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福岡市西区の雨漏りにお困りの方へ｜和室から発生した雨漏りを無料調査
更新日：2025年12月8日
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【福岡市西区・瓦屋根】築24年で発生した雨漏り！和室の雨じみから判明した「防水シートの寿命」と外装劣化の実態こんにちは！
街の屋根やさん福岡西店です。
今回ご報告するのは、福岡市西区にお住まいの一軒家からの雨漏り調査依頼事例です。
築24年が経過し、これまでに大規模なリフォームの経験がないお客様でした。
ある日、お客様は室内、特に和室の天井に大きな雨じみができているのを発見され、強い不安を感じてご連絡をくださいました。
雨漏りは建物の構造に深く関わる問題であり、特に築年数が経過している住宅では、その原因が屋根材の表面ではなく、目に見えない内部の部材にあることが少なくありません。
私たちは、お客様の不安を解消するため、屋根から外壁、バルコニーに至るまで、住宅全体を網羅する徹底した雨漏り調査を実施しました。
🔹「雨漏りにお困りの方」
🔹「これまでにリフォーム経験のない方」
ぜひ、最後までご覧ください。
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お悩み室内（和室）の天井にできた雨じみが不安。
雨が降るたびに雨漏りが再発するのではないかという恐怖を抱えていらっしゃいました。
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物件情報築24年の一軒家。
既存屋根は
平板の瓦屋根が使用されており、外装はこれまで一度も大きなメンテナンスをしていない状態でした。
【補足】
築24年という時期は、屋根材や外装材が持つ初期の耐久性の限界を迎え始めるタイミングです。
調査では、雨漏りという一つの問題の裏側に、複数の外装劣化が同時に進行している実態が明らかになりました。
お客様がご指摘された和室の天井には、既に
直径数十センチメートルに及ぶ茶色い雨じみが確認されました。
雨水が天井材を通り抜け、長期間にわたって被害が及んでいることを示す深刻なサインです。
瓦自体は比較的割れや欠けが少なく一見健全に見えましたが、室内への雨漏り箇所と屋根の位置関係から、瓦の下に敷かれている防水シート（ルーフィング）の劣化が原因である可能性が極めて高いと判断しました。
平板瓦は水の流れが速いですが、その分、瓦の下に敷かれた防水シートの性能が落ちると、すぐに雨漏りに直結します。
雨漏り箇所が特定されつつも、将来的なリスクを評価するため、屋根以外の外装も同時に調査しました。
外壁材の目地（つなぎ目）に使用されている
シーリング材が、ひび割れや痩せ細りを起こしていました。
これにより、外壁の内部への水の侵入リスクが高まっていました。
築年数から見ても、外壁全体の塗装とシーリングの打ち替えが推奨される時期でした。
築24年で外壁シーリングが劣化しているのは普通ですか？
はい、一般的です。外壁のシーリング材は、種類にもよりますが耐用年数が約10年〜15年程度です。築24年で一度も打ち替えをしていない場合、シーリング材が硬化し、ひび割れや剥離を起こしている可能性が高く、外壁塗装と合わせてシーリングの打ち替え（または増し打ち）を行う必要があります。
バルコニーの床面の
防水層にひび割れや摩耗が見られました。
さらに、バルコニーの手すり壁の上部に設置されている
笠木（かさぎ）の継ぎ目や固定部に劣化が確認され、ここから雨水が手すり壁の内部に侵入している可能性が高いと判断しました。
【補足】
今回の雨漏りは屋根が原因と推測されましたが、住宅全体として外装の防水機能が多方面で限界を迎えていることが判明しました。
❌ 瓦屋根で見落としがちな「防水シートの寿命」が招く雨漏り
雨漏り調査では、一見頑丈そうな瓦の下に隠された、二次防水の寿命が最大の原因であると推測されました。
瓦はあくまで一次防水です。瓦の隙間から浸入した雨水は、瓦の裏を伝って流れ落ちますが、この水を最後に防ぐのが防水シート（二次防水）です。そのため、瓦に問題がなくても、防水シートが寿命で破れていれば、その箇所から雨水が浸入し雨漏りが発生します。
瓦屋根は二重構造になっており、瓦本体が雨水を防ぐ「一次防水」、その下に敷かれた防水シートが最終的に水を防ぐ「二次防水」の役割を担っています。
築24年という年数は、一般的な防水シート（ルーフィング）が持つ耐用年数（20年〜25年）の限界です。
瓦の隙間から入った雨水は、防水シートの上を流れ下りますが、このシートが劣化して破れてしまうと、水はそのまま下地の野地板へと浸入し、室内へと到達します。
✅今回は瓦の交換ではなく、瓦の下の防水シートの交換という根本的な対策が必要な状況でした。
防水シート（ルーフィング）の寿命はどれくらいですか？
一般的なアスファルトルーフィングの場合、耐用年数は約20年〜25年程度とされています。瓦屋根の瓦本体が50年以上の耐久性を持つ一方で、防水シートの寿命はそれよりも短いため、築20年を超えると瓦の下の防水シートが先に寿命を迎え、雨漏りが発生するケースが多くなります。
「雨が止んで乾けば、雨漏りも問題ないだろう」と考えるのは非常に危険です。
雨漏りを放置することは、建物の寿命を著しく縮める行為に繋がります。
浸入した雨水は、屋根の下地材（野地板）や梁などの木材を腐らせます。
腐食が進むと、
建物の構造的な強度が低下し、大規模な修理が必要になります。
シロアリは湿った木材を好みます。
雨漏りによって常に湿った状態になった下地は、シロアリを呼び込む温床となり、建物を内部から食い荒らされるリスクを高めます。
雨水を含んだ断熱材は、その本来の性能を失い、断熱効果が著しく低下します。
これにより、光熱費の増加にも繋がります。
福岡市西区の和室で発生した雨漏りを無料調査しました
今回の調査により、福岡市西区のこの住宅の雨漏り原因は、築年数に伴う防水シートの寿命が主な原因であることが強く推測されました。
さらに、外壁のシーリングやバルコニーの防水層など、家全体の防水機能が限界に近づいていることも明らかになりました。
雨漏りは進行性の病気と同じです。
早期に原因を特定し、適切な処置を施すことが、建物を守る唯一の方法です。
次回の記事では、今回確認された外壁のシーリング劣化やバルコニーの防水層の劣化について、その危険性と対策について詳しく解説いたします。
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