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木曽郡大桑村で築150年の古民家を屋根塗装で守る:三晃式ガルバリウムの点検報告
更新日:2026年3月27日
木曽路の豊かな歴史を感じさせる木曽郡大桑村にて、築150年という驚くべき歳月を重ねた古民家の屋根点検を行いました。
お施主様にお話を伺うと、かつては解体も検討されたそうですが、先代から受け継いだこの家を大切に残していきたいという決意のもと、定期的なメンテナンスを続けられています。
20年ほど前に瓦から金属屋根へと葺き替えられた広大な屋根は、今まさに塗装による保護が必要なタイミングを迎えていました。
今回は、伝統ある佇まいを未来へ繋ぐために必要な、プロの目による精密な診断の様子をご紹介します。
【結論】三晃式ガルバリウム屋根の塗膜剥離と初期サビを確認。
400平米の広大な面積を高耐久塗装で保護することで建物全体の寿命を延ばします
今回の調査では、約20年前に葺き替えられた三晃式ガルバリウム鋼板屋根において、経年劣化による塗膜の粉化と、飛来物等の傷を起点とした部分的なサビの発生を確認しました。
築150年を超える本体構造は非常に頑強ですが、屋根の防水機能が低下すると内部結露や腐食を招く恐れがあります。
広大な面積を誇る金属屋根に対し、優れた防錆性能を持つ下塗りと、信州の厳しい紫外線に強い上塗り塗料を組み合わせることで、お施主様の「家を残したい」という想いを技術で支えることが可能です。
木曽郡大桑村に建つ、築150年以上の歴史を刻む壮麗な古民家です。
平屋建てながら、屋根面積は約400平米(約120坪)という圧倒的なスケールを誇り、かつて瓦から軽量なガルバリウム鋼板の「三晃式(さんこうしき)」へと葺き替えられています。
三晃式は、金属板を吊子(つりこ)で固定し、キャップを被せる防水性の高い工法ですが、屋根面積が大きい分、受ける環境負荷も分散されにくいため、細部まで行き届いた点検が欠かせません。
「屋根を葺き替えてから20年が経ち、最近表面の艶がなくなってきたように感じる。先祖代々の家なので、手遅れになる前にしっかりとプロに診てもらいたい」という切実なご意見とともに、イトウ住建へ調査のご依頼をいただきました。
解体を思いとどまり、維持することを選ばれたお客様の期待に応えるべく、誠実な診断を実施いたしました。
歴史と重厚感を支える盾
400㎡もある大きな平屋のガルバリウム鋼板三晃式屋根
視界を覆い尽くすほどの広大なガルバリウム屋根は、この家の歴史を守る巨大な盾のような存在感があります。
一見すると大きな歪みはありませんが、表面のトップコートは20年の歳月で摩耗し、指で触ると粉が付くチョーキング現象が全体に広がっていました。
これだけの面積があると、雨水の排水経路も長くなるため、塗膜によるスムーズな排水機能の維持が、建物全体の浸水リスクを下げる鍵となります。
時間前に到着したにもかかわらず、お施主様が外で待っていてくださり、梯子までかけていてくださいました。どんな屋根なんだろうと早速上ってみると、『

』きれいな三晃式の瓦棒が並んでいました。
お施主様にお話を伺うと、20年ほど前に瓦から、金属屋根に葺き替えたそうです。その後10年くらい前に塗替えのメンテナンスをされたとの事。一時は壊すことも考えたそうですが、先祖代々のお家、メンテナンスをして残すことを選んだそうです。
放置厳禁の微細なダメージ
何かの傷から塗膜の剥がれが見られる
屋根の細部を精査すると、飛来物や積雪の移動によって付いたと思われる小さな傷から、塗膜がめくれ上がっている箇所が散見されました。
どんなに優れたガルバリウム鋼板であっても、表面の保護膜が破れてしまえば、そこから外気や水分が直接金属面に触れてしまいます。
こうした小さな剥がれは、いわば「傷口」のようなものであり、早期に適切な手当てを施すことで、その後の深刻な腐食を未然に防ぐことができます。
酸化の進行を食い止める
剥がれた塗膜から始まった初期サビ
塗膜が剥離した箇所では、既に茶褐色のサビが発生し始めているのが確認できました。
金属屋根にとってサビは最大の天敵であり、放置すれば金属を侵食して穴を開け、最終的には屋根材そのものの交換を余儀なくされます。
幸い、現在は表面的な初期サビに留まっているため、丁寧なケレン作業でサビを落とし、防錆力の高い塗料を塗布することで、健全な状態へ引き戻すことができます。
150年の誇りを感じる佇まい
今も生活を守り続ける古民家の重厚な外壁
屋根だけでなく建物の周囲を拝見すると、厚みのある柱や梁、そして手入れの行き届いた外壁が、150年という時の重みを物語っています。
この建物がこれほどの長い年月、倒壊することなく生活を守り続けてこれたのは、歴代の住まい手が家を愛し、適切な手入れを欠かさなかったからに他なりません。
今回の屋根塗装は、この美しい日本の住まいを次の世代へバトンタッチするための、非常に重要な「健康維持」のステップとなります。
帰り道、梅がきれいに咲いていたので車を止めてパシャリ
来週もう一度伺います。その頃は桜が咲いているか、まだ咲いていないかくらいだと思います。
このお家の周りにはフクジュソウも自生しているそうです。
春、暖かくなってきて、我々の仕事も活気づいてきました。
築150年の古民家という背景と、400平米の金属屋根の状態を踏まえ、全面的な塗装メンテナンスが急務であると判断しました。
第一に、瓦から金属屋根に変更して20年という節目であり、塗膜の寿命が完全に尽きかけているため、これ以上放置するとガルバリウムの素材自体を傷めてしまう点。
第二に、部分的なサビが発生しており、今このタイミングで対処することが、将来的な大規模改修コストを最も抑えられる道である点。
第三に、先祖代々の家を「残す」というお施主様の強いご意志を尊重し、耐久性と意匠性を両立した最高レベルの塗装仕様がふさわしいと確信したためです。
木曽郡大桑村は、周囲を山に囲まれ、冬場の冷え込みや積雪が非常に厳しい環境です。
特に三晃式屋根のキャップ部分には雪が溜まりやすく、雪解け水が長時間滞留することでサビを誘発しやすい地域特性があります。
そこで今回は、寒暖差による金属の伸縮に追従する柔軟性と、深い雪の圧力にも耐えうる密着力を兼ね備えた塗料を選定し、大桑村の厳しい四季から大切なお住まいを守る仕様といたしました。
お施主様には、徹底したサビ落としの後に、高耐久な遮熱シリコンあるいはフッ素塗装を行うプランをご提案いたしました。
400平米という面積を考えると、一回の塗装でどれだけ長持ちさせるかが、トータルの維持費を抑えるポイントになります。
また、これを機に雨樋の清掃や金具の補強も併せて行うことで、次の20年、30年を見据えた万全の体制を整えることをお勧めしています。
古民家や金属屋根にお住まいの方で、次のようなサインを見逃していませんか。
築150年の家でも、屋根塗装だけで本当に大丈夫ですか?
はい、建物の骨組みがしっかりしていれば、屋根の防水を維持することで、さらに数十年住み続けることが十分に可能です。
400平米もの大きな屋根だと、工事期間はどれくらいですか?
洗浄から乾燥、3度塗りまで、天候が安定していれば2週間から20日ほどのお時間をいただきます。
非常に錆びにくい素材ですが、表面の傷や20年程度の経年劣化によって、サビが発生することは避けられません。
遮熱機能を持つ塗料を選定することで、直射日光による屋根温度の上昇を抑え、室内の快適性が向上します。
もちろんです
周囲の景観や古民家の重厚な佇まいに馴染む色選びを、カラーシミュレーションを用いてじっくりサポートいたします。
「一時は古くなったこの家をどうすべきか悩み、壊すことも頭をよぎりました。
でも、父や祖父が守ってきた家を自分の代で失くすのは忍びなく、思い切ってメンテナンスをすることにしました。
イトウ住建さんに細部まで丁寧に診ていただき、まだ十分に守っていけると言ってもらえたことが、何よりの励みになりました」
とのお言葉をいただきました。
150年続く家の歴史を、これからの数十年へ繋ぐためのお手伝いができるのは、地元の職人冥利に尽きます。
お施主様の想いを一刷毛一刷毛に込めて、誰が見ても「立派な家だ」と誇れるような、力強く美しい仕上がりをお約束いたします。
大桑村の冬は、時に深い雪に閉ざされます。屋根に積もった雪は、その重みだけでなく「湿気」としても建物を攻撃し続けます。
昔の人の知恵で建てられた古民家は通気性が良いですが、屋根の防水だけは現代の技術で補ってあげることが、長持ちの秘訣です。
地域の厳しい冬を知り尽くした私たちだからこそ、その場しのぎではない、大桑村の環境に最適化した施工をご提案しています。
今回は、大桑村での築150年超の古民家、三晃式ガルバリウム屋根の現地調査事例をご紹介しました。
先祖代々の家を守ることは、地域の歴史を守ることでもあります。
「古い家だから、もう無理かな」と諦める前に、ぜひ一度イトウ住建へご相談ください。
あなたの大切な住まいに秘められた可能性を、私たちがプロの視点で見つけ出します!
地域密着27年。
外装劣化診断士・2級建築士・施工管理技士が在籍する
**「街の屋根やさん松本諏訪平店(イトウ住建)」**にお任せください。
「屋根の不安」を「安心」に変えるお手伝いをいたします
この記事を書いた加盟店
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街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

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