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小山市 中古住宅を購入して2カ月で雨漏り|棟板金と屋根材の飛散を確認
更新日:2026年10月6日
こんにちは。街の屋根やさん栃木小山店です。
小山市のお客様より、『中古住宅を購入して住み始めたばかりなのに、雨漏りしている』と、ご相談をいただき、屋根の調査に伺いました。
屋根に上がってみると、棟板金がなくなるとともに、屋根材が飛散して下地の木材が露出している箇所を確認。露出した木材などの状態から、最近になって突然発生したというより、以前から不具合が進んでいた可能性も考えられました。
今回は、中古住宅を購入してわずか2カ月で雨漏りが発覚したお住まいで、屋根にどのような不具合が起きていたのか調査した様子をご紹介します(╹◡╹)
中古住宅を購入して2カ月で雨漏り|天井にシミを確認
小山市にお住まいのお客様は、『中古住宅に住み始めて2カ月で雨漏りが発生』してお困りでした。
屋内を確認すると、天井に雨漏りのシミが確認できました。
『こんなに早く雨漏りするとは・・・』と、せっかく購入したのに、すぐに雨漏りしたお客様の残念な気持ちがひしと伝わってきました(O_O)
購入してまだ2カ月ですから、雨漏りしている箇所だけを見るのではなく、ほかにも気になるところがないか屋根全体を確認していきます。
中古住宅を購入して2カ月で雨漏り|棟板金と屋根材が飛散!?
屋根に登ってお調べすると、棟板金と屋根材が飛散しているのが見つかりました。なお、露出した木材などの状態から、以前から破損していた可能性も考えられました。
室内の確認を終えると、梯子をかけて屋根に登って調査しました。
屋根材は、コロニアル(スレート)屋根で、塗装が劣化して屋根全体が黒ずんでいる状態です。
ただ、屋根の下から上を見たときに、『ん?』と違和感を感じました。
違和感の正体は、棟板金の飛散でした。
棟(むね)とは、屋根面と屋根面が合わさる頂部のことで、この部分を覆って雨水の浸入を防いでいるのが棟板金です。ところがこちらの屋根では、棟板金が1本分丸ごとなくなり、内部の木材がむき出しになっていました。木材もかなり傷んでおり、雨や紫外線の影響を受け続けていたことがうかがえます(T . T)
棟は屋根の中でも雨風の影響を受けやすい場所です。
棟板金がなくなれば、本来は覆われている部分が直接雨にさらされるため、雨漏りにつながるリスクが高まります。
飛散していない棟板金も確認すると、表面が著しくサビていたり、継ぎ目部に隙間があいていました。
今回の屋根は、棟板金が飛散した箇所だけでなく、残っている棟板金やその周辺にも劣化が見られたことから、
一部分だけを見て判断するのではなく、屋根全体の状態を確認してから判断した方がよい状態です。
棟まわりに大きな不具合が見つかりましたが、問題はそれだけではありませんでした。実は、棟板金が脱落した箇所のすぐ際で屋根材が一枚脱落しており、その下の下地が露出しています。
屋根材は、降ってきた雨を軒先へ流し、屋根内部へ雨水が入り込むのを防ぐ役割を担っているんです。
脱落した状態では雨水が入り込みやすくなり、その下に施工されている防水紙や野地板まで影響を受ける可能性があります。今回の雨漏りは、先ほど確認した棟まわりだけでなく、こうした屋根材の不具合も含めて原因を考えなければいけません。
また、屋根全体に多数発生しているわけではありませんが、一部の屋根材にはひび割れも確認しました(//∇//)
ひび割れがあるからといって、すぐに室内まで雨漏りするとは限りません。屋根材の下には防水紙が施工されており、屋根材を通過した雨水から建物を守る二次防水の役割を担っているためです。しかし、こちらのお住まいでは棟板金や屋根材の脱落といった大きな不具合も同時に確認されています。表面に見えている箇所だけを補修するのではなく、防水紙や野地板を含め、屋根の内側がどのような状態になっているのかも考慮して改修方法を検討する必要があると判断しました。
屋根の調査では、棟板金が1本分なくなり、露出した下地の木材にも変色や劣化が見られました。
残っている棟板金のサビや屋根材の脱落・ひび割れも含めると、購入後の約2カ月ですべて生じたとは考えにくく、以前から劣化が進んでいた可能性があります。
ただし、破損した時期までは特定できないため、確認できた屋根の状態をお客様へご説明しました。
中古住宅を購入して間もない時期に不具合が見つかった場合は、売買契約書や物件状況報告書に、雨漏りや修繕履歴の記載がないか確認しておくことも大切です。
中古住宅を購入して2カ月で雨漏り|葺き替えによる修繕を提案
調査を終え、屋根をどのように直すのがよいかを検討しました。
コロニアル屋根では、既存屋根を残したまま新しい屋根材を重ねるカバー工法も選択肢の一つです。ただ、今回はすでに雨漏りが発生し、棟板金や屋根材がなくなって下地が露出していました。
この状態で上から新しい屋根を重ねてしまうと、防水紙や野地板がどこまで傷んでいるのかを十分確認できません。部分補修で済ませられる状態ならその方法も考えますが、今回は見えない部分を確認せずに覆ってしまうことは避けたいと考えました。 そこで、既存の屋根材と防水紙を撤去し、野地板の状態まで確認しながら必要な補修ができる『葺き替え』をご提案しました。
現在の屋根の状態と考えられるリスク、必要な工事について一つずつご説明し、屋根を下地から整えられる葺き替え工事をご提案したところ、『思っていた以上に屋根が傷んでいたんですね』と、原因が分かったものの、少しがっかりされたご様子です。
私たちも、お客様の気持ちが理解できるだけに、どこか釈然としないまま調査を終えることとなりました(-_-)
小山市の雨漏り調査では、棟板金や屋根材が飛散し、屋根の下地が露出している箇所を確認しました。
中古住宅の屋根は、室内や外壁と違って購入時に状態を確認しにくい場所です。購入して間もない時期に雨シミや天井の変色などが見つかった場合は、『まだ買ったばかりだから大丈夫』と考えず、一度屋根の状態を確認してみることをおすすめします。
また、雨漏りしているからといって、必ず大がかりな工事が必要になるとは限りません。部分修理で対応できるのか、屋根全体を直した方がよいのかも含め、現在の状態を確認したうえで修繕方法をご提案します(^ ^)>
当店は、屋根の状態を確認したうえで、今すぐ必要なこと・急がなくていいことを分けてお伝えしています。現場に合った適正な工事内容・適正価格・高品質施工で、お客様の期待にお応えします(^o^)丿
中古住宅の雨漏りや棟板金のトラブルに関するよくいただくご質問3選
中古住宅を購入してすぐに雨漏りした場合、まず何をすればよいですか?
まずは雨漏りしている室内の場所や状況を記録し、屋根の専門業者へ調査を依頼します。購入して間もない場合は、売買契約書や物件状況報告書などを確認しましょう。
必ずしもすぐ室内まで雨漏りするとは限りません。ただし、棟板金がなくなると下地が雨風にさらされ、雨水が屋根内部へ入り込むリスクが高まります。
棟板金や屋根材が飛散した部分だけ直せば大丈夫ですか?
屋根内部の状態によって異なります。すでに雨漏りしている場合は、防水紙や野地板まで傷んでいないか確認したうえで補修方法を判断することが重要です。
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