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姫路市で防水雨漏り対策|2階天井シミを釉薬瓦屋根の棟取り直し工事で解決した施工事例
姫路市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
「2階の天井にシミが出てきた」とのお問い合わせをいただいたのが始まりです。雨漏りは一度気になると、次の雨が来るたびに不安が増してしまうものだと感じます。そこで屋根診断士が現地へ伺い、屋根全体の納まりの中でも特に雨水が集まりやすい棟部を中心に確認しました。お客様も「台風の時期が来る前に直したい」というお気持ちが強く、早めの対処が今回の大きなポイントになりました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:5日
- 築年数:41年
- 使用材料:和瓦(釉薬瓦)濃いチョコ色 三州瓦7寸紐丸 シルガード(白) 寸三角 ステンレス製パッキンビス
姫路市にて、2階天井のシミをきっかけにご相談いただいた和瓦(釉薬瓦)屋根の棟取り直し工事の事例をご紹介します。屋根は濃いチョコ色の落ち着いた外観で、一見きれいに見えても棟まわりは雨水が入り込みやすい要注意ポイントです。街の屋根やさん加古川店では屋根診断士が無料で現場調査を行い、状況を写真で確認しながら補修方針を整理しました。台風シーズン前に手当てできると安心感が違うため、原因を見極めたうえで棟の作り直しを進めています。

調査写真では、濃いチョコ色の釉薬瓦がきれいに葺かれており、屋根面自体は整って見えます。一方で、屋根の頂部である本棟は雨風の影響を受けやすく、わずかな隙間や納まりの乱れがあると内部へ水が回りやすい箇所です。棟のラインや瓦の収まりを遠目でも追い、違和感が出ている場所がないかを丁寧に見ていきました。見た目の印象が良い屋根ほど「どこが原因なのか分からない」という不安が出やすいため、写真を交えて状況を共有しています。

本棟の端部にあたる部分は、棟の力がかかりやすく、納まりも複雑になりがちです。写真からは、棟の端部周辺に施工材が見えており、取り合い部が経年で傷みやすい状態がうかがえます。こうした端部は風で雨が吹き上がると影響を受けやすく、天井のシミのような症状につながることがあります。調査では、棟の形状と端部の収まりを一体で捉え、原因の可能性を絞り込みました。

棟の側面には、熨斗瓦の下端に沿って白い漆喰が確認できます。漆喰は棟内部を守る重要な部材ですが、表面が劣化するとひび割れや剥がれが起点になり、内部に湿気や雨水が入りやすくなります。写真でも漆喰の表情に荒れが見え、均一な状態ではありませんでした。屋根は「瓦が割れていないから大丈夫」と思われがちですが、棟まわりはこうした副資材の劣化が雨漏りに直結しやすい点が注意事項です。

隅棟は屋根面が交わる位置にあり、雨水の流れが集中しやすい場所です。写真では、隅棟付近の漆喰が大きく露出している様子が見られ、納まりの難しさが伝わってきます。こうした箇所は部分補修で済ませるより、棟を一度ばらして内部の状態を確認し、再構築する方が結果的に安心につながります。お客様にも「見えている部分だけ直すのではなく、原因から整える」方針をお伝えし、工事へ進みました。

別角度の写真でも、棟端部の漆喰がはがれ落ち、段差のある納まりが確認できます。棟端部は雨が当たりやすく、さらに風が絡むと水が横方向へ回り込みやすくなるため、天井のシミの原因になり得ます。調査段階では、写真で確認できる範囲の状態を踏まえ、棟の取り直しで収まりを整えるのが妥当と判断しました。どこをどう直すのかが見えると、お客様の表情も少し和らいだのが印象的でした。

工事写真では、棟の冠瓦を外し、内部の葺き土が露出している様子が写っています。ばらしてみると内部が湿っていたとのことで、見た目以上に水が回っていたことが分かります。原因を裏付けできると、対策も狙いが定まり、再発防止に直結します。職人も「どこまで影響が出ているか」を慎重に見ながら作業を進め、必要以上に触りすぎないよう配慮していました。

次の写真では、棟ラインに沿って解体が進み、屋根面に土や施工材が広がっている状況が確認できます。棟取り直しでは、撤去した後の清掃と下地面の整え方が仕上がりを左右します。屋根上は足場も限られますが、材料や廃材をまとめつつ作業導線を確保し、屋根材を傷つけないように進めるのが職人の工夫です。散らかりやすい工程だからこそ、整理しながら進む姿勢が現場の安心感につながります。

工事写真では、棟周辺が広く開き、木材が配置されている様子が見られます。棟を新しく組み直す際には、棟の芯となるラインを整え、瓦が安定して乗る構成を作ることが大切です。こうした下準備がしっかりしていると、見た目だけでなく耐風性や納まりの安定にもつながります。お客様にとって見えない部分ですが、雨漏り対策の要になります。

別の工事写真では、棟ラインに沿って白い材料(シルガード)が施工されており、土台を形成している様子が確認できます。棟の取り直しでは、瓦の下に納まる部分を安定させ、隙間から水が入りにくい形に整えることが重要です。材料を均一に盛るだけでなく、瓦の座りを見ながら高さや勾配感を調整していくため、経験が仕上がりに出ます。作業中も「これなら台風前でも安心できる」と感じていただけるよう、要点を説明しながら進めました。

仕上げの写真では、棟瓦がきれいに復旧され、ラインも整っています。今回は、既存の棟、熨斗瓦5段+紐丸、隅棟を熨斗瓦3段+紐丸から新設瓦を用い、7寸丸で一発仕上げというローコストで行いました。棟は「雨を止める」だけでなく「風で動かない」ことも同じくらい重要で、見た目の美しさと機能を両立させる納まりが求められます。重厚感のあるチョコ色の釉薬瓦に統一感が出て、屋根全体の印象も引き締まりました。
姫路市での今回の工事は、2階天井のシミをきっかけに調査を行い、棟をばらした段階で内部の湿りを確認できたことで、対策の方向性が明確になりました。既存の本棟・隅棟ともに熨斗瓦をバラして新設で7寸丸瓦の構成を整え、納まりを作り直したことで、雨水の回り込みリスクを抑える仕上がりへつなげています。台風シーズン前に手当てできた点も大きく、お客様からも「このタイミングで直せて良かった」と安心のお声をいただきました。屋根の上は普段見えないからこそ、少しでも気になるサインがあれば、街の屋根やさん加古川店へお気軽にご相談ください。
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