こんにちは！
街の屋根やさん伊賀・名張店です。

先日、名張市にお住まいの方から「屋根の状態が気になるので一度点検してほしい」
というご相談をいただき、カラーベスト（スレート）屋根の点検に伺いました。

カラーベストは軽量で耐震性に優れている反面、薄い素材のためひび割れや浮きが発生しやすいという特徴があります。
名張市は夏の暑さと冬の寒さの差が大きく、屋根材にとっては過酷な環境です。
そのため定期的なメンテナンスがとても重要です。

今回は、実際の点検内容や見つかった不具合、そしてカラーベスト屋根の劣化がもたらすリスクについてご紹介いたします。

カラーベストの「浮き」を発見｜一見キレイでも要注意です！

まずは安全を確保したうえで屋根に上がり、全体の状態をチェックしました。
遠目で見ると大きな破損はなく、「意外ときれいかな？」という印象でしたが、実際に近くで見るとカラーベストが少し浮いている部分を確認しました。

浮きは強風時にバタつきの原因となり、雨水の入り込みにつながる危険な劣化症状です。
見た目だけでは気づきにくく、下からではほぼ確認できないため、専門の業者による点検が欠かせません。

点検を進めると…複数箇所でひび割れを発見！

さらに屋根面を細かく確認していくと、複数のカラーベストにひび割れや割れが見つかりました。

ひび割れは放置すると、

• 雨水が侵入し下地を傷める

• 台風時に割れが広がる

• 最終的には雨漏りにつながる

といったリスクがあり、早期の補修が必要です。

ひびが新しいのか古いのかを観察すると、割れた断面が比較的きれいだったため、
「ここ最近割れが発生した可能性が高い」
と判断しました。

特にカラーベストは数十枚単位で屋根に敷かれているため、
1枚が割れると周辺の屋根材も同じタイミングで劣化が進んでいるケースが多いです。

軒先付近もチェックしましたが、ここでは下からは絶対に見えないひび割れが１箇所見つかりました。
雨樋（あまどい）の影に隠れてしまうため、どれだけ地上から屋根を見ても発見できません。

この部分は現時点で雨漏りのリスクは低いものの、
割れが進行すれば雨漏り・下地腐食につながるため油断はできません。

名張市周辺でも、
「気づいた時には雨漏りしていた…」
というケースが少なくありません。

だからこそ、目に見えない部分こそ定期的な点検が大切なのです。

カラーベストのメンテナンスのタイミングとは？

カラーベストは塗装を行うことで耐久性を回復させることができます。

今回もひび割れが複数見つかったため、
「早めの補修＋屋根全体の塗装」
をご提案しました。

カラーベスト屋根の塗装タイミングの目安は、

• 築10年が最初の基準

• 以降は 7〜10年ごと

• ひび割れが増えてきたら早めに検討

今回のように割れが出始めている場合、
放置＝劣化スピードが加速
するため、まさにメンテナンスの“やり時”と言えます。

まとめ

今回の名張市でのカラーベスト屋根点検では、

• 浮き

• ひび割れ（複数箇所）

• 軒先の見えない部分の割れ

など、放置すると雨漏りにつながる可能性のある症状が確認できました。

カラーベストは軽量でメリットが多い屋根材ですが、
定期的な点検と塗装が寿命を大きく左右します。

当店では名張市・伊賀市周辺での屋根点検を無料で行っていますので、
「最近屋根を見てもらっていない」
「塗装の時期かどうか判断できない」

という場合は、お気軽に街の屋根やさん伊賀・名張店へご相談ください。


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街の屋根やさん伊賀・名張店では、これまで多くのお客様に屋根や外壁の工事をご依頼いただいています。
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