【四日市市】店舗折半屋根の雨漏り調査から屋根カバー工法での施工へ（専門用語解説付き）

■ 現地調査で判明した雨漏りの原因

状況を拝見したところ、雨漏りは窓からではなく、折半屋根（せっぱんやね）の劣化が主な原因であることがわかりました。折半屋根全体に強いサビが広がり、特に腐食が進行した部分では穴が開いており、そこから雨水が浸入していました。

折半屋根は鉄板を折り曲げて強度を高めた屋根材ですが、長年の風雨や紫外線によって塗膜が劣化し、次第にサビが発生します。サビが進むと穴あきへと繋がり、雨漏りを引き起こしてしまいます。

今回の屋根は、部分補修では改善が難しく、既存の折半屋根全体にカバー材を被せる 「折半屋根カバー工法」 が最適と判断いたしました。

■ お客様へのご説明と施工計画

調査結果をご説明したところ、

• 部分補修では再発のリスクが高いこと

• カバー工法であれば葺き替えよりも工期・費用を抑えられること

• 営業中の店舗への影響を最小限にできること

以上の点をご理解いただき、正式に見積り提示の運びとなりました。

さらに、店舗の外周には高所作業が必要なため、足場の組立が必須となります。そこで、お客様のご希望に合わせて、年明けの店舗休日を利用した施工スケジュールをご提案し、先日正式にお申込みいただきました。

雨漏りは店舗運営にも影響するため、現場の状況に合わせながら、できる限り営業に支障の出ない施工計画を立ててまいります。

■ 今回採用する「屋根カバー工法」とは？

屋根カバー工法とは、既存の屋根を撤去せず、その上に新しい金属屋根材を重ね張りする工法です。

● カバー工法のメリット

• 廃材が少なく、工期が短い

• 営業店舗でも施工がしやすい

• 屋根が二重構造となり、断熱性・遮音性が向上

• 葺き替えよりも費用を抑えられる

• 雨漏りの原因部分を確実に覆うことができる

折半屋根の劣化が進んでいる場合には、非常に効果的な工法になります。

■ 専門用語の解説

● 折半屋根（せっぱんやね）

金属板を波状に折り曲げ、強度を高めた屋根。工場や店舗など大型施設で多く利用されます。

● サビ（腐食）

金属が酸素や水分と反応して劣化する現象。進行すると穴開きや破損につながり、雨漏りの原因に。

● カバー工法

既存の屋根を撤去せず、その上から新しい屋根材を施工する工法。工期短縮・費用削減が可能。

● 足場

工事の安全性を確保するために組み立てる仮設構造物。高所作業や外周作業には必須。

■ 施工に向けての今後の流れ

今回の四日市市の店舗では、以下の流れで進めてまいります。

1. 施工日の再確認と近隣へのご挨拶

2. 足場組立

3. 既存折半屋根の点検・下地調整

4. 新規金属屋根材によるカバー工法施工

5. 雨仕舞い処理（雨が入りにくくするための細部施工）

6. 最終点検・お引き渡し

お客様に安心してご依頼いただけるよう、丁寧かつ確実な施工を進めてまいります。

■ まとめ

四日市市の店舗で発生していた雨漏りは、折半屋根の腐食による穴開きが原因でした。部分補修では根本的な改善が難しいため、屋根全体を覆う「折半屋根カバー工法」での施工をご提案し、年明けの店舗休日に合わせて施工を行うこととなりました。

店舗運営をされているお客様にとって、雨漏りは大きなリスクとなります。
「営業を止められない」「費用をなるべく抑えたい」「確実に雨漏りを止めたい」
こうしたご希望には、カバー工法が大変効果的です。

今後も安心して店舗を運営していただけるよう、責任をもって施工を進めてまいります。

ご相談・問い合わせ先
街の屋根やさん四日市店
0120-659-663

よくある質問！！

街の屋根やさん四日市店について

「街の屋根やさん四日市店」は、株式会社匠ホームが運営する屋根・外装リフォーム専門店です。
2005年の創業以来、
四日市市・鈴鹿市・桑名市・いなべ市を中心に年間100件以上の施工実績を積み重ねてきました。

在籍する職人はすべて国家資格を持つ専門技術者で、確かな技術と豊富な現場経験で幅広い工事に対応しています。

保有資格：

• 一級かわらぶき技能士

• 一級建築板金技能士

• 一級塗装技能士

屋根カバー工法・葺き替え・雨漏り修理・外壁塗装・板金工事まで、点検から施工管理まで一貫対応。
施工内容に応じて 最長30年保証 をお付けし、地域の皆様へ「安心」と「信頼」をお届けしています。

今回のように、雨漏りなのか判断できないケースでも、写真と根拠に基づく正確な診断を行い、必要のない工事を無理にすすめることはありません。
三重郡・四日市市で屋根や外壁のお悩みがあれば、安心してご相談ください。