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【寝屋川市】祖父から孫へ受け継ぐ入母屋屋根の補修工事!銅板谷の入れ替えと瓦の積み直し
更新日:2026年8月11日
こんにちは!寝屋川市、守口市、門真市を中心に屋根工事や瓦修理、雨漏り防水工事を手がけている街の屋根やさん大阪門真店です。
日本の伝統的な和風建築を象徴する、立派な「入母屋(いりも屋)屋根」。重厚感がありとても美しい佇まいですが、その分構造が複雑で、定期的なお手入れが欠かせません。
今回は、寝屋川市にお住まいのお客様より、お祖父様から大切に引き継がれたという大きなお住まいの屋根補修をご依頼いただきました。
お客様は「祖父が建てて大切にしてきたこの家をしっかり守り、これからも長く住み続けたい。だけど、全体を新しくする大きな葺き替え工事ではなく、まずは今本当に修理が必要な場所だけを的確に直したい」という切実な思いを抱かれていました。
私たちが現地へ伺い、無料の屋根点検を細かく実施したところ、経年による劣化や、過去に他の業者さんが行ったとみられる以前の補修跡がいくつか見つかりました。
瓦自体はまだしっかりしている部分が多かったため、お客様のご要望を最優先に考え、今回は「将来的に雨漏りのリスクが高くなっている重要な箇所」に絞って部分補修工事を行うプランをご提案いたしました。
【谷板金工事】穴が開いた銅板から最新のガルバリウム鋼板へ
最初に着手したのは、「谷板金(たにばんきん)」の交換工事です。谷板金とは、屋根の斜面と斜面が合わさる谷のようになった部分に敷く金属の板のことです。
雨水をまとめて雨樋へと流す通り道になるため、屋根の中で最も雨が集中し、雨漏りしやすい最重要ポイントでもあります。
点検時、この谷板金にいくつかの小さな穴が空いているのを確認しました。
実は、昔の立派な和風住宅には「銅板(どうばん)」がよく使われていました。
銅は神社仏閣にも使われるほど耐久性が高く、経年変化で綺麗な緑色(緑青)になるため重宝されてきた素材です。
しかし、なぜそんな頑丈な銅板に穴が空いてしまうのでしょうか?
【銅板に穴が空く理由とは?】
主な原因は、近年の雨の性質の変化や、瓦の釉薬(ゆうやく)、酸性雨などの影響です。
瓦を伝って落ちてくる雨水が、何十年もの間、常に同じ場所にポタポタと落ち続けることで、特定の箇所だけが化学反応や物理的な摩耗を起こして厚みが薄くなり、最終的に「針で突いたような穴(ピンホール)」が空いてしまうのです。
このままでは次の大雨で確実に雨漏りしてしまうため、今回は錆びに強く圧倒的な耐久性を誇る「ガルバリウム鋼板」の谷板金へと新しく入れ替えました。
【棟の積み直し工事】トンネル部のゴミ詰まりを解消して排水性を改善
次に、入母屋屋根特有の構造である「降り棟(くだりむね)」と「隅棟(すみむね)」が交差する「トンネル部」の補修を行いました。
屋根の専門用語について少しご説明します。
- 棟(むね): 屋根の面が合わさる、一番高くなっている山折りの部分。
- 隅棟(すみむね): 屋根の四隅の角に向かって斜めに下がっている棟。
- 降り棟(くだりむね): 入母屋屋根などで、さらにその途中の斜面から下に伸びる棟。
この2つの棟が立体的に重なり合う場所は、内部が「トンネル」のような空洞の隙間になります。この複雑な隙間に、長年の風で運ばれてきた落ち葉や土埃などのゴミがぎっしりと詰まってしまっていました。
排水の逃げ道が塞がれたことで雨水がせき止められ、屋根の内部へ水が回りやすい状態になっていたのです。
そこで、この重なり合う部分の瓦を一度慎重に解体し、内部を綺麗に掃除した上で、雨水がスムーズに外へ流れるように棟の「積み直し(つみなおし)工事」を施工しました。
これで激しいゲリラ豪雨が来ても、スムーズに排水されるようになり安心です。
【瓦交換工事】凍て瓦(いてがわら)を見つけて部分差し替え
さらに、隅棟(すみむね)を点検した際、一部の瓦に「凍て(いて)現象」が起きているのを発見しました。
【凍て瓦(いてがわら)とは?】
粘土を焼き固めて作る和瓦ですが、長い年月の間に、瓦のわずかな隙間から雨水が内部に染み込むことがあります。
その水分が、冬場の厳しい寒さで凍結すると体積が膨張し、中から瓦を押し破ってしまいます。
暖かくなると融けますが、この「凍結と融解」を何度も繰り返すうちに、瓦の表面がポロポロと剥がれ落ちたり、パカッと割れて脆くなってしまう現象を「凍て(凍害)」と呼びます。
放っておくと瓦が完全に崩れてしまいますが、幸いにも全体の瓦ではなく数枚程度でした。
そのため、今回は該当する隅棟を一時的に解体し、傷んだ凍て瓦だけを新しい瓦へと交換して、しっかりと棟を組み直しました。
無駄な費用をかけず、悪いところだけをピンポイントで直す職人技です。
今回の工事により、お祖父様の大切な想いが詰まった入母屋屋根は、外観の美しさと伝統の重みをそのままに、雨漏りに強い頑丈な屋根へと生まれ変わりました。
「瓦屋根の修理はお金がかかりそう」「全部新しくしなさいと言われたらどうしよう」と不安に思われる方も多いかもしれません。
街の屋根やさん大阪門真店では、お客様のご予算や「この家をどう守っていきたいか」という想いを何よりも大切にしています。
一律で高額な葺き替えを勧めるのではなく、今回のようにお住まいの状態に合わせて「今本当に必要な補修だけ」をご提案することも可能です。
- 「うちの屋根も、何年も点検していないから心配」
- 「他社で見積もりを取ったけれど、部分修理で安く抑えられないか相談したい」
寝屋川市近郊にお住まいで、少しでも屋根に気になることがあれば、どんな小さなことでも構いません。
まずはぜひ当店の無料点検・お見積もりをご活用いただき、お気軽にお問い合わせくださいね!
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