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阿見町で瓦屋根を部分葺き直し!ズレた瓦を直してガイドライン工法で固定
阿見町 屋根葺き直し
【工事のきっかけ】
阿見町のお客様が離れた場所からご自宅の屋根を見たところ、本来は見えないはずの赤い部分が見えていることに気づき、「何かおかしい」とご相談くださいました。現地で確認すると、一部の瓦にズレが発生している状態でした。ズレの原因は特定できませんでしたが、放置すると雨水が入り込む心配があるため、ズレが生じた屋根面を部分的に葺き直すことになりました。
基本情報
- 施工内容:屋根葺き直し
- 施工期間:4日
- 築年数:25年
- 使用材料:PカラーEX+、樹脂製タルキ、樹脂製瓦桟、強力棟、なんばん、ステンレス釘、7釘
皆さまこんにちは!街の屋根やさんつくば稲敷店です!
「屋根を遠くから見たら、赤いところが見えるんです。これって大丈夫でしょうか?」
阿見町のお客様から、そんなご相談をいただきました。
屋根を見上げても、普段は瓦の細かな納まりまで気にすることは少ないものです。それでも「いつもと違うものが見える」と感じたら、やはり気になりますよね。
現地で確認すると、瓦が本来の位置からズレており、通常は瓦同士が重なって隠れている部分が見えていました。お客様が気づかれた赤い部分も、そのズレによって露出した箇所と考えられます。
瓦のズレをそのままにしておくと、雨水が瓦の下へ入り込みやすくなったり、強風時にさらに動いたりする可能性があります。
そこで今回は、ズレが生じている寄棟屋根の一部をいったん解体し、防水シートや瓦桟から整え直す「部分葺き直し」を実施。既存の瓦を再利用しながら、屋根を組み直していきます。
今回の工事は、屋根全体をすべて新しくするわけではありません。ズレが生じていた寄棟屋根の一部を中心に、必要な範囲だけを葺き直します。
「葺き直し」とは、既存の瓦をいったん取り外し、その下にある防水シートや瓦桟などを新しく整えてから、まだ使える瓦をもう一度戻す工事のこと。
瓦そのものをすべて交換する葺き替えとは違い、状態の良い瓦は再利用できるのが特徴です。
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瓦は耐久性の高い屋根材ですが、その下にある防水シートや木材は瓦より先に劣化することがあります。そのため、表面の瓦だけを元の位置へ戻すのではなく、一度外して下の状態まで確認することが大切です。
今回も、瓦を外しながら内部までしっかり見ていきます。
瓦を一枚ずつ撤去!下地を確認して防水シートを新しく
瓦は一枚ずつ外していきます。
瓦をめくってみると、瓦の下には葉や細かなゴミが入り込んでいました。さらに、外した瓦の中には欠けや割れが生じているものも確認できます。

まだ使える瓦は、このあと再び屋根へ戻します。そのため、外した瓦は施工の邪魔にならない場所へまとめて保管。割れや欠けがある瓦だけは、新しいものへ交換します。
瓦をすべて外すと、これまで隠れていた下地が見えてきました。

防水シートは変色し、破れが生じている部分もあります。この状態では、屋根本来の役割を果たすのは難しかったのではないでしょうか。
屋根の縦横に取り付けられている細い木材は「瓦桟」です。瓦桟は、瓦を引っ掛けて位置をそろえるための大切な下地です。

新しく瓦を戻したときに以前と同じ納まりになるよう、撤去前に一本ごとのサイズや間隔を測って記録しておきます。

下地を整えたあと、屋根面全体に新しい防水シートを張っていきます。
通常は瓦が雨を受けて軒先へ流しますが、強い風を伴う雨などでは、わずかな水が瓦の下へ入り込むこともあります。そんなとき、建物の内部へ水を回さないよう受け止めるのが防水シートの役割です。
完成後には見えなくなる部分ですが、屋根を守るうえでは欠かせません。

防水シートを屋根面全体へ施工したら、新しい瓦桟を取り付けます。
撤去前に測っておいた寸法と間隔を確認しながら設置していくのがポイントです。
瓦桟の位置がずれると、瓦を並べたときの重なり方や全体の納まりにも影響します。元の瓦を再利用する今回の工事だからこそ、元の位置とずれないようにすることが大切です。
準備が整ったところで、いよいよ葺き戻しです。
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瓦は屋根の下側から上へ向かって順番に並べていきます。そして一枚ずつ重ねながら位置を合わせ、釘で固定…非常に地道な作業です。この作業をひたすら繰り返していきます。
釘を打った部分は、その上の瓦で隠れてしまいます。このように下から順に階段状になっていることで、雨水が軒へと流れていく仕組みです。
さて、今回のお住まいは寄棟屋根です。屋根面同士が斜めにぶつかる部分には「隅棟」があるため、平らな部分と同じように瓦を並べるだけでは仕上がりません。

隅棟では、棟瓦をしっかり固定できる下地をつくり、その上から仕上げていく必要があります。
そこで今回は「ガイドライン工法」を採用しました。ガイドライン工法とは金物やビスを使い、耐震性を高める屋根工事のことをいいます。
棟瓦を取り付ける部分には、あらかじめ土台となる金物を設置しておきました。平場の瓦を棟の近くまで葺き戻したら、金物まわりの下地を整え、南蛮漆喰を詰めていきます。
南蛮漆喰は、棟瓦の土台をつくりながら、雨水が入り込みにくい状態に整えるために使う材料です。
さらに今回は、棟瓦を固定する下地として樹脂製の部材を採用しました。
木製の下地は、水分を含む状態が長く続くと腐食する可能性があります。一方、樹脂製は水分の影響を受けにくいのが特徴です。
棟は雨や風を受けやすい場所だからこそ、固定する下地にも耐久性を考えた材料を使っています。
南蛮漆喰と下地を整えたら、棟瓦を順番に設置。
最後は釘で固定していきます。
棟瓦が一直線に納まり、ズレていた屋根面もきれいに整いました。
表面から見ると「瓦を元に戻しただけ」のように見えるかもしれません。しかし実際には、一度瓦を外し、防水シートや瓦桟を新しくしたうえで葺き戻し、さらに棟部分の固定方法まで見直しています。
見えないところから組み直した屋根なので、雨漏りや瓦のズレが生じる心配もありません。
屋根工事が終わったところで、もうひとつ気になる場所が。それは、雨樋です。
雨樋の中には、枯れ葉や細かなゴミがかなりたまっていました。今回は屋根工事とあわせて、たまっていた枯れ葉を取り除きました。
今回、お客様が屋根の小さな異変に気づいた段階でご相談くださったことは、とても大切なポイントです。
瓦が大きく外れたり雨漏りが起きたりしてからでは、補修する範囲が広がってしまうことがあります。今回は「赤い部分が見える」という違和感の段階でご相談いただけたため、必要な範囲を確認し、部分葺き直しで対応することができました。
屋根は普段じっくり見る場所ではありませんが、「いつもと違う」「瓦が少しズレている気がする」と感じたときは、早めに状態を確認しておくと安心です。
瓦屋根のズレや割れ、雨樋の詰まりなどが気になる方は、街の屋根やさんつくば稲敷店へご相談ください。小さな違和感の段階から確認し、屋根の状態に合わせた補修方法をご案内します。
瓦屋根の補修なら街の屋根やさんつくば稲敷店にご相談ください!

街の屋根やさんつくば稲敷店では、お客様の大切な住まいを守るため、屋根工事・塗装工事・防水工事・雨どい工事・太陽光メンテナンスまで、幅広いサービスを完全自社施工・地域密着でご提供しています。
お客様一人ひとりのニーズに真摯に耳を傾け、最適なご提案をさせていただきます。
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