■ 太陽熱温水器とは？わかりやすく解説

太陽熱温水器とは、
太陽の熱を使って水を温める省エネ設備 です🌞

屋根の上にある集熱パネルに太陽熱が当たり、
その熱がタンク内の水に伝わることでお湯を作る仕組みで、昔からよく使われてきました。

しかし…

• 重さがあるため屋根に負担がかかる

• 経年劣化で金具が錆び、落下の危険がある

• 修理部品が手に入りにくい

といった理由から、最近は撤去される方も増えています🏠✨✨

■ 太陽熱温水器の撤去方法

温水器の撤去は、安全のため必ず専門業者が行います。
作業の流れは次の通りです。

1. タンク内の水を抜く（重さを軽減）

2. パネル部分の取り外し

3. 固定金具の撤去

4. 配管を安全に処理

5. 屋根の傷みを確認

特にタンク内には大量の水が入っているため、そのまま外すと非常に危険です。
重さをしっかり抜いてから慎重に撤去していきます。

■ 【施工開始】まずはルーフィング（防水シート）を設置

温水器を撤去したら、屋根カバー工事の準備に入ります。
カバー工事とは、既存の屋根はそのまま残し、その上に新しい屋根材を重ねる工法です。

● 日本一ライトのルーフィングを使用

今回使用した防水シートは 「日本一ライト」 です。
ルーフィングは、屋根材の下で雨水を防ぐ“最後の砦”であり、非常に重要な役割を持っています。

● 日本一ライトの特徴

• 超軽量で屋根への負担が少ない

• しなやかで施工性が高い

• 高い耐久性で雨漏りを長期間防ぐ

• コストパフォーマンスが高い

カバー工事では特に相性がよく、安心しておすすめできる防水シートです。

横暖ルーフS（カラー：Kグリーン）を施工

ルーフィングの上に、新しい屋根材を葺いていきます。

今回使用したのは 「横暖ルーフS」（色：Kグリーン）。

● 横暖ルーフSの特徴

• 非常に軽量で耐震性に優れる

• ガルバリウム鋼板でサビに強い

• 断熱材付きで夏は涼しく、冬は暖かい

• 塗装の性能が高く、色褪せに強い

特に“Kグリーン”は落ち着きのある上品な色味で、和風・洋風どちらの家にも合いやすい人気カラーです。

＞＞＞ 横暖ルーフとはどんな屋根材？特徴やメリット・費用相場について詳しく解説！

■ 樹脂製の貫板を設置

屋根の頂上（棟部分）には「棟板金」を取り付けますが、その土台となるのが 貫板（ぬきいた） です。

今回は 樹脂製の貫板 を採用しました。

● 樹脂貫の特徴

• 水を吸わないため腐らない

• シロアリ被害の心配がない

• 木材より長寿命でメンテナンスが減る

• 反りや割れが起きにくい

従来は木材が使われていましたが、近年は耐久性の高い「樹脂貫」が主流になっています。

■ 棟板金を設置し、工事完了へ

樹脂貫の上から 棟板金（むねばんきん） をかぶせて固定します。
この部分は風の影響を受けやすいため、ビス留めでしっかりと固定して強度を高めます。

すべての板金を仕上げ、清掃を行い工事は無事完了しました。

屋根全体が新しく生まれ変わり、太陽熱温水器の重さからも解放され、お客様には大変喜んでいただけました。

■ 【まとめ】太陽熱温水器の撤去＋屋根カバー工事で安心の住まいへ

今回の工事では、

• 古くて不安要素のあった温水器を安全に撤去

• 防水性の高い日本一ライトを採用

• 横暖ルーフSで屋根の耐久性・断熱性アップ

• 樹脂貫で長寿命の屋根へ

このようにお住まい全体の安心感が大きく向上しました。

■ 川口市で屋根・温水器のお悩みは当店へ！

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・玉掛け技能
・石綿作業主任者
・高所作業車
・職長・安全衛生責任者教育修了

・ケイミュー　外壁材施工士
・ニチハ　外壁材工事店
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