真岡市 瓦屋根の雨漏り調査で天井裏も確認！桟木ぞいの防水紙破損が原因
更新日：2025年12月22日
こちらは、天井に広がる雨漏り染みの写真です( ；∀；)
大きさからすると、雨漏りが発生して少し時間が経っているよう・・・
雨漏りは、天井材を傷めるだけでなく、腐るなどして建物そのものにもダメージを与えるので、早めの対応を肝心ですよ〜
当店の雨漏り調査は、天井裏に入れる場所があれば確認するようにしています。
というのも、
○天井に出た雨漏り染みよりも、天井裏ではひどいことになっている事例が多々ある
○雨水が入ってくる場所を特定する
からです。
こちらの一階天井裏は高さがあったので、何とか進めました^^
天井裏をお調べすると・・・雨漏りの染みがいたるところにありました(>_<)
天井材は一定量の水分を吸収するので、天井よりも天井裏の方が、漏れ具合が分かりやすいんです。
天井裏に断熱材を敷いてあると、さらに雨漏りに気付きにくくなります。
梯子をかけて屋根に上っていきます。
屋根の調査は高所作業となるだけでなく、瓦屋根の場合は足元がすべりやすいので、お怪我をしないためにも必ずプロに任せましょう。
屋根材は、釉薬をつけて焼いた陶器瓦です。
割れている瓦が1枚あるものの、雨漏り箇所とはズレているかな・・・それ以外は見た目に問題がありません。
『見た目が良くても雨水が入ってくるの？』と、思われるかもしれません。
実は屋根瓦は、一枚一枚重ね代（かさねしろ）を設けながら葺かれているんです。横風が伴う降雨の場合は、その重ね代から雨水が入ってきます(//∇//)
天井裏の調査で目星をつけたあたりの瓦を捲ってみました。何が変なのか分かりますか？
ちなみに、横になった棒状のものを『桟木（さんぎ）』、その下にあるシート状のものを『防水紙（ルーフィング）』といいます。
『桟木（さんぎ）』および『防水紙（ルーフィング）』とは何？
桟木は、屋根瓦を引っかける棒状の建材です。以前は、屋根瓦を桟木に引っかけただけでしたが、今では地震対策として釘などで全数を固定しています。
防水紙は、ルーフィングともいい、雨水がこれ以上入ってこないように敷設するシート状の建材です。
桟木は、屋根瓦を引っかける棒状の建材です。以前は、屋根瓦を桟木に引っかけただけでしたが、今では地震対策として釘などで全数を固定しています。
防水紙は、ルーフィングともいい、雨水がこれ以上入ってこないように敷設するシート状の建材です。
よ〜く見ると、桟木に沿って防水紙が破損していました（ ; ; ）
これが今回の雨漏りの原因です。
桟木に中に入ってきた雨水が溜まって、防水紙破損箇所からさらに天井裏に入っていました。
防水紙破損による雨漏りについて解説しましょう。
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