室内の窓木枠にはハッキリと雨染みが残っていました。
しかし、室内に雨が出てきた場所＝雨漏りの入り口 とは限りません。

外壁・軒天・通気口など、全く別の場所から入り込んだ雨が、
建物内部を伝って“たまたま窓まわりに出てきただけ”というケースは非常に多いです。

だからこそ必要なのが 「散水調査」 です。

現地調査のあと、原因を正確に突き止めるために散水調査を行います。

散水調査には、こんなメリットがあります👇

• 正しい原因にピンポイントでアプローチできる

• 思い込みによる誤った補修を防げる

• 無駄な工事をしないので再施工のリスクがない

• 結果的に 余計な費用がかからないのでオトク！

雨漏りは「ここが怪しい！」と勘だけで補修しても止まらないことが多く、
原因の取り違えはとても多いトラブルです。

霞美装では雨漏り専門団体「雨漏り119」の理論に基づき、
外壁や屋根を細かいセグメントに分けて順番に散水します。

・どこに水をかけたら室内に反応が出たか
・どの段階で漏れ始めたか
・サッシ・外壁・軒天・通気口のどこに問題があるか

これらを丁寧に確認することで、
最短ルートで正しい原因を特定できます。

最終的に、室内に雨が出てきた原因は
外壁の通気口まわりのシーリングが完全に切れていたこと でした。

通気口は「雨が入りやすいのに見落とされやすい場所」のひとつ。
シーリングは経年で必ず劣化するため、定期的なメンテナンスが必要な重要ポイント です。