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京都府向日市で台風後の瓦屋根点検、棟瓦まわりの漆喰劣化と谷板金の詰まりを確認
更新日:2026年7月9日
京都府向日市のお客様から、台風が過ぎたあとに「屋根の瓦がズレていないか心配になった」とご相談をいただき、私たちで瓦屋根の現地調査にお伺いしました。
地上からでは大きな異常は見えなくても、棟瓦まわりの白い補修部分が傷んで見えたこともあり、雨漏りする前に一度しっかり見てほしいとのご要望です。
実際に屋根へ上がって全体を確認すると、瓦自体が大きく崩れているわけではありませんでしたが、棟まわりや谷部、壁際など、雨水の流れに関わる大事な部分に少しずつ傷みが出ていました。
こうした症状はすぐに室内へ雨が入るとは限りませんが、次の台風や長雨の前に手を打っておきたい状態です。
屋根全体では大きな崩れはないものの棟まわりに経年劣化が見えました
屋根全体を見渡すと、瓦の並びに大きな乱れはなく、台風で広い範囲がめくれたり落下したりした様子は確認されませんでした。ただ、棟瓦の足元に見える白い補修材の劣化が進んでおり、部分的に痩せや隙間が出始めています。瓦屋根は表面の瓦だけで雨を防いでいるのではなく、棟や下地、排水経路がきちんと働いてはじめて雨水を外へ逃がせます。そのため、棟まわりのこうした傷みを放置すると、強風時の吹き込みや長雨による浸水リスクが高まりやすくなります。
棟端部と巴瓦まわりでは補修材の割れと隙間が見えていました
棟の端部や巴瓦の近くでは、白い補修材がところどころ盛られていましたが、表面に割れや欠けが見られ、密着が弱くなっている印象でした。こうした場所は風を受けやすく、台風のあとに不安を感じやすい部分でもあります。特に端部は雨が回り込みやすいため、補修材が傷んだままになると、見えている隙間から水が差し込む恐れがあります。外から少し白く見えている程度でも、内部では雨水の通り道ができてしまうことがあるため、棟瓦補修の要否を見極める重要なサインといえます。
谷板金には草や汚れがたまり雨水が流れにくい状態でした
谷部を確認すると、雨水が集まる谷板金の中に草や汚れが堆積していました。谷板金は屋根の中でも特に排水量が多い箇所で、少しの詰まりでも流れが乱れやすい部分です。さらに周囲の取り合い部分には汚れの付着も見られ、排水不良が起きやすい状態になっていました。このまま放置すると、流れきれない雨水が逆流するように瓦の内側へ回り込み、下葺き材や野地板へ負担をかける原因になります。谷板金の点検は見落とされがちですが、雨漏り予防ではとても大切です。
壁際の取り合い部分では、瓦の立ち上がりと外壁の間に板金が納まっており、雨仕舞いの要となる箇所でした。見た目に大きく開いた穴があるわけではありませんが、こうした細い納まり部分は落ち葉や土ぼこりが入りやすく、わずかな隙間や止水部の劣化が雨漏りにつながることがあります。特に壁際は横殴りの雨の影響を受けやすいため、表面だけでは判断しにくい取り合い部の傷みを丁寧に確認する必要があります。瓦のズレが軽微でも、雨仕舞いが弱っていると内部へ水が入り込む可能性は十分あります。
棟の下側でも漆喰の傷みが進み一部に剥がれが見られました
別の棟まわりでは、棟瓦の下に施工されている白い漆喰が広い範囲で見えており、一部では剥がれや痩せが確認できました。漆喰は見た目を整えるだけでなく、棟内部へ雨水や土が入り込みにくくする役割があります。ここが傷むと内部の葺き土や下地が露出しやすくなり、風雨のたびに少しずつ状態が悪化していきます。今すぐ全面的に崩れているわけではありませんが、次の台風前に優先して手を入れたい症状です。棟の固定状態や下地の傷み具合によっては、部分補修だけでなく棟の取り直しも視野に入ります。
今回の点検では、瓦そのものに大きな崩れは見られなかった一方で、棟瓦まわりや巴瓦まわりの漆喰・既存補修材の劣化、谷板金の詰まり、壁際取り合い部の雨仕舞い確認が必要な状態を確認しました。
優先順位としては、まず棟まわりの割れた白い補修材や傷んだ漆喰の撤去と打ち替え、続いて巴瓦や棟端部の隙間補修、あわせて谷板金まわりの清掃と排水確認を進めるのが安心です。
そのうえで、壁際の板金納まりや瓦の浮き・ズレ・割れを再点検し、下地まで傷みが及んでいる場合は部分補修、必要に応じて棟取り直しをご提案します。
大切なのは、表面をコーキングでふさぐだけで済ませず、雨水の流れと内部への入り込み方を見極めながら補修することです。
瓦屋根はまだ使えるのに、傷みが出ている箇所だけを適切に直せば、無駄な工事費を抑えながら雨漏り予防につなげられます。
私たち街の屋根やさんでは、京都府向日市のような地域密着の対応を大切にし、無料調査と無料見積もりで現状を分かりやすくお伝えしています。
台風後に瓦のズレが気になる、白い破片が落ちていた、谷板金まわりの汚れが気になるという方は、早めの点検で安心につなげていきましょう!
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