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平群町 庭の瓦に異変!土の流出は危険信号?既存の松川瓦を再利用して安価に美しく再生【施工事例】
【工事のきっかけ】
平群町の閑静な住宅街にお住まいのお客様から、切実な表情でお電話をいただいたのが始まりでした。きっかけは、お庭の掃除をされていた際、擁壁(ようへき)の瓦の隙間から「茶色い土がポロポロと地面に落ちている」のに気づかれたことだそうです。
最初は「風が強かったからかな?」と思われたそうですが、よく見ると瓦の継ぎ目にあるはずの漆喰が消え、中の土台がむき出しになっていました。雨が降るたびにその土が流れ出し、大切な植栽の周りを汚してしまうだけでなく、瓦自体が今にも崩れ落ちそうなほど不安定な状態に……。「もし大きな地震が来て、この瓦が下の歩道に崩落してしまったら」と考えただけで夜も眠れなくなったと仰います。そんなお客様の不安を一日でも早く解消するため、私たちはすぐに現地調査へと向かいました。
基本情報
擁壁瓦の漆喰剥がれを放置しないで!平群町の職人が教える正しい棟積み直しと放置リスク
まずは、土台が崩れて危険な状態にあった既存の瓦を、一段ずつ慎重に解体していきます。瓦を取り除くと、中からは乾燥してサラサラになった古い土が大量に出てきました。これでは瓦を支える力はもう残っていません。施工前は、手で触れるだけで瓦がカタカタと動くほどでしたが、これらをすべて撤去し、下地のコンクリート面をきれいに清掃します。このまま放置していれば、内部に溜まった湿気が冬場に凍結・膨張し、瓦を押し出す「凍害」を引き起こして、より広範囲の崩落を招いていたはずです。
解体が終わると、土が漏れ出す心配のない強固な土台作りに入ります。今回は、雨に強く崩れにくい「なんばん漆喰」を土台として贅沢に使用し、その上に熨斗(のし)瓦を積み上げていきます。以前の土台はただの土でしたが、南蛮漆喰は乾燥するとカチカチに固まり、瓦と一体化するため、二度と「ポロポロと落ちる」ことはありません。施工前は隙間だらけだった足元が、隙間なく密着した強固な構造へと変わっていきます。ここを放置すれば擁壁内部への浸水が続き、土台そのものを腐らせる原因になるため、最も神経を使う工程です。

積み上げた瓦が将来にわたってズレないよう、銅線を使って瓦同士を繋ぎ止める「緊結(きんけつ)」作業を行います。これまでの瓦はただ積み上げられていただけでしたが、この工程を経ることで、地震や台風が来ても簡単には動かない「粘り強い」構造へと進化します。施工前は土の流出によって瓦が浮き、いつ滑り落ちてもおかしくない状態でしたが、一本一本確実に固定することでその不安を根絶します。ここを怠ると、どんなに良い材料を使っても数年で再びズレが生じるため、見えない部分こそ妥協せず作業を進めます。

今回の工事のこだわりは、既存の「松川瓦」を再利用することです。長年、平群町の風土に馴染んできたこの瓦は、独特の風合いがあり、新品には出せない風格があります。一枚ずつ付着した古い土や苔を丁寧に削り落とし、再び列に並べていきます。施工前は汚れとガタつきで古びて見えた瓦も、磨き直して正しく据え直すことで、まるで新品のような輝きを取り戻します。もし再利用せず放置していれば、この美しい瓦もいずれ落下して割れ、処分される運命にありました。家主様の想い出と共に、瓦に新しい命を吹き込みます。

いよいよ仕上げの「丸瓦伏せ」です。棟の最上部に丸瓦を設置し、雨水が内部へ一滴も入らないよう南蛮漆喰できれいに縁を整えます。施工前は、ここから雨が入り込んで土を流し出していた最大の弱点でしたが、今では完璧な防水バリアが完成しました。最後に全体のラインを美しく整えると、新築時のような凛々しい擁壁が復活しました。放置していればいつか誰かを傷つけていたかもしれない不安定な瓦が、今では指一本動かないほど頑丈に固定されています。お客様もその仕上がりを見て、ようやく深く安堵されました。
平群町での擁壁瓦積み直し工事、無事に完了いたしました。「土がポロポロ落ちてくる」という小さなサインは、実は擁壁瓦からの「限界の叫び」でした。今回の工事で土台を南蛮漆喰へと作り替え、既存の美しい松川瓦をしっかりと緊結したことで、今後数十年にわたって安心してお過ごしいただける状態になりました。
工事後、お客様が「これで安心して夜も眠れます」と笑顔で仰ってくださったのが、私たちにとって何よりの喜びです。屋根だけでなく、お庭の瓦一枚の異変も、大切なお住まいを守るための重要なメッセージです。もし、あなたのご自宅でも「見慣れない土が落ちている」「漆喰が剥がれている」といった症状があれば、手遅れになる前にぜひ街の屋根やさん奈良店へご相談ください。誠実な調査と確かな技術で、皆様の暮らしに安心をお届けします。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyanenara@kawaramasa.co.jp
株式会社瓦柾
〒631-0078
奈良県奈良市富雄元町2丁目3-29-1
ききょう元町ビル 206号室
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