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福山市で事故による屋根の破損を修理|ブルーシート養生から板金屋根の復旧まで
更新日:2026年10月21日
こんにちは。街の屋根やさん福山店です。今回は福山市のお客様より、車が建物に突っ込み、下屋根が壊れてしまったとご相談を頂きました。道路に面した軒先には大きなへこみやゆがみがあり、現地ではブルーシートで応急養生されている状態でした。表面の板金だけでなく下地への影響も確認するため、既存屋根を撤去して改修する方法をご提案。下地を整え、ルーフィングと新しい板金を施工して、破損した下屋根を復旧しました。
車両被害の下屋根全景
現地で確認したのは、道路側に長く伸びる下屋根のたわみと、軒先の変形です。母屋の瓦屋根は残っていましたが、その下にある板金屋根が傷み、正面の開口部にはブルーシートが張られていました。下屋根とは、母屋より低い位置にある屋根のことです。
突然の事故では、まず雨の影響を抑えたいところですが、養生は本工事までの一時的な対応です。シートが掛かっていても、変形した屋根材や接続部分が直ったわけではありません。今回は養生の状態と屋根の傷みを確認し、復旧に必要な工事を検討しました。
へこんだ軒先と養生
軒先を近くで見ると、板金が大きくへこみ、屋根の先端が波打つように変形していました。軒先は屋根面を流れてきた雨水を外へ排出する部分です。形が崩れると、水の流れや周囲の部材とのつながりにも影響するおそれがあります。
今回、へこんだ板金を押し戻すだけの修理にしなかったのは、その下にある下地の状態まで確かめる必要があったためです。表面の見た目だけで判断せず、傷んだ屋根材を撤去して、屋根を支える部分から確認する改修を進めました。
事故による破損では、ぶつかった場所と、実際に修理が必要な範囲が同じとは限りません。周囲との納まりも含めて調べることが、工事範囲を決めるうえで大切になります。
関連:作業車の事故で破損した破風板金と瓦の補修工事
屋根解体中の作業風景
既存の板金を取り外し、屋根材に隠れていた下地を確認していきます。屋根の外側から分かるのは、主にへこみやゆがみです。屋根材をめくることで、仕上げ材の下にある部分も確認できるようになります。
撤去の際に気をつけたのは、残す瓦屋根との境目です。既存の瓦を傷めないように作業を進め、板金屋根と接する部分の状態を確認しました。新しく葺く屋根と、引き続き使う屋根をどうつなぐかも、今回の修理の大切な点です。
屋根材を外す工程は、新しい材料を取り付けるためだけの作業ではありません。完成後には見えなくなる部分を確認できる機会でもあるため、復旧前の工程として重視しています。
解体後の下屋根下地
傷んだ屋根材を撤去した後は、下地を調整し、板金を葺き直すための準備を進めました。新しい屋根材をきれいに納めるには、その下で支える部分を整える必要があります。
下地に無理がある状態で仕上げ材を取り付けると、屋根面や軒先のラインにも影響します。今回は事故で変形した屋根の形を整えることと、雨から建物を守る機能の回復を考えながら、下準備を進めました。
ブルーシートで覆われた段階から、本来の屋根として使える状態へ戻すには、下地、防水層、仕上げ材という順番で工事を進めることが重要です。完成写真だけでは分かりにくい部分ですが、復旧の土台となる工程です。
応急処置について:屋根を一時的に雨から守る「雨養生」
新しい板金屋根施工中
下地を整えた後は、下葺き材のルーフィングと、新しい青色の板金を施工していきました。施工途中の写真では、板金が納まった部分と、ルーフィングが見えている部分を確認できます。
ルーフィングは、屋根材の下に設ける防水層です。屋根材の下へ入った雨水が建物内部に達するのを防ぐ役割があり、表面の板金と合わせて屋根の防水を担います。仕上がると隠れる部分も含めて復旧することが大切です。
新しい板金は、既存屋根との位置関係や軒先の納まりを合わせながら取り付けます。屋根面だけを仕上げるのではなく、雨水の出口や周囲とのつながりを考えて葺き直していきました。
復旧した青い板金屋根
板金の施工が進み、道路側に長く伸びる下屋根の面が整ってきました。施工前にへこみやたわみが見られた屋根が、新しい青色の板金で覆われています。
施工で気をつけたのは、板金同士の接合部と、長い軒先のラインをそろえることです。ハゼと呼ばれる接合部分や周囲の納まりを合わせ、屋根全体として仕上げていきました。
長い屋根では、部分ごとの小さなずれも全体の見え方に表れます。見た目の整い方に加え、屋根面から軒先へ雨水を流すことを考えながら施工しました。
瓦との取り合い部仕上り
今回の工事では、母屋の瓦屋根を残して下屋根を復旧しました。種類の異なる屋根材が接する部分を「取り合い」と呼びます。新しい板金と既存の瓦をつなぐ、この境目も重要な施工箇所です。
瓦を傷めないよう注意しながら板金を納め、既存の屋根とのつながりを整えました。屋根材が切り替わる場所では、雨水がどちらへ流れるかを考えた納まりが必要になります。
事故で傷んだ範囲を直す工事でも、周囲の屋根から切り離して考えることはできません。残す部分との接続まで含めて整えることを大切にしました。
関連施工事例:福山市の瓦差し替えと雨とい勾配調整
改修後の下屋根全景
道路側から見た完成後の様子です。大きく変形していた下屋根は、新しい板金屋根へ復旧しました。軒先のラインも整い、ブルーシートで覆われていた施工前との違いが分かります。
今回は、車の衝突によって破損した屋根を修理した事例です。既存屋根の撤去、下地の確認と調整、防水層の施工、板金の葺き直しを経て復旧しました。写真を順に見ると、表面を新しくするまでに必要だった工程が分かります。
福山市で行った今回の屋根修理では、事故で変形した下屋根を、応急養生された状態から新しい板金屋根へ復旧しました。工事では、表面のへこみだけで判断せず、撤去後の下地や、残す瓦屋根との取り合いまで確認しながら進めています。
事故で屋根が壊れた際は、屋根材だけの補修で対応できるのか、下地を含めた改修が必要なのかを、現地の状態に合わせて判断する必要があります。修理範囲や費用も被害の程度によって異なります。
街の屋根やさん福山店では、確認できた状態をもとに、必要な工事をご説明します。「車が当たって軒先が曲がった」「ブルーシートで養生している屋根を直したい」など、福山市で屋根の破損にお困りの方はご相談ください。被害の場所や写真をお伝えいただくと、状況を共有しやすくなります。
この記事を書いた加盟店
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