雨樋のサビが気になる…まずはドローンで状況確認

今回は、可児市にお住まいのお客様より、
「雨樋がサビてきた気がするので見てほしい」
とのご相談をいただきました。

築26年で、これまで大きな屋根のメンテナンスはされていなかったとのこと。

そこで、屋根全体と雨樋の状態を正確に確認するため、ドローンで空から調査を実施しました。

現地調査の結果

雨樋のサビ、瓦のひび割れ・抜けを確認

ドローン映像から、以下の劣化が見つかりました。

• 雨樋の内側・継ぎ目にサビが広がっている

• 瓦に複数のひび割れ・欠け

• 一部で瓦が抜け落ちている箇所も…

雨漏りはまだ発生していませんでしたが、どれも"雨漏り寸前"の劣化症状です。

専門的な視点

サビた雨樋とひび割れた瓦は、放置すると悪化しやすい！

雨樋のサビは、そのまま進行すると穴が開き、雨水が正しく流れなくなります。
すると、

• 外壁が黒く汚れる

• 基礎部分へ雨水が浸透

• 庭に水溜まりができる

などの二次被害につながります。

一方、ひび割れた瓦や抜けた瓦は、下にあるルーフィングが湿気で弱っている可能性が高く、そこへ雨が入り込むと雨漏りに直結します。

このまま放置すると？

• 雨樋の水漏れ → 外壁汚れ・腐食

• 瓦のひび・抜け → 下地に雨水が浸入 → 雨漏り

屋根と樋はセットで家を守る部分なので、どちらか一方だけ直しても根本解決にならないことがあります。

「あと20年安心して暮らしたい」というご希望に合わせて

お客様からは
「まだ住み続けたいので、安心できる修理をしたい」
とのお話がありました。

そこで、

• カバー工法（既存屋根の上に新しい金属屋根をかぶせる工法）

• 雨樋の全交換

この2つを同時に行うプランをご提案しました。

【カバー工法とは？】

今の瓦屋根をそのまま活かして長持ち

カバー工法とは、既存の屋根を撤去せず、軽量な金属屋根（ガルバリウム鋼板など）を上からかぶせる施工方法です。

メリットは…

• 解体が少ないため 工期が短い

• コストを抑えやすい

• 廃材が少ないので 環境負荷が小さい

• 高耐久で 20〜30年しっかり持つ

可児市エリアでも人気の高い屋根リフォーム方法です。

【工事の工期について】

今回のような
「カバー工法＋雨樋交換」
の場合の工事期間は…

• 屋根カバー工法：7〜10日ほど

• 雨樋交換：1〜2日ほど

• 合計：9〜12日程度が目安

※写真はカバー工法のイメージです


※天候や屋根形状によって前後します。

同時施工なので、足場は1回だけで済み、工期もコンパクトになります。

【同時施工のメリット】

• 足場費用が1回分で済むので経済的！

• 屋根の勾配に合わせて樋を最適位置に取付でき、雨水の流れが改善

• 見た目もスッキリして家全体の印象が良くなる

屋根と樋は同時に直す方が、仕上がりも耐久性もグッと良くなります。

「まだ雨漏りしていない」今こそ、ベストなタイミング

雨樋のサビ、瓦のひび割れ・抜け。
どれも放置すると大きなトラブルにつながります。

今回のように
「なんとなく気になる」
程度の段階で調査することが、最も費用もリスクも抑えられる方法です。

「うちもそろそろ点検してみようかな？」
そう思ったら、いつでもお気軽にご相談ください。

現地調査・お見積もりは無料で行っています。
お家に合った最適な工事方法をご提案します。