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下益城郡美里町で地震による棟瓦の崩落|社務所の棟積み替え工事をご提案
更新日:2026年9月11日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
今回は
下益城郡美里町の神社社務所にて、地震による棟瓦(むねがわら)の崩落が発生したとのご相談を受け、現地調査と応急処置にお伺いした様子をご紹介します。
揺れによって頂上部の棟瓦が崩れ、地上に大量の破片が落下している危険な状態でした。参拝者や近隣の方への二次被害を防ぐため、迅速に
ブルーシート養生を行い、その後の根本的な復旧として
棟積み直し工事をご提案いたしました。
実際の調査写真とともに、瓦屋根の棟が崩れてしまう原因や修繕方法について、プロの視点から分かりやすく解説いたします。
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下益城郡美里町で棟瓦の崩落のご相談|神社の社務所が被災
今回ご相談をいただいたのは、美里町にある神社の社務所です。
安全を確保しながら、屋根に上がって被害状況を確認します。
社務所の格調を保つため、のし瓦(棟の高さを出すため水平に何段も重ねる平たい瓦)が7段積まれ、その上に冠瓦(半円形の丸瓦)が被せられていました。
しかし、
地震の揺れによって7段ののし瓦がバランスを失って一気に崩れ落ちていました。残った棟も大きく波打ち、内部の葺き土が剥き出しになっていました。
地震で被害を受けるのは、この棟瓦が非常に多いです。
屋根の平らな面に敷く平瓦(屋根全体に敷き詰める瓦)は勾配に沿って噛み合っていますが、棟は下から積み上げて固定しているため、地震の揺れや台風の風圧が最も集中しやすい構造です。
また、こちらの棟瓦は
大回し工法で積まれていました。
大回し工法とは?
棟の内部に葺き土(粘土質の赤土)を詰め、表面を漆喰(石灰を主原料とした白い塗り材)で塗り固め、細い銅線で瓦をまとめる工法。
大回し工法は年数が経過すると、銅線が腐食して切れたり、葺き土が風化・流出して瓦がズレやすくなります。
また、こちらのように何段も積み上げられたのし瓦は、神社仏閣ならではの風格が出る反面、屋根の頂上に重量が集中し、地震の際に振り子のように揺れが増幅されることになります。
昔ながらの工法で高く積み上げられた棟瓦に、熊本地震の揺れが加わったことで、崩落の被害が起きたようです。
地上を確認すると、落下した大量の瓦と土が通路に砕け散っていました。
瓦1枚の重さは
約2.5〜3kgあります。
高所からの落下物は通行人に当たれば重大な事故に直結します。今回は幸い人的被害はありませんでしたが、落下した瓦が下方の平瓦を直撃し、
1枚割れて穴が開いている箇所もありました。
棟が崩れて土が露出した屋根は、
雨漏りのリスクが非常に高くなります。
このまま雨が降ると、露出した土が雨水を吸い込んで泥水となり、瓦の下にある
ルーフィング(防水シート)の隙間から
野地板(屋根の下地木材)へと染み渡ります。
木材が腐食すると将来の大規模葺き替えが必要になり、費用も跳ね上がってしまうため、本格修理までに応急処置を行い、雨水の侵入を防ぐことが大切です。
二次被害を防ぐ応急処置|大棟6mのブルーシート養生
調査後、お客様に養生費用【税別35,000円】をご案内し、ご依頼をいただきましたので、すぐに作業を開始しました。
崩れかかった残存瓦を手作業で慎重に撤去し、地上の破片も清掃・回収して歩行者の安全を確保しました。
今回はプロ仕様の瓦専用強力粘着テープで端部を瓦に密着させ、屋根の両側へトラロープ(標識ロープ)を交差させてしっかり固定しました。
これで雨水が室内に侵入する心配はなく、管理者様にも「これで雨が降っても安心です」と喜んでいただけました。
ブルーシートはあくまで一時的な応急処置ですので、根本的な安全を取り戻すための復旧工事をご提案いたしました。
平瓦自体はしっかりしていたため、無駄な全面葺き替えは行わず、
「被災した大棟6メートルの棟積み替え工事」「破損した平瓦1枚の差し替え」をご案内しました。
棟瓦が少し崩れている程度なら様子を見ても大丈夫ですか?
絶対に放置せず、できるだけ早く点検と養生を行ってください。棟瓦が崩れているということは内部の緊結線(瓦をまとめる銅線)が切れ、土台が崩壊している証拠です。余震や強風で残りの瓦が一気に崩れ落ち、通行人や車に直撃して重大な事故を招く危険があります。また、露出した土から雨水が染み込み、屋根下地の腐食を進めてしまいます。
地震で崩れた瓦屋根の修理に保険や共済は使えますか?
地震による損壊は通常の火災保険では対象外ですが、「地震保険」や「JA等の建物更生共済」に加入されている場合は損害区分に応じて給付されます。保険申請には被災直後の明瞭な写真と詳細な修繕見積書が必須となります。街の屋根やさん熊本店では、申請に必要な写真撮影や書類作成のサポートも無料で行っておりますのでお気軽にご相談ください。
はい、割れていない瓦であれば付着した土や漆喰を綺麗に落として再利用可能です。陶器瓦やいぶし瓦は焼き物として数十年以上の耐久性があるため、使える瓦を活かすことで材料費を大幅に抑え、建物の風格を保てます。落下で割れた瓦のみ同等品へ差し替えて施工します。
今回は下益城郡美里町の神社社務所にて実施した、地震による棟瓦の崩落調査と応急処置の様子をご紹介しました。
地震で被害を受けるのは、圧倒的に棟瓦が多いです。 また、屋根の棟は普段地上から見えにくいため、異変があってもご自身では気づきにくい場所です。
「瓦が落ちてきた」「屋根がどうなっているのか点検してほしい」といったご相談は、当店までお問合せください。
街の屋根やさん熊本店では、美里町をはじめ熊本県全域で屋根の無料点検・お見積り・応急相談を承っております。
屋根修理の経験・知識が豊富なスタッフが屋根に上がり、撮影した写真をお見せしながら丁寧にご説明いたします。
現地調査・お見積りは無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。
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