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上益城郡御船町のセメント瓦を部分葺き直しで雨漏り解消|古いルーフィングを刷新!
更新日:2026年8月31日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
今回は
上益城郡御船町で雨漏りが起きている瓦屋根の部分葺き直し工事の様子をご紹介します。
瓦を仮撤去してみると、ルーフィング(防水シート)の破れだけでなく、施工不良箇所も見つかりました。
実際の工程写真とともに、順を追ってご説明します。
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御船町の2階建て木造住宅では、1階和室に雨漏りが発生していました。
今回の雨漏りはルーフィングの破れが原因であるため、お客様には
「瓦屋根の部分的な葺き直し」をご提案しました。
葺き直しとは?既存の瓦をいったん外し、下地の補修とルーフィングの新しい張り替えを行ったうえで、
同じ瓦をもう一度葺き戻す工事です。瓦を新しくする「葺き替え」と違い、状態の良い瓦を再利用するため費用を抑えられるのが特徴です。
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施工範囲は下屋全体ではなく、
雨漏り箇所を中心とした一部でご提案し、工事のご依頼をいただきました。
葺き直しでは、ルーフィングを改修した後、瓦を再利用するため、
割れないよう1枚ずつ丁寧に外し、屋根の上で仮置きしていきます。
瓦を剥がすと、下から古いルーフィングが現れました。
古いルーフィングは全体的に柔軟性がなくなって硬くなり、あちこちで
破れている状態でした。
ルーフィングは破れだけでなく、一番軒先側のルーフィングで
張る順番が誤っているという施工不良も見られました。
ルーフィングは本来、
軒先から棟へ向かって順に、端を重ねながら張り上げていくものです。上側のシートが下側のシートに覆いかぶさる形になるため、上から流れてきた雨水はシートの上を滑って軒先へ排出されます。
しかし、こちらでは
軒先側のルーフィングが上になっていました。
この状態では、流れてきた雨水が重ね目から
ルーフィングの下へ潜り込んでしまいます。
過去にルーフィングが破れて雨漏り補修を行った際、既存のシートの下へ潜り込ませず、上から単純に張ってしまったのだと考えられます。
シートを1枚張るだけの作業でも、順番を間違えれば防水効果がなくなってしまいます。屋根工事は完成すると見えなくなる部分が多いからこそ、こうした基本を守れる業者に依頼することが大切です。
古いルーフィングの上には、桟木と呼ばれる瓦を引っ掛けるための細い木材が取り付けられています。
新しいルーフィングを張る前に、古い桟木を撤去します。
雨水の侵入によって
カビが繁殖している桟木もあったため、
カビが移った古いルーフィングごと撤去しました。
カビが残っていると、新しい材料にも移ってしまうリスクが残るため、できるかぎり取り除いておきました。
カビが出ていた箇所以外は既存のルーフィングをそのまま残し、その上から新しいルーフィングを施工していきます。
今回使用したのは、
改質アスファルトルーフィング「モラサン」です。
改質アスファルトルーフィングとは?アスファルトに合成ゴムや合成樹脂を加えて性能を高めた防水シートです。一般的なアスファルトルーフィングと比べて、次のような特長があります。
- 温度変化に強い — 夏の高温でも軟らかくなりにくく、冬の低温でも硬くなって割れにくい
- 釘穴まわりの止水性が高い — 桟木や瓦を留める釘の穴からの浸水を抑える
- 耐久性が高い — 一般的なアスファルトルーフィングより長い期間、防水性能を保つ
屋根の防水を最終的に担うのはルーフィングです。瓦の下に隠れて見えない部分だからこそ、材料選びが雨漏りの再発を左右します。
【関連記事】ルーフィングとは?種類・役割・選び方・費用など屋根の防水完全ガイド!
桟木とは、瓦を引っ掛けて固定するために屋根へ横方向に取り付ける細長い木材のことです。
瓦の裏側にある突起をこの桟木に引っ掛け、釘やビスで留めることで、瓦がずり落ちないよう固定されます。
桟木は屋根の流れをせき止める向きに取り付けるため、万一ルーフィングの上に水が入り込んだ場合、桟木の手前に水が溜まりやすいという性質があります。
そこで使用しているのが、水抜きの穴が開いた桟木です。溜まった水を穴から下へ逃がすことで、水が滞留して野地板を傷めるのを防ぎます。
桟木の取り付けが終わったら、仮撤去しておいた瓦を元に戻していきます。
棟の内部にはなんばん
漆喰を使用しました。
なんばん漆喰は、瓦を固定しながら防水の役割も果たす材料です。経年で内部の土や漆喰が崩れると雨水の浸入口になるため、葺き直しの範囲に棟がかかる場合は、同時に積み直しておくことで再発を防げます。
割れていた瓦は、すでに廃盤になっており、予備の瓦もお持ちではなかったため、今回はシリコンコーキングで補修して再利用しました。
葺き戻しが完了しました。既存の瓦を再利用しているため、見た目は工事前とほとんど変わりません。
しかし瓦の下は、新しいルーフィングと桟木にすっかり生まれ変わっています。部分的な葺き直しではありましたが、
雨漏りの原因となっていたルーフィングの破れと張り順の誤りを解消し、雨漏りの不安がなくなりました。
今回のお住まいはご両親のお宅で、離れて暮らす娘様からご依頼をいただいたものです。
工事完了後、娘様に完了報告をさせていただき、後日メールでお礼のお言葉を頂戴しました。
「先日は、猛暑の中大変お世話になりました。ご説明も頂き、姉と安心していた所です。」
ご両親と離れて暮らしていると、住宅の異変にはなかなか気づきにくいものです。
久しぶりに訪問したときに初めて雨漏りに気づいた、というご相談も少なくありません。
当店では、こうした離れて暮らすご実家の修理も承っております。
「実家の屋根が心配だけれど、自分では見に行けない」という場合も、調査した写真をお見せしながらご説明いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。
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葺き直し工事では、既存のルーフィングを残したまま、その上から新しいルーフィングを施工するのが一般的です。野地板の状態に問題がなければ、既存のシートは撤去せずに重ねて施工します。防水を担うのは新しく張ったルーフィングですので、性能に影響はありません。
原因箇所が明確に特定できていれば、部分葺き直しでも十分に改善できます。ただし浸入経路を確実に断てる範囲まで施工することが条件です。
施工範囲や屋根の状況によりますが、今回のような部分葺き直しであれば1日で完了することがほとんどです。全体の葺き直しになると規模に応じて日数が変わりますので、調査のうえでご案内いたします。
お客様に屋根へ上がっていただくことはできませんが、施工中の写真を撮影してご報告しております。 普段は見えない瓦の下の状態も含めて、どのような工事を行ったかをご確認いただけます。
上益城郡御船町の築50年木造2階建てにて、下屋の部分葺き直し工事が完了しました。
雨漏りの原因は、瓦の割れだけではありません。今回のように、過去の補修そのものが原因になっているケースもあります。
瓦をめくって初めて分かることが多いため、雨漏りが起きたら早めに専門業者へご相談ください。
街の屋根やさん熊本店では、屋根工事が初めてというお客様でも安心してお願いしていただける体制を整えております!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8


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