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かすみがうら市で2階天井の雨漏りを調査！棟を7寸丸瓦で修理！雨漏り解消
かすみがうら市 棟瓦取り直し
【工事のきっかけ】
かすみがうら市にお住まいのお客様より、
「2年前から2階の天井にシミが出ていたが、最近になって急に広がってきた。雨漏り修理の見積もりをお願いしたい」
とご相談をいただきました。
2階天井に現れる雨染みは、屋根の隅棟（すみむね）や主棟（しゅむね）まわりの不具合が原因となることが多くみられます。
小さなシミでも放置してしまうと、天井材の腐食、クロスの剥がれ、内部木材の傷みといった深刻な雨漏り被害へ進行してしまうため、早めの雨漏り調査がとても重要です。
ビフォーアフター
施工前
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施工後
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基本情報
- 施工内容：棟瓦取り直し
- 施工期間：約1ヶ月
- 築年数：築約50年
- 施工費用：約200万（総額：雨漏り修繕工事・棟取り直し・外壁塗装・付帯部塗装・雨樋清掃・ポリカ交換・足場代含む）
- 使用材料：南蛮漆喰、棟瓦
- 保証年数：7年
2階の天井には、はっきりと分かる雨染みが広がっていました☔
赤外線カメラで確認してみると、その部分が青く（低温）反応しており、水分が内部にたまっている状態であることが分かります📷🔍
天井裏にもぐって確認すると、雨水が入り込んでいる可能性の高い箇所が見つかりました👷♂️🔦
天井板の上側には広く水染みが残っており、屋根の光が漏れている部分より雨水が回り込んでいることが分かりました💧
ドローンで屋根全体を撮影し、雨漏りしている天井の真上にあたる部分を確認しました🚁📸
赤い丸で囲った箇所が、その該当ポイントです。
一見すると大きな異常はなさそうに見えますが…🤔
雨の日の水の流れを想像してみると、「あれ？おかしいかも？」と思うポイントがあります💧
よく観察すると、隅棟（すみむね）の形状が雨水の“受け皿”のようになっており、水がたまりやすい状態になっていることが分かりました💧😮
屋根の設計や形状によっては、雨水がうまく流れず同じ場所にたまりやすい、棟部分に雨水が集中しやすい、といった “雨漏りしやすい構造” になってしまう場合があります🏠⚠️
今回も、まさにその典型的なパターンでした。
隅棟同士がぶつかる部分を確認すると、謎の漆喰の“塊”が水止めのように置かれている状態でした😳💧
本来なら雨水はスムーズに流れ、軒先へしっかり抜けていくのが理想的な屋根の形状です。
しかし、この余計な漆喰の盛り上がりや隅棟の形状によって、雨水がそこで滞留し、じわじわと染み込みやすい状態になってしまっていました🏠⚠️
こうした“水の流れを邪魔する要因”は、雨漏りを引き起こす大きな原因のひとつです。
あわせて、主棟（おおむね/しゅむね）についてもご相談をいただきました。
熨斗瓦（のし瓦）が高く積み上がっている場合、地震時に倒れやすい・ズレやすい といったリスクがあり、耐震面でも注意が必要です⚠️🏠
今回の現場では、雨漏りと耐震性の両方を改善するために、
-
雨漏りの原因となりやすい隅棟の形状を見直す
-
熨斗瓦を減らして棟を軽量化する
という方向で工事を行いました👷♂️🔧✨
主棟は屋根の最も高い位置にあるため、軽量化と耐震補強は雨漏り対策と同じくらい重要なメンテナンスになります。
まずは棟瓦（むねがわら）を撤去し、内部に詰まっている土を取り除いていきます👷♂️🔧
昔ながらの工法では、棟の中に“土をたっぷり詰める”施工が一般的で、この土が大きな重量となり、さらに雨水が滞留しやすくなる原因にもなります💧
屋根の最も高い部分に重さが集中すると、
・地震時の揺れで倒れやすくなる
・棟瓦がズレやすくなる
・雨水が中に残りやすくなる
といったトラブルにつながるため、今回のように土を取り除く作業はとても重要です。
内部の土をすべて撤去したあとは、漆喰を使って棟のベース（芯）となる部分をしっかり成形していきます👷♂️🧱✨
これは棟瓦を正しい位置に安定して据えるための重要な工程で、ここがきちんと整っていないと、後々のズレ・雨水の侵入・耐久性の低下につながってしまいます。
漆喰でベースをつくることで、雨水が流れやすい形状に整えられ、さらに軽量化された棟が長く安定した状態を保てるようになります🏠💡
漆喰で成形した芯の上に棟の丸瓦を丁寧に設置し、雨水がスムーズに流れるラインを意識しながら棟全体を組み替えていきました👷♂️🔧💧
棟の形状を適切に整えることで、水が滞留しにくくなり、雨漏りのリスクを大幅に減らすことができます。
棟の形状を雨水が軒先へ自然に流れる“理想的な屋根形状”にすることで、耐久性もぐっと向上します🏠✨
棟を組み替えている途中で雨が降ってしまうと、まだ防水処理が完成していない内部へ雨水が入り込む恐れがあります☔⚠️
そのため、工事の合間には防水シートを使ってしっかり養生し、施工中に新たな雨漏りが発生しないよう十分に配慮しながら工事を進めました👷♂️🔧✨
安全な施工と雨漏り防止の両立は、棟工事においてとても重要なポイントです。
高く積み上げられた熨斗瓦（のし瓦）は見た目こそ立派ですが、地震の揺れを受けやすく、棟が倒壊してしまうリスクが高まります⚠️😥
今回は、施工前よりも熨斗瓦の段数を減らし、棟の高さを抑えた“軽量で倒れにくい構造”へと改修しました👷♂️🔧✨
高さを抑えたことで重心が安定し、耐震性が向上するとともに、外観もスッキリと落ち着いた印象に仕上がりました🏠✨
施工前では棟の形状が複雑で、雨水がたまりやすい構造になっていましたが、
施工後にはシンプルで軽量、さらに 雨漏りしにくい棟 へとしっかり改善されています🏠✨
無駄な凹凸をなくし、雨水がスムーズに流れる形状へ整えたことで、雨漏りリスクの低減と耐久性アップの両方を実現しました💧👌
施工後は雨水の流れがまっすぐストレートになり、これまで“雨の受け皿”のようになっていた隅棟まわりも、スッキリとした雨仕舞いへ改善されました💧➡️🏠✨
水がたまらない構造に変わったことで、雨漏りリスクも大幅に低減されています。
工事完了後、お客様から嬉しいお声をいただきました😊💬
「社長の誠実な人柄と丁寧な説明で依頼させてもらいました。
足早さん、瓦屋さん、塗装屋さん、みなさん丁寧に施工していただき、細かな注文にも快く対応いただきました。
また機会があればぜひお願いしたいと思います。」
温かいメッセージをいただき、スタッフ一同大変励みになりました。
今後も誠実な対応と丁寧な施工で、地域の皆さまに安心をお届けしてまいります👷♂️🏠✨
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