現地調査の様子

スレート屋根表面の色むらと摩耗

最初の写真では、屋根全体に広がった色あせが確認でき、表面の防水機能が弱まり始めている印象を受けました。とくに日当たりの強い面では摩耗が進みやすく、紫外線の影響が蓄積していたようです。この状態を放置すると、雨水が内部へ浸透するリスクが高まるため、早めの対応が望まれますよ。

棟部分全体の緩み

別角度からの調査写真でも、棟板金が全体的に歪み始めている様子がわかりました。屋根の頂点部分は風を受けやすい場所で、固定が弱まると台風の時などに飛んでしまう可能性があります(>_<)

屋根面ごとの劣化のばらつき

最後の調査画像では、面によって劣化の進行具合が異なっており、雨や紫外線の影響を受けやすい方向がはっきりと現れていました。こうしたばらつきはスレート屋根ではよく見られますが、葺き替えによって均一な防水性を取り戻せるため、計画の方向性を明確にする材料となりました。

工事の様子

既存屋根材の撤去と防水シートの露出

工事の初めに既存のスレート材を撤去し、下地の防水シートを露出させました。この防水シートはルーフィングという部材で屋根の雨漏りを防ぐのに重要な役割をしますよ！！

新しい防水シートの敷設と谷板金の取り付け

次の写真では、新品の防水シートを屋根面全体に重ね張りし、耐久性の高い改質アスファルトルーフィングを使用しています。谷部分には新しく谷板金を施工していき、雨水を効率よく排水できるように施工していきますよ(^-^)

屋根材の張り込みと端部の固定

続く工事写真では、新しい屋根材を端部から順に張り込んでいる写真になります。屋根材の重なりを均一に保つことで防水性能が安定し、美しい見た目にもつながります。

棟下地の交換と強化

次の工程では、棟部分の貫板を新品の木材へと交換しています。耐水性の高く、防腐処理をされた木材を使用し、以前のような釘抜けのリスクを軽減する効果もありますよ！

新しい屋根材の仕上がり確認

工事終盤の写真では、全体の屋根材が葺き上がりこれで工事完了になります！

最終確認では細部のビスの緩みや端部の処理を丁寧にチェックし、不備のない状態に整えましたよ(^.^)

まとめ

今回の葺き替え工事により、劣化が進んでいたスレート屋根が耐久性・防水性ともに大幅に向上し、お住まいを長く守る丈夫な屋根へと生まれ変わりましたよ(^.^)お客様からも「これで雨の心配がなくなった」と安心のお声をいただき、スタッフ一同うれしく感じています。屋根の状態は外から見えにくく、気づかぬうちにダメージが進むことも多いため、少しでも気になることがあればお気軽にご相談ください。街の屋根やさんが、住まいの外装をしっかりサポートいたします。

当社は創業からですと50年、屋根工事業をしています。経験も豊富ですので、屋根の事でしたらメールでも電話でもお気軽にご相談くださいね(^^)/

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