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小山市 下屋根の棟板金が強風で飛散|内部の木製下地貫板にも腐食
更新日:2026年7月21日
こんにちは。街の屋根やさん栃木小山店です。
小山市のお客様より、『台風6号の強風で、屋根の棟板金が飛散してしまった』とご相談をいただきました。
ちなみに下屋根(しもやね・したやね)は、一階部分の屋根をいいます。
棟板金は金属板だけで屋根へ固定されているわけではなく、屋根に取り付けた貫板(ぬきいた)という下地材へ釘やビスで固定されています。なお、こちらの棟板金の飛散は、土台の木製貫板の腐食が原因と確認しました。
今回は、現場調査の様子にあわせて修理の工程もご紹介します( ^ω^ )
下屋根の棟板金が強風で飛散【台風6号でトラブル発生!】
6月に関東に接近した台風6号では、栃木県や茨城県など北関東エリアで被害をもたらしました。
当店にも、小山市にお住まいのお客様より『台風6号の強風で、屋根の棟板金が飛散してしまった』とご相談いただきました。
お話では、
『強風後に棟板金の飛散に気付いた』とのことです(//∇//)
台風や豪雨の際は、お客様のように落ち着いてから屋根や建物全体を確認しましょう。
棟板金が台風で外れてしまうと、『飛散した板金が周囲へ被害を及ぼしていないか?』あるいは『雨漏りにつながるのでは?』『このまま雨が降ったらどうしよう』と不安になりますよね。
少しでもお客様の不安をやわらげるべく、屋根のプロとしてしっかりお調べしました。
下屋根の棟板金が強風で飛散【原因は木製貫板の腐食】
現場調査では、棟板金の飛散は、土台の木製貫板の腐食が原因と確認しました。
屋根の上から見ると、飛散した棟板金だけが目につきます。しかし私たちは、『なぜ飛んでしまったのか?』まで確認することを大切にしています。表面だけを元に戻しても、原因が残ったままでは同じことが繰り返される可能性があるためです。
幸い雨漏りにはつながっていなかったものの、他の部分の棟板金がフカフカしていたことから、応急処置をして調査を終えました。
こちらが飛散した棟板金です。
横にある木片は、実は土台の貫板です。木製貫板が雨水で腐っていて、既にボロボロになっていました(>_<)
今回の飛散は、台風が直接のきっかけではあるものの、原因を台風だけで片付けるのではなく、内部の下地がどの程度傷んでいたかまで確認する必要があります。
実際の貫板はボロボロになっていたので、他現場の写真で『棟板金と貫板の関係』を解説しますね。
棟板金は、屋根へ直接固定するのではなく、先に貫板を屋根へ取り付け、その貫板へ棟板金を釘やビスで固定しています。
以前は、貫板といえば木製が主流であり、雨水や湿気で腐りやすいんです。このため、表面の棟板金がきれいに見えていても、土台の貫板が弱っているケースは意外と多いんですよ。
関連記事▶棟板金の交換・修理ガイド|浮きや飛散の修理事例・費用も豊富に紹介
木製貫板は、一度の大雨で急に腐食するのではなく、わずかな浸水と乾燥を繰り返しながら少しずつ木材が弱っていきます。
雨水は、棟板金の継ぎ目部や固定する釘の穴などから少しずつ入る傾向があり、
今回も貫板の腐食状態からしても、複数箇所から複合して雨水が浸入していたようです( ;∀;)
現地調査では、棟部分の屋根材に割れや大きな損傷がないか、下地へ雨水の影響が広がっていないかを、あわせて確認しました。
棟板金は、写真のように屋根の面と面の境目部分から雨水が入ってこないように保護していますが、棟板金だけで雨を防いでいるのではありません。内側にある下地(防水紙や野地板)とセットで、雨水から建物を守っているんです。
すき間から内側の状態を確認したところ、幸い不具合や雨漏りの形跡は見当たりませんでした(╹◡╹)
棟板金が飛散した箇所の状態から、『他の部分の木製貫板が腐っている可能性が高い』と考え、残っている棟板金にも浮きや固定力の低下がないか確認しました。
すると・・・足で踏むとフカフカしている部分が見つかりました。
台風で突然棟板金が飛んだように見えても、実際には下地の腐食や釘の緩みが以前から少しずつ進んでいた可能性があります。とはいえ、貫板は屋根の上にあり、さらには棟板金の内側へ隠れているため、お客様ご自身が事前に劣化を判断するのはなかなか難しい部分です(^_^;)
だからこそ、10年、20年おきといった定期点検が大切ですよ〜
『このままだと、修理に入る日までもたないかもしれない』と感じたことから、応急処置を決断しました。
街の屋根やさん栃木小山店の現場調査は、
調査するだけでなく、必要により簡易な応急処置も行なっているんですよ〜
棟板金の最も弱っていた部分に、既存の固定釘から少しずらして効く場所を選んでビスを複数箇所打ち込んで固定。実際、修理するまでに台風7号と8号がやってきたので、応急処置をして正解でした(^_^)v
写真をご覧いただきながら下地の状態をご説明すると、普段は見えない部分がここまで傷んでいたことに驚かれたご様子でした。内部の状態や修理内容をご理解いただいたことで、安心されたご様子が印象的でした。
下屋根の棟板金が強風で飛散【後日棟板金交換を実施】
修理方法は、棟板金と貫板を取り替える『棟板金交換』です。
それでは、施工の様子を見ていきましょう。
まず、既存の棟板金と貫板を撤去し、新しい貫板を屋根へしっかり固定します。
棟板金の耐風性は、使用する板金の厚みや見た目だけではなく、内部の貫板の健全度合いや、屋根への固定具合に大きく左右されるので、実は最初の工程がとても大切なんですよ〜
なお、新しい貫板には木製を採用しました。
当店では、耐久性の高いプラスチック樹脂製を標準としていますが、昨今のプラスチック樹脂不足により入手が難しくなっているんです。
プラスチック樹脂製の貫板を使用したいのはやまやまですが、今しばらくはご容赦くださいm(_ _)m
棟板金の固定は、耐風性と防水性の確保がポイントです。
まず、新しい貫板の上へ棟板金をかぶせ、風を受けた際に浮き上がりにくいよう適切な位置で固定します。
棟板金の継ぎ目部は、雨水の入り口となりやすい部分です。このため、雨水を受け流しやすい形状はもちろん、取り付け時には内側・外側の両面からコーキングを充填して防水しました^^
屋根全体の棟板金交換を完了しました♪
飛散した棟板金を元に戻すだけなら、工事は早く終わるかもしれません。しかし、内部に腐食した貫板が見つかった以上、無理矢理取り付けることはできません。
当店では、お客様が同じ不安を繰り返さないよう、普段は見えない下地まで丁寧に確認し、写真を交えながら現在の状態や必要な工事を分かりやすくご説明することを大切にしています。
今回も、
目に見える棟板金の不具合を直すだけではなく、『お客様の将来の安心までお届けできた』と、施工を終えてホッとしました٩( 'ω' )و
今回の小山市の現場では、台風6号の強風で下屋根の棟板金が飛散していました。
調査の結果、棟板金を支える木製貫板が腐食し、固定力が低下していたことが原因と考えられました。そのため、飛散した棟板金だけを交換するのではなく、内部の貫板まで交換したうえで復旧しています。
台風や強風のあとに板金の浮きや異音、落下した部材などを見つけた際は、無理に屋根へ上がらず、街の屋根やさん栃木小山店にご相談ください。
棟板金の不具合は、目に見える板金だけでなく、その内側にある下地の状態まで確認することが大切です。築15年を経過した場合、点検するだけでも日々の安心につながりますよ(๑>◡<๑)
屋根やお住まいのトラブルやお悩みごとをお気軽にお問い合わせください当店は、屋根をきっちりお調べして、今すぐ必要な修繕・将来必要となる修繕に分けてアドバイスさせていただきます٩( 'ω' )و
棟板金の強風による飛散に関するよくいただくご質問3選
棟板金を固定している釘やビスの緩み、内部の貫板(ぬきいた)の腐食などで固定力が低下していると、台風や突風をきっかけに飛散しやすくなります。
棟板金が飛んでも、雨漏りしなければ修理を急がなくても大丈夫ですか?
いいえ、早めの修理をおすすめします。棟板金がなくなると屋根の頂部から雨水が入りやすくなり、すぐに雨漏りしなくても防水紙や下地が傷む原因になることがあります。
飛散した棟板金だけを元に戻せば修理は終わりますか?
必ずしもそうではありません。棟板金の飛散は、内部の貫板や固定金具の劣化が原因になっている場合があります。
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