ばされやすくなりますか?
はい。野地板が腐食すると、屋根材を固定している釘やビスの保持力が弱まり、強風でめくれたり飛散したりする可能性があります。特に軒先は風の影響を受けやすいため、注意が必要です。 "
野地板が腐っている場合、野地板をすべて交換する必要がありますか?
必ずしも全面交換が必要とは限りません。腐食が一部分に限られている場合は、傷んだ箇所だけを交換する方法もあります。
屋根の土台に構造用合板を増し張りするのはなぜですか?
新しい屋根材を施工するための土台をつくり、屋根材をしっかり固定できるようにするためです。今回の工事では、既存のざら板の上に構造用合板を重ね、垂木の位置を確認しながらビスで固定しました。
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