水戸市 金属屋根工事前に樹脂下地と捨て板を設置！雨漏り対策を強化
更新日：2025年12月3日
屋根は、築年数30年を超えたスレート屋根で、塗装の劣化のほか、ひび割れも見つかりました( ；∀；)
雨漏りを防ぐ防水紙の耐用年数が約20年ということもあり、金属屋根工事（カバー工法）をご提案させていただきました。
ところで、カバー工法とはどのようなリフォーム方法なのでしょうか？
作業用足場を仮設すると、高圧洗浄および手作業で屋根をキレイにします。
経年したスレート屋根には、チリやホコリ、あるいはコケやカビがびっしり・・・(>_<)
キレイにするのは、
○粘着型防水紙をくっ付きやすくする
○お客様へ快適な生活環境の提供
といった目的があるんですよ〜
屋根が乾くと、粘着型防水紙の敷設作業です。
粘着型防水紙は、その名のとおり裏側に接着剤がついていて、スレート屋根にぴったりくっ付いて防水します。
粘着型防水紙を、軒先から敷設。雨漏りのリスクが高い棟は、しっかり重ねて貼り付けました(^_^)v
屋根の端部に、軒先唐草（のきさきからくさ）を設置します。
軒先唐草は、屋根の端部を保護するとともに、雨水を排水する役目があるんですよ〜
ちなみに『唐草』は、端部の屋根瓦を唐草模様で装飾していた名残だそうです。今でも瓦屋根に残っています^^
軒先唐草につづいて、棟に沿って樹脂下地を設置しました。
樹脂下地は、垂木（たるき）ともいい、捨て板や棟板金の土台となる貫板（ぬきいた）を固定する役目があります。
以前は木製が主流でしたが、今では耐久性の高い樹脂製に取って代わっているんです。街の屋根やさん水戸店では、より安心・安全な屋根づくりに向けて新しい建材を採用しています٩( 'ω' )و
樹脂下地の設置を終えると、両側に『捨て板』を取り付けました。
捨て板は、捨て水切り、水切り板金ともいい、雨水をスムーズに排水する雨漏り対策なんですよ〜
屋根のいたるところに、雨漏り対策として捨て板（水切り板金）を取り付けています。これらを、屋根のプロは『雨仕舞い（あまじまい）』と呼んでいるんです。
樹脂下地と捨て板の設置を完了しました♪
ここまでやって、やっと新しい金属屋根材を葺くことができます。屋根工事は、施工後見えなくなる部分に、どこまで手間暇をかけられるかがポイントですよ！
下屋根も、高圧洗浄・粘着型防水紙を敷設してから樹脂下地と捨て板を取り付けました。
ここまでは、下屋根と大屋根に大きな違いはありません。
しかし！下屋根に外壁との境目があるのが根本的に異なります。
屋根と外壁の境目部分を『取り合い』といい、実は雨漏りのリスク箇所なんです。
そこで、樹脂垂木と捨て板を取り付けて雨仕舞いをきっちりしました。
雨仕舞いをしっかりできる業者こそ、安心して任せられますよ（≧∇≦）
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