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京都市山科区で雨漏り調査、板金屋根の水たまりとカラーベスト屋根の経年劣化を確認
更新日:2026年8月14日
こんにちは!
街の屋根やさん京都店です!
京都市山科区の商店街にある連棟のお住まいから、豪雨のあとに雨漏りしているとのご連絡をいただき、私たちで現地調査に伺いました。
建物は築50年以上とのことで、ご高齢のご家族と中年の女性の方が暮らしておられ、急な雨漏りは本当にご不安だったと思います。
現地に到着すると、商店街らしい建物同士の距離の近さがあり、屋根やベランダまわりは雨水の影響を受けやすい印象でした。
外観全体を見た段階でも、年数相応の傷みが進んでいる様子があり、雨漏りの入口が一か所とは限らないことを意識しながら、順に確認していきました。
建物正面から確認すると、商店街のアーケード内に連なる連棟住宅で、隣家との取り合いが多く、排水や屋根の納まりが複雑になりやすい造りでした。
こうした建物は、ひとたび雨水の流れが悪くなると、狭い範囲に水が集中しやすくなります。
築年数も経過しているため、表面上は大きな破損が見えなくても、見えない部分で防水性が落ちている可能性があります。
豪雨時には一時的な処理能力を超えてしまい、
わずかな隙間や低い部分から浸水が起こる危険があります。
ベランダ前面の板金屋根に滞水しやすい状態がありました
屋根上へ上がると、板金仕上げの平らな部分の先に鉄製ベランダが載っており、前面に水が溜まりやすそうな納まりが確認できました。
ご相談内容どおり、雨漏りの主因として疑うべきポイントです。
平場に十分な勾配が取れていないと、雨が上から流れてきても排水しきれず、
水たまりが長時間残る状態になります。
滞水が続くと板金の継ぎ目や端部に負担がかかり、豪雨のたびに浸水リスクが高まります。
鉄製ベランダの足元まわりにも水の影響が出やすい環境でした
ベランダの手すり支柱まわりや立ち上がりとの取り合いを見ると、雨水が集まりやすい箇所に汚れの堆積が見られました。
鉄製ベランダは丈夫な反面、足元まわりに水が残りやすいと、固定部や周辺の防水納まりに負担がかかります。
特にこのような平場では、少しの不陸でも水の逃げ道が変わってしまいます。
放置すると、ベランダ下の構造部だけでなく、屋内側の天井や壁へじわじわ影響が広がるおそれがあります。
ベランダの奥に続くカラーベスト屋根は、全体として大きな崩れはないものの、経年による色あせや表面の傷みが確認できました。
カラーベストは年数が経つと防水性が落ち、表面が水を含みやすくなります。
すぐに穴が開く状態ではなくても、豪雨時には屋根材の重なりや端部から雨水が入りやすくなるため、
下地防水紙の負担が大きくなります。
築年数を考えても、今後の雨漏り予防を見据えた判断が必要な段階でした。
棟板金まわりも長年の使用による疲れが見えていました
屋根の中心にある棟板金まわりも確認すると、部材自体は残っていましたが、長年風雨にさらされてきたことで、固定部や継ぎ目には注意が必要な印象でした。
棟は雨水が左右に分かれる重要な部分で、ここに不具合が出ると内部へ水が回りやすくなります。
周辺の屋根材も年数なりに傷んでいるため、一部だけ直しても別の箇所から不具合が出る可能性があります。
部分補修だけで済ませるには、全体の劣化が進んでいる状態でした。
屋根の別角度から見ると、隣接建物との距離が近く、周囲にも古い金属屋根や設備配管が多く見られました。
こうした環境では風向きによって雨が吹き込みやすく、通常の降雨よりも屋根の取り合い部に負担がかかります。
さらに、周辺から流れてくる汚れや落ち葉などがあると、排水経路が妨げられることもあります。
集中豪雨の際には、
一時的に想定以上の水量が集まるため、劣化した屋根には厳しい条件です。
外壁が立ち上がる部分と屋根の取り合いも調査しました。
この部分は雨仕舞いの要となる箇所で、板金や防水処理がしっかり機能していないと、壁際から水が入り込みやすくなります。
写真でも取り合い部に補修跡のように見える部分があり、過去にも水の影響を受けていた可能性を感じました。
ただし見た目だけで断定はできないため、現状としては注意が必要なポイントとして確認しています。
ここを放置すると、雨漏りが再発・慢性化しやすくなります。
最後に、壁際の入隅と板金の継ぎ目を近くで確認しました。
入隅は雨水が集中しやすく、しかも乾きにくいため、劣化が進むと不具合が出やすい場所です。
継ぎ目部分は防水処理の状態によって耐久性が大きく変わるため、表面だけ整って見えても安心はできません。
特に今回のように滞水が疑われる現場では、低い場所から回った水がこうした取り合いへ影響することもあります。
小さな傷みでも、豪雨時には雨漏りの通り道になってしまいます。
滞水の解消を優先し、屋根全体はカバー工法をご提案します
今回の調査では、まず優先すべきなのは板金屋根上の水たまりを解消することだと判断しました。
鉄製ベランダ前面の平場に適切な勾配をつくる工事を行い、雨水がしっかり流れる状態へ整えることが、雨漏り修理の第一歩になります。
そのうえで、経年劣化が進んだカラーベスト屋根については、既存屋根を活かしながら防水性と耐久性を高められるスーパーガルテクトを用いた金属屋根のカバー工法をご提案します。
軽量で建物への負担を抑えやすく、築年数の経った連棟住宅にも相性のよい方法です。
棟板金や壁際の取り合い、入隅部分もあわせて納まりを見直すことで、再発防止につながります。
私たち街の屋根やさんでは、雨漏りの原因を一つに決めつけず、屋根全体の状態を見ながら無料調査・無料見積もりを行っています。
地域密着で京都市山科区のような密集地の屋根も数多く見てきましたので、雨漏りが気になり始めた段階でも、どうぞ早めにご相談ください。
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