セメント瓦の屋根は葺き替え時期?調布市多摩川で確認した劣化症状と金属屋根への葺き替えで耐震性を高める方法
更新日:2026年03月04日
今回は調布市多摩川の住宅で屋根点検を実施した際の事例をご紹介します。
屋根に使用されていたのはセメント瓦でした。
セメント瓦は1970~1990年代の住宅で多く採用された屋根材ですが、現在は製造が終了しているものも多く、修理部材の確保が難しい屋根材でもあります。
そのため、屋根の劣化が進んだ場合には屋根塗装だけではなく葺き替え工事をご提案するケースも多いのが特徴です。
今回の点検でも、いくつかの劣化症状が確認されました。
セメント瓦はセメントと砂を主成分として成型された屋根材です。
形状は和瓦に似ていますが、焼き物ではなく塗装によって防水性を維持している屋根材になります。
そのため、経年劣化によって塗装が傷むと以下のような症状が発生します。
・色あせ
・表面のザラつき
・苔やカビの発生
これらの症状はセメント瓦特有の劣化サインです。
屋根材自体は比較的丈夫ですが、塗膜が劣化すると防水性が低下するためメンテナンスが必要になります。
現在、多くのセメント瓦は製造終了(廃盤)となっています。
そのため、もし瓦が割れた場合でも同じ瓦で部分交換することが難しい場合があります。
特に古い住宅では、
「同じ瓦が手に入らない」
という問題が発生することも珍しくありません。
このような場合、
・屋根塗装
・部分補修
・屋根葺き替え
などを屋根の状態に合わせて検討する必要があります。
今回の屋根では、表面塗膜の劣化による色ムラが確認されました。
セメント瓦は塗装によって防水性を維持しているため、
塗膜が劣化すると雨水を吸収しやすくなります。
その結果
・苔の発生
・汚れの付着
・色ムラ
といった症状が発生します。
見た目の問題だけでなく、長期的には屋根材の劣化を早める原因にもなります。
さらに点検を進めると、瓦を固定しているパッキン釘の浮きも確認されました。
屋根は日々
・温度変化
・風
・振動
などの影響を受けています。
そのため、長年使用していると固定釘が徐々に緩んでくることがあります。
固定力が低下すると
・瓦のズレ
・強風時の飛散
などのリスクが高まります。
屋根の安全性を維持するためにも、定期的な屋根点検が重要です。
セメント瓦の大きな特徴の一つが屋根材の重量です。
一般的に
セメント瓦は約35~50kg/㎡ほどの重量があります。
これは
・スレート屋根
・金属屋根
などと比べるとかなり重い屋根材になります。
屋根が重いほど
地震時の揺れが大きくなりやすい
という特徴があります。
そのため近年では
軽量な金属屋根への葺き替えによる耐震対策が注目されています
現在、セメント瓦からの葺き替えで人気なのが
ガルバリウム鋼板などの金属屋根です。
金属屋根は
・軽量
・耐久性が高い
・防錆性能が高い
といった特徴があります。
特に重量は
セメント瓦の約1/10程度と非常に軽くなります。
屋根が軽くなることで
住宅全体の耐震性向上にもつながります。
また、屋根葺き替えでは
・防水シート
・野地板
などの下地も新しくなるため、
雨漏り対策としても非常に有効な工事です。
セメント瓦屋根は
・塗膜劣化
・釘浮き
・瓦割れ
などが発生すると、屋根の性能が低下してしまいます。
また、廃盤屋根材のため
将来的な修理が難しくなる可能性もあります。
そのため
屋根の築20〜30年を目安に一度専門業者による点検を受けることをおすすめします。
街の屋根やさんでは
・屋根点検
・屋根葺き替え工事
・屋根カバー工事
などを行っています。
セメント瓦屋根のメンテナンスや葺き替えをご検討の方はお気軽にご相談ください。
専門スタッフが屋根の状態を丁寧に確認し、最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
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