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飯能市で和瓦屋根の雨漏り調査、ひび割れた瓦と破損した防水シートを現地で確認
更新日:2026年8月8日
飯能市のお客様から、和瓦屋根の雨漏りでご相談をいただき、私たちで現地調査に伺いました。
お話をうかがうと、2階の天井まわりで以前から雨の日に気になることがあり、最近の雨で不安が大きくなったとのことでした。
築50年ほどの古い民家で、到着して建物全体を見た第一印象は、屋根の納まり自体はしっかりしているものの、長年の風雨を受けて瓦や下地に負担が蓄積していそうだというものでした。
実際に室内側と屋根上の両方を確認していくと、雨漏りが一か所の軽微な不具合ではなく、屋根全体の経年劣化と関係している状態が見えてきました。
小屋裏に入ってみると、野地板や梁まわりに雨染みが広がり、一部には色の濃く変わった部分も確認できました。
木部に付いた跡からは、
一時的な結露ではなく雨水が継続的に入り込んだ形跡がうかがえます。
特に下地の広い範囲で変色が見られるため、侵入口が一点だけとは限らず、屋根面から入った水が瓦の下を伝って流れている可能性が高い状態です。
このまま放置すると、野地板の傷みや下地材の劣化が進み、表面の雨漏り症状よりも内部の傷みが大きくなってしまうおそれがあります。
屋根に上がって最初に目に入ったのが、棟際の和瓦に入った長いひび割れです。
棟の近くは雨水の流れが集中しやすく、部材の取り合いも多いため、わずかな破損でも雨漏りにつながりやすい場所です。
瓦は長年の温度変化や荷重の影響で少しずつ負担を受け、ひびが生じることがあります。
ひびの隙間から入った雨水は瓦の下へ回り込み、下地を濡らす原因になります。
棟際の割れは雨漏りの原因になりやすい重要な不具合ですので、早めの対処が必要です。
少し位置を変えて確認すると、ほかの和瓦にも縦方向の亀裂が入っていました。
一枚だけの破損ではなく、複数箇所で似たような傷みが見られることから、部分的な偶発破損というより、屋根材全体が経年で弱ってきている印象です。
表面上は大きく欠けていなくても、亀裂がある瓦は防水の役割を十分に果たせません。
そこへ風を伴う雨が吹き込むと、瓦の下へ雨水が入り込みやすくなります。
雨漏りが出ている建物では、このような小さく見える割れが実際の浸水経路になっていることも少なくありません。
さらに確認を進めると、屋根の端部に近い位置でも瓦の割れが見つかりました。
端部は風の影響を受けやすく、雨が斜めに吹き込んだ際に内部へ水が回りやすい場所です。
割れ目が上下の瓦の重なりにかかっているため、表面の排水だけでは防ぎきれず、瓦の裏へ水が入り込むリスクがあります。
こうした箇所は普段見えにくいぶん発見が遅れやすく、気づいたときには下地まで傷んでいることがあります。
端部の不具合は局所的でも油断できません。
ひび割れた瓦の周囲には土や落ち葉も溜まっていました
別の箇所では、割れた瓦の周囲に土や落ち葉が溜まっていました。
屋根面に堆積物があると水はけが悪くなり、雨のたびに湿った状態が長引きます。
その結果、瓦の継ぎ目やひび割れ部分に水が留まりやすくなり、下への浸水を助長してしまいます。
長年の堆積によって屋根の呼吸が妨げられると、乾きにくい環境が続き、ほかの部材の劣化も進みやすくなります。
破損そのものに加えて、周辺環境も雨漏りを悪化させる要因になっていました。
瓦をめくって内部を確認すると、下にある防水シートの表面が傷み、汚れや異物も多く見られました。
本来、防水シートは瓦の下で二次防水の役割を担う大切な部分です。
しかし築年数の経った屋根では、シート自体が硬化したり切れやすくなったりして、雨水を受け止めきれなくなることがあります。
瓦に割れがあっても下葺き材が健全ならすぐに室内雨漏りに至らない場合がありますが、今回はその受け皿側にも不安がある状態でした。
瓦と下地の両方が傷んでいるため、表面補修だけでは不十分と判断できます。
さらに確認した箇所では、防水シートに明確な破れがありました。
ここまで傷んでしまうと、瓦の下へ回った雨水を止めることができず、そのまま野地板や小屋裏へ流れてしまいます。
室内側で確認した雨染みと合わせて見ると、屋根材の破損だけでなく、この防水層の機能低下が雨漏りの大きな要因になっていることが分かります。
破れた状態を放置すると、木部の腐朽やカビの発生につながり、今後の修繕範囲が広がる可能性があります。
雨漏りを止めるには瓦補修と下地改修を優先して進めます
今回の飯能市の現場では、まず小屋裏で雨漏りの痕跡を確認し、その原因として屋根上の複数の和瓦のひび割れ、そして防水シートの破損が重なっていることが分かりました。
優先順位としては、最初に割れた瓦の差し替えだけで済む状態かを見極めつつ、下葺き材まで傷んでいる範囲については部分補修ではなく、瓦を一度外して防水シートを新しく施工し直す葺き直しを検討する必要があります。
使用する材料としては、耐久性の高い改質アスファルトルーフィングなどを用いて二次防水を回復させ、そのうえで再利用できる瓦は活かし、破損瓦は同等品へ差し替える方法が現実的です。
下地の傷みが進んでいる場合は野地板の補修も合わせて行うことで、雨漏りの再発防止につながります。
私たち街の屋根やさんでは、こうした古い和瓦屋根の状態も一つひとつ丁寧に確認し、無料調査と無料見積もりで分かりやすくご案内しています。
地域密着で飯能市のお住まいを見てきた経験がありますので、雨漏りが気になるときは、深刻になる前にぜひ早めにご相談ください!
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