広島市安佐北区、屋根葺き替え工事で築100年以上の蔵を再生｜下地補強で耐久性アップ！
更新日：2025年12月4日
いつもブログをご覧いただきありがとうございます(^^)/
広島市安佐北区にある築100年以上の蔵にて、
維持管理のための葺き替え工事を実施した様子をご紹介します。
過去にも施工事例として紹介していますが、
一つ一つの工程を詳しく解説していきますよ！
歴史ある建物の維持管理にお悩みの方はぜひご覧くださいね😌
【参考】
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【ご相談内容】
築100年以上の歴史ある蔵なので、解体せずに維持管理したい。
蔵特有の味わい深い外観ですが、
屋根の瓦が老朽化によりズレ・浮き・割れが発生していました。
このままでは強風や大雨時に瓦が落下する危険や、
雨漏りが発生する恐れがあります。
屋根の見た目を整えるだけでなく、
内部の下地からしっかりと新しくする葺き替え工事をご提案しました。
安全に作業を行うため、建物を囲うように足場を設置しました。
足場設置後は、既存瓦を慎重に撤去しました。
築年数が長いため、瓦の重みで下地に負荷がかかっていたことも確認できました。
築年数が長いため、
✓板が反って隙間ができている
✓踏むと沈む箇所がある
✓腐朽して強度が落ちている
といった劣化が確認できました。
劣化している部分は補強し、屋根全体の強度を高めました。
もし補強を行わずに新しい屋根材を施工してしまうと…
✖瓦の重みを支えられず、たわみや割れの原因に
✖強風時に瓦がズレやすくなる
✖雨水が内部へ侵入するリスクが高まる
といった問題が起こりやすくなります😣
しっかりと下地を直して、長寿命な屋根になるよう整えました。
野地板：屋根を支える重要な下地材
➡瓦などの屋根材を固定したり、雨水の浸入を防ぐルーフィングを敷くための土台となります。
補強した既存のバラ板の上から、
構造用合板を増し張りすることで、強度と安定性をさらに高めました！
【関連記事】
野地板は屋根材と防水紙の下の超重要部分、張り替えと増し張りでより強く
屋根にとって非常に重要な存在で、
雨から建物を守る最後の砦となる部分です！
瓦などの屋根材が雨水を防いでいても、
強風を伴う横殴りの雨や、瓦の隙間から水が入ってしまうことがあります☔
そんな時に、このルーフィングが雨水の侵入を防ぎ、
下地木材や建物内部に水を入れないようにしてくれます💪✨
既存下地の補強 → 構造用合板の増し張り → ルーフィング施工という流れで、屋根を“内側から”強くしていきました！
瓦が仕上がると外観が大きく改善されますが、
実はこの下地づくりこそが屋根を長持ちさせる最重要工程です😌
歴史ある蔵が、これからも安心して使い続けられるよう、
引き続き施工の工程を詳しく紹介していきますので、ぜひご覧ください！
電話：0120-277-750（9：00～17：00受付中）
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