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菊池市で地震後の雨漏りを調査|増築部の箱樋と笠木が原因
更新日:2026年10月2日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
今回は令和8年熊本地震の後に雨漏りが始まったというご相談をいただき、菊池市で現地調査を行った様子をご紹介します。
雨漏りの原因は瓦ではなく、増築部との境目にある箱樋(はこどい)と笠木(かさぎ)の不具合が原因でした。
大きな地震が起きると、瓦のズレや落下で雨漏りが発生することも多いですが、それ以外にも原因があるため、まずはしっかり原因を調査することが大切です。
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菊池市の築45年木造2階建て|地震後の雨漏りのご相談
菊池市にお住まいのお客様より、「地震の後に増築部付近から雨漏りしている」とご相談をいただきました。
| 所在地 | 菊池市 |
| 建物 | 築45年木造2階建て |
| 屋根 | 瓦屋根 |
| ご相談内容 | 地震の後、増築部付近から雨漏りしている |
大きな地震の後は、瓦の落下や屋根の崩落だけでなく、雨漏りのご相談も非常に多くなります。
今回も地震後に発生した雨漏りということで、屋根に不具合が出ている可能性が高いため、しっかり原因を調査したうえで、最適な修理方法をご提案します。
まずは室内の雨漏り箇所を確認したところ、天井にはシミができており、雨水が染み込んだ跡が見られました。
この場所は、
以前に増築をされた境目のあたりだそうです。
増築部の境目は、既存の屋根と増築した屋根がつながる部分のため、雨水が集まりやすく、
雨仕舞が難しい場所でもあります。
雨仕舞とは:建物内に雨漏りが侵入しないよう、適切に受け流して排出する構造のこと
続いて屋根に登って点検を行いました。知り合いの方からは「棟(むね)がずれているのではないか」と言われたそうです。
棟の状態を確認しましたが、
実際に棟のズレは見られませんでした。
瓦の落下も確認されず、地震による屋根材そのものの大きな被害はない状態でした。
また、他の瓦屋根も確認しましたが、瓦のズレや落下はありませんでした。
雨漏り箇所の上部にあたる、増築部のつなぎ目を確認しました。
既存の屋根と増築部の境目には、
箱樋(はこどい)が設置されていました。
箱樋とは:屋根と屋根の境目や、屋根と壁の境目に設ける、箱型の雨どいのことです。
こちらでは銅板(どうばん)製の箱樋が使用されていました。
銅板は錆びに強く耐久性がありますが、柔軟性があるため、衝撃などで穴が開くこともあります。
さらに今回は、箱樋の中に落ち葉などが溜まっている状態でした。
落ち葉が水の流れをせき止めたり、湿気を抱え込んだりすることで、箱樋の傷みが進みやすくなります。
落ち口に溜まっていた落ち葉を簡易的に取り除きました。
雨水がたまっていた
落ち口周辺は傷みが見られ穴が開いた所がありました。
今回の雨漏りは、
この部分から雨水が入り込んだと考えられます。
箱樋の上には、増築部の屋根の笠木(かさぎ)がありました。
確認したところ、継ぎ目に打っている
コーキングが切れて穴が開いている状態でした。
笠木は、屋根の端や壁の上部を覆って雨水の侵入を防ぐ部材です。コーキングが切れたり穴が開いたりすると、そこから雨水が入り込みます。
菊池市で増築部の天井雨漏りの原因を探ると、上部にある
箱樋や笠木の穴あきが原因と考えられました。
地震の揺れによって建物にひずみが発生し、こういった穴あきが発生した可能性もあります。
そこで、以下の工事をご提案しました。
お客様には、調査時に撮影した写真をお見せしながらご説明しました。
「写真を見せてもらいながら説明してもらえて、理解しやすかったです」とお喜びいただけました。
地震の後に雨漏りしました。瓦が落ちていなくても、地震が原因ですか?
瓦の落下やズレがなくても、地震の揺れでコーキングや板金のつなぎ目に隙間ができ、雨漏りにつながることがあります。一方で、今回のように、もともと劣化していた箇所が雨をきっかけに表面化するケースもあります。原因を特定するためには、屋根に登っての確認が必要です。
棟のズレや棟瓦の崩れは、雨漏りの原因になることがあります。ただし今回のように、棟に異常がなく別の箇所が原因だったという例もあります。思い込みで判断せず、雨漏り箇所の周辺を順に確認することが大切です。
既存の屋根と増築部の屋根がつながる境目は、雨水が集まりやすく、箱樋や板金などの部材で雨仕舞をしていることが多い場所です。これらの部材が劣化すると、雨漏りにつながりやすくなります。
令和8年熊本地震のように大きな震災の後に雨漏りが始まると、「地震で屋根が壊れたのでは」と不安になりますよね。
しかし、実際に調査すると箱樋や笠木など、見えにくい部分に原因があることもあります。
街の屋根やさん熊本店では、お客様ご自身では確認するのが難しい屋根のお写真を撮影し、調査後にはお客様にお見せしながら状態と原因を分かりやすくご説明します。
「天井にシミができた」「壁紙が浮いてきた」といった変化に気づかれたら、被害が広がる前にご相談ください。
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