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【第1部】名古屋市守山区でALC3階建て企業様の雨漏り調査|5年前にご提案していた屋上防水工事が必要になった理由
更新日:2026年7月2日
【第1部】名古屋市守山区でALC3階建て企業様の雨漏り調査|5年前にご提案していた屋上防水工事が必要になった理由
こんにちは。
街の屋根やさん春日井店です。
今回は名古屋市守山区にある企業様より、
「建物の中で雨漏りしているので、一度調査してほしい」
とのご連絡をいただき、現地調査にお伺いしました。
実はこちらの建物は、約5年前に弊社で外壁塗装工事とシーリング工事を施工させていただいたお客様です。
施工後も何かあればすぐにご相談いただけることは、私たちにとって非常に嬉しいことです。
しかし今回現地を確認すると、雨漏りの原因は外壁ではなく、5年前からお客様へご説明していた屋上防水の劣化であることが分かりました。
今回は現地調査の様子と、なぜ屋上防水工事が必要になったのかをご紹介します。
5年前の現地調査でも屋上防水の劣化を確認していました
こちらの建物は3階建てのALC造です。
ALCは軽量で耐火性・断熱性に優れ、多くの工場や事務所で採用されています。
しかし、防水性能はALC自体にはありません。
そのため、
- 外壁シーリング
- 屋上防水
- サッシ廻り
- 笠木
- ドレン
などが建物を雨から守っています。
5年前に外壁塗装工事をご依頼いただいた際も、弊社では外壁だけではなく建物全体を点検しました。
その時点で気になっていたのが屋上です。
当時の屋上にはゴムシート防水が施工されていましたが、
- シート全体の劣化
- 継ぎ目の傷み
- ドレン周辺の防水性能低下
- 増築部分との取り合い部の劣化
が確認できました。
そのため弊社では、
「外壁だけではなく屋上防水も工事した方が安心です。」
とご提案していました。
もちろん建物のメンテナンスには費用がかかります。
そのため、
「今回は外壁だけ先に。」
という判断になることは珍しくありません。
こちらのお客様も、
外壁塗装とシーリング工事を優先し、
屋上防水については将来的な工事として見送ることになりました。
この判断が悪かったわけではありません。
ただ私たちは、
「近い将来、屋上から雨漏りする可能性があります。」
ということは当時からお伝えしていました。
今回改めて屋上へ上がると、
5年前よりも防水層の劣化が大きく進行していました。
特に目立っていたのは、
■ ゴムシート防水の経年劣化
紫外線や雨風を長年受け続けたことで、
ゴムシート全体が硬化し、防水性能が低下していました。
ゴムシート防水は耐久性の高い工法ですが、
永久に防水性能を維持できるわけではありません。
経年劣化が進めば、
シートの継ぎ目や端部から雨水が侵入するようになります。
今回特に気になったのが、
屋上の排水口であるドレン周辺です。
屋上に降った雨水はすべてドレンへ流れ込みます。
つまり、
建物の中で最も多く雨水が集まる場所です。
防水層が劣化すると、
ドレン周辺から雨水が建物内部へ侵入し、
雨漏りの原因になります。
実際今回も、
この部分からの浸水が疑われました。
もう一つ原因として考えられたのが、
増築部との接続部分です。
建物は地震や気温変化によって常にわずかに動いています。
そのため、
異なる建物同士が接する部分には非常に大きな負荷が掛かります。
このような取り合い部は、
雨漏りが発生しやすい代表的なポイントです。
今回も防水層が傷み、
雨水が侵入している可能性が高いと判断しました。
お客様からよくいただくご質問が、
「5年前に塗装したのに雨漏りしたの?」
というものです。
答えは、
違います。
今回の原因は外壁塗装ではありません。
外壁塗装は建物を保護する工事ですが、
屋上防水まで直す工事ではありません。
つまり、
屋上防水が寿命を迎えてしまえば、
外壁がどれだけ綺麗でも、
雨漏りは発生してしまいます。
今回も外壁塗装やシーリングには大きな問題は見られず、
原因は屋上防水であると判断しました。
次回は「なぜ通気緩衝工法をご提案したのか」を詳しく解説します
現地調査の結果、
弊社からご提案したのは、
既存のゴムシート防水を撤去し、新たに通気緩衝工法による防水工事を行うプランです。
では、なぜ同じゴムシート防水ではなく「通気緩衝工法」を選んだのでしょうか。
次回は、
- ゴムシート防水のメリット・デメリット
- 通気緩衝工法とはどんな防水工事なのか
- 改修用ドレンを使用する理由
- 雨漏り再発を防ぐために重要なポイント
について、現場写真を交えながら詳しくご紹介します。
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