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下野市 ニューアーバニーをカバー工法で改修|防水紙と役物を施工
更新日:2026年10月5日
こんにちは。街の屋根やさん栃木小山店です。
下野市で進めている、ニューアーバニー屋根のカバー工事をご紹介します。
前回の現地調査では、ニューアーバニーの劣化状況を確認し、塗装ではなく、既存屋根を残して新しい金属屋根材を重ねるカバー工法をご提案しました。
いよいよ工事に入りますが、すぐに新しい屋根材を葺くわけではありません。まずは既存屋根を高圧洗浄し、十分に乾燥させてから防水紙(粘着式アスファルトルーフィング)を敷設。さらに、軒先やケラバには雨水を適切に排出するための役物を取り付けていきます٩( 'ω' )و
ニューアーバニーのカバー工法|塗装の剥がれや多数のひび割れを確認
下野市にお住まいのお客様から、『傷みが目立ってきたのでリフォームを考えている』と、ご相談いただきました。
調査では、屋根材は『ニューアーバニー』であり、塗装の剥がれや多数のひび割れを確認。
もちろん、再塗装という選択肢もありますが、塗装ではひび割れは直せないうえ、築30年であること、および雨漏りがなく下地が良好だったことを踏まえ『カバー工法』をご提案しました。お客様にも『最初は塗装を考えていましたが、屋根材そのものが傷んでいるなら、これから先のことも考えて直しておきたいですね』とおっしゃっていただき、施工する運びとなりました。
ニューアーバニーのカバー工法|屋根を洗浄して防水紙を敷設
ニューアーバニーのカバー工法では、新しい屋根材を重ねる前に、既存屋根の清掃、防水紙の敷設、そして軒先・ケラバの雨仕舞いが重要です。
はじめに、既存のニューアーバニーに付着した汚れや苔などを高圧洗浄で落とします。
この日は雨模様で、職人さんもカッパを着て作業となりました。『雨の日に屋根工事?』と思われるかもしれませんね^^
しかし、雨降りは高圧洗浄作業の絶好のタイミングなんです。
雨によって屋根の付着物が剥がれやすくなったり、周囲が濡れていることで、洗浄時に発生する汚水や細かな汚れの飛散を抑えやすいといったメリットがあるんですよ〜
高圧洗浄後、屋根を十分に乾燥させたらおしまい・・・ではありません。
高圧洗浄では取れなかったカビや藻、あるいは剥がれかけの塗料などを、手作業で剥がしていきます。
さらに!ニューアーバニーには大きなスリット(切り込み)があり、この部分に汚れやゴミが残っている場合があるんです。このあとに敷設する防水紙を既存屋根へしっかり密着させるため、スリット部分まで確認しながら清掃。
ただキレイにするのではなく、屋根材特有の形状に合わせて作業内容を変えています( ^ω^ )
防水紙(粘着式アスファルトルーフィング)で二次防水
ニューアーバニーのスリットまできれいに清掃したら、新しい屋根材を葺く前に防水紙を敷設します。
今回使用した防水紙は、田島ルーフィングの粘着式アスファルトルーフィング『タディスセルフ』です。
屋根カバー工法では既存の屋根材を残したまま、その上に防水紙を敷設します。タディスセルフは裏面が粘着層になっているため、既存屋根に密着させながら施工できるのが特徴です。
防水紙を屋根の低い軒先側から棟へ向かって、上下を重ねながら貼り付けていきます。この重なりを設けることで、防水紙の上に雨水が入っても、下へ下へと流れるように工夫しているんですよ。
施工に際しては、しわや大きな浮きができないよう、既存の屋根へしっかり密着させるのがポイント。意外と気を遣う作業です。
棟までタ防水紙を敷設し、屋根全体の二次防水ができあがりました。
普段、雨水を直接受け止めているのは表面の屋根材です。これを『一次防水』とすると、その下にある防水紙が、屋根材の内側へ雨水が入り込んだ際に建物内部への浸入を防ぐ『二次防水』の役割を担います。
カバー工事では、この防水紙も最終的には新しい屋根材の下に隠れてしまいます。
完成写真だけでは分からないところですが、むしろこうした見えなくなる部分ほど施工中にしっかり確認して記録に残してきました(๑>◡<๑)
ニューアーバニーのカバー工法|軒先やケラバに役物を取り付けて雨仕舞い
防水紙を敷き終えると、軒先やケラバに役物(金属の板)を取り付けて雨仕舞い(あまじまい)します。
雨仕舞いは、雨水を適切に排水するための仕組みをいい、屋根工事では欠かせません。
今回は、軒先部分に『セットバックスターター』という軒先唐草を取り付けました。
写真では見えにくいですが、セットバックスターターは凸形になっているのが特徴です。
実は、凸形になっていないと、カバー工法で屋根面が高くなった分、雨水が雨樋を飛び越えてしまう可能性があります。あえて凸形にすることで、雨樋の中へ雨水がスムーズに流れるようになるんですよ〜
屋根の端部であるケラバには、ケラバ金物を取り付けました。
ケラバ金物には、万が一雨水が中に入ってきても、先にある雨樋に流れるように溝が付けられています。また、
『雨水をどこに、どう流すか?』を考えたうえで、軒先唐草(セットバックスターター)の端部に、あらかじめすき間を確保しているんですよ。
こうしたちょっとした工夫が、建物の雨漏りしにくさにつながっているんですね(^_^)v
これで、スーパーガルテクトを葺くための下準備が整いました。
屋根カバー工事というと、新しく葺いた金属屋根材に目が向きがちですが、その前には、洗浄・防水紙・軒先・ケラバと、それぞれに雨水の流れを考えた工程があります。新しい屋根材をただ重ねるのではなく、こうした下準備を整えてからスーパーガルテクトの施工へと進みます。
そして、この屋根には高さの異なる棟が接する『棟違い』があります。次回は、屋根の形状に合わせて板金を加工しながら行う、棟違い部分の雨仕舞いをご紹介します(^o^)/
今回は、下野市で進めているニューアーバニー屋根のカバー工事から、新しい屋根材を葺く前の工程をご紹介しました。
今回のお客様も、最初は塗装によるメンテナンスをお考えでした。しかし、実際に屋根を確認すると、ニューアーバニーそのものに多数のひび割れがあり、これから先の維持管理も考えてカバー工法を選択されています。
『塗装で済むのか、それともカバー工法まで必要なのか分からない』という段階でも大丈夫です。使える部分まで無理に工事するのではなく、屋根の状態を確認したうえで、今のお住まいに必要なメンテナンス方法をご提案します(╹◡╹)
屋根やお住まいのトラブルやお悩みごとをお気軽にお問い合わせください当店は、屋根をきっちりお調べして、今すぐ必要な修繕・将来必要となる修繕に分けてアドバイスさせていただきます٩( 'ω' )و
屋根カバー工法や下準備作業に関するよくいただくご質問3選
屋根カバー工法では、古い屋根を洗浄する必要がありますか?
既存屋根の状態や施工方法によって異なりますが、汚れや苔などが多い場合は洗浄を行います。特に粘着式の防水紙を使用する場合は、しっかり密着させるためにも重要です。
古い屋根があるのに、なぜ新しい防水紙を敷くのですか?
カバー工法でも、新しい屋根材の下には防水紙を施工します。表面の屋根材だけですべての雨水を防ぐのではなく、その下の防水紙が二次防水として建物への雨水浸入を防ぐためです。
軒先やケラバに取り付ける金物にはどんな役割がありますか?
軒先やケラバは屋根の端にあたり、雨水を適切に排出するための工夫が必要な場所です。それぞれの場所に合わせた役物を取り付け、新しい屋根材を施工するための下準備を整えます。
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