■既存の貫板を確認したところ、木製で腐食が進んでいました

点検の結果、既存の貫板は昔ながらの 木製の貫板。
木は安価で手に入りやすいため長く使われていましたが、どうしても弱点があります。

●木製貫板のデメリット

☑棟板金の継ぎ目などから雨水が侵入しやすく腐りやすい

☑木が湿気や経年劣化で痩せてくる

☑腐ると釘が効かなくなり、釘が浮く・抜ける

☑強風で棟板金が飛散する大事故につながる

実際、お客様宅も木の腐食が進み、棟板金を固定する釘が数カ所浮いてしまっていました。

飛散して近隣の住宅や通行人に当たれば、大きな事故につながるため早期の交換が必須です((+_+))

■既存の貫板を丁寧に撤去します

まずは棟板金を取り外し、内部の貫板を撤去していきます！

屋根材を傷つけないよう、工具を使い慎重に、やさしく取り外して進めていきます。
古い木製貫板は部分的に腐っており、触るとボロボロと崩れる場所もありました。

ここまで劣化が進むと、どれだけ釘を打っても固定力は戻らないため、
交換がベストな判断です👍

■耐久性抜群の「樹脂貫板」を設置します

古い木製貫板を撤去したあとは、
新しい 樹脂製の貫板（樹脂貫） を設置します♪

🌸樹脂製貫板のメリット🌸

• 腐らない（雨水を吸わない）

• 変形しにくい

• 釘・ビスの効きが長期間安定

• 耐久性が高く、メンテナンス頻度が少なくて済む

• シロアリ被害の心配がない

今では屋根リフォームの主流は樹脂貫になっており、長く安心して暮らしていただける理想的な素材です。

お客様にも、
「木よりもずっと持ちがいいんですね！交換して良かったです」
と安心していただけました☺♡

■棟板金を復旧し、防水対策もバッチリに仕上げます

樹脂貫の設置が完了したら、棟板金を元の位置に戻していきます。

固定には 釘ではなくビス（ねじ） を使用します。
ビスは釘よりも抜けにくく、強風時の固定力が段違いに高いため、屋根リフォームでは必須の仕様です。

●防水処理も丁寧に仕上げ✨✨

• 棟板金の継ぎ目をコーキング処理
  → 雨水の侵入をしっかりブロック

• ビス頭にもコーキングで止水処理
  → ビス穴から水が入らないよう二重でガード

見えない部分だからこそ、街の屋根やさん川口店では
このような細かい防水処理も徹底しています☺

まとめ

■貫板交換工事は１日で完了！

今回の作業は １日で完了しました！
家に長くいる必要もなく、騒音も大きなものではないためご安心いただける工事です。

●貫板が劣化すると棟板金飛散のリスクが高まります

棟板金は屋根の中で最も風を受ける場所。
もし飛んでしまうと──
・近隣のお家の窓や外壁を破損
・駐車中の車にぶつかる
・歩行者に当たってしまう危険性

とても重大な事故につながる可能性があります。

だからこそ、
「棟板金が浮いている気がする」
「釘が緩んでいるように見える」

そんな小さな違和感を見逃さず、早めの点検が大切です。

街の屋根やさん川口店では、ただ修理をするだけでなく「お住まいを守る工事」を大切にしています。

私たちが自信を持っておすすめできる理由は、国家資格を持つ職人が直接施工を担当していること。
経験豊富な職人が責任を持って、一つひとつの現場に向き合っています。

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🏅 街の屋根やさん川口店の有資格者一覧

・二級建築施工管理技士
・玉掛け技能
・石綿作業主任者
・高所作業車
・職長・安全衛生責任者教育修了

・ケイミュー　外壁材施工士
・ニチハ　外壁材工事店
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資格を持つ職人が全工程を責任を持って対応いたします。
確かな技術と誠実な対応で、安心・安全な施工をお約束します。

屋根や外壁のことで気になることがありましたら、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。
点検・お見積りはすべて無料で承っております。
お住まいの状態をしっかり確認し、最適なご提案をいたします。